XM FX-カタルーニャ州議会選挙結果でユーロ下落、米PCEコアデフレーター待ち

XM FX-カタルーニャ州議会選挙結果でユーロ下落、米PCEコアデフレーター待ち

 

外国為替市場: 米ドルが対主要通貨で若干上昇し、今週前半に記録した2週間ぶり安値を更に上回って推移しました。しかしながら、本日の回復にも関わらず、今週の米ドルは下落して週を終える模様です。

昨日のスペインのカタルーニャ州議会選挙では、独立派が勝利したことにより、ユーロが急落しました。その後、ユーロは十分に回復したものの、依然として安値で推移しています。

株式市場: 日経平均株価の終値が0.2%上昇し、TOPIX終値は0.35%上昇しました。TOPIXの終値は数十年ぶり最高値を更新しました。GMT0726のユーロストックス50は0.45%低下しました。ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数は、全て緩やかな上昇となりました。

コモディティ: WTI原油先物は0.4%下落した1バレル58.14ドルまで、ブレント原油先物は0.3%下落した1バレル64.72ドルまで値下がりしました。ゴールド価格に大きな動きはなく、1オンス1267.45ドルで取引されました。昨日のゴールド価格は、1269ドル台目前まで迫り、2週間ぶり高値となりました。

 

主要な動き: カタルーニャ州議会選挙結果でユーロ下落するもその後回復、鉄鉱石価格上昇で豪ドル高

クリスマス休暇を控えて取引量が低下する中、対6主要通貨での米ドルの強さを示す米ドルインデックスは、0.1%上昇した93.37で推移しました。今週水曜日には、2週間ぶり低水準93.16まで低下しました。

昨日、米上下両院は来年1月19日までの新たなつなぎ予算を可決し、政府閉鎖は回避されました。

ドル/円には大きな値動きが見られず、昨日に記録した10日ぶり高値を僅かに下回る113.37円で取引されていました。今週の米長期国債利回り上昇により、米ドル買いが優勢となっています。昨日、米10年債利回りは9か月ぶり高水準2.50%まで上昇しました。

昨日、日銀は二日間の工程で開催された金融政策決定会合を終了し、金融引き締めを急ぐ姿勢を示しませんでした。ポンド/ドルも大きな値動きがなく、1.3377ドルで取引されました。

カタルーニャ州議会選挙での独立派の過半数獲得はユーロを押し下げ、ユーロ/ドルは1.1815ドルまで値を切り下げました。その後、ユーロは回復したものの、対米ドルで0.2%下落した1.1854ドルで取引されていました。

しかしながら、ユーロは今週前半に独国債利回り上昇を背景に大きく上昇したことにより、今週は上昇して週を終える模様です。

ドル/カナダドルは0.7%下落し、2週間以上ぶりの安値1.2696カナダドルまで値下がりした後、本日には1.2738ドル付近での小幅な値動きとなりました。

過去数週間での原油価格上昇に加え、予想外に好調な消費者物価指数と小売売上高の結果により、カナダドルは上昇しました。

豪ドル/ドルは0.1%上昇し、本日前半に記録した1か月半ぶり高値を若干下回る0.7711ドルで取引されていました。豪ドル上昇の背景には、鉄鉱石価格上昇があります。NZドル/ドルは、数週間ぶり高値付近の0.7015ドルでの小幅な値動きとなりました。

本日これからの市場: カタルーニャでの今後の動きと、米PCEコアデフレーターに注目

本日は複数の重要な経済指標発表が控えているものの、クリスマス休暇前により、英市場は一部休場となっていることから、比較的静かな市場になる模様です。

GMT0930には、第3四半期GDP・確報値が発表されます。市場予想は、前回結果と同じ前年比1.5%増と前期比0.4%増となっています。市場は第4四半期GDP結果により関心があるため、第3四半期GDP・確報値への反応は限定的となる模様です。

GMT1330には、カナダ10月GDPが発表されます。低調な結果となった場合、カナダドルに荒い値動きが見られる可能性があります。

GMT1330には、FRBがインフレ測定の指標として重視するPCEコアデフレーターが発表されます。米11月PCEコアデフレーターは0.1%上昇した前年比1.5%増になる模様です。

しかしながら、弱い物価上昇圧力にも関わらず、FRBが追加利上げを既に示唆していることから、今回の指標結果への米ドルの反応は限定的となる模様です。米税制改革法案の法制化はほぼ完了し、市場は米経済に自信を深めている模様です。

本日には、米11月個人消費支出、米11月個人消費、米11月耐久財受注、米11月新築住宅販売件数、及び米12月ミシガン大消費者信頼感指数が発表されます。

ユーロ圏に関しては、昨日の州議会選挙で独立派の過半数獲得でスペイン政府に懸念材料をもたらしたカタルーニャに関心が集まるでしょう。

スペインのラホイ首相が、今年10月の住民投票の結果にも関わらず、カタルーニャ自治権を停止し、独利宣言を阻止したことは記憶に新しいところです。独立派が議会を新たに組み立てるのに十分な議席数を獲得し、新連立政権を組む可能性があります。

 

テクニカル分析: EURGBP 引き続きレンジ相場を維持

EURGBPは、6か月ぶり安値0.8688ポンドまで下落後、0.88ポンド台まで回復しました。RSIは50の中間線付近を横ばいで推移し、短期移動平均線は平坦化していることから、短期的レンジ相場を示しています。

下落した場合には、最初のサポートラインとなるのは、0.9305ポンドから0.8688ポンドまでのフィボナッチリトレースメント下降トレンドの23.6%上にある0.8833ポンドになるでしょう。更にその下には、50EMAの0.8800ポンドと、フィボナッチリトレースメントの底値0.8688ポンドが控えています。

上昇した場合には、フィボナッチリトレースメントの38.2%上にある0.8922ポンドがレジスタンスラインになるでしょう。更に上昇した場合には、過去に何度も試す展開となり、フィボナッチリトレースメントの50%上にある0.8947ポンドが控えています。

 

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