XM FX-円高継続、英製造業生産発表

XM FX-円高継続、英製造業生産発表

外国為替市場: 3日連続で上昇した米ドルインデックスは、本日には若干下落しました。

株式市場: アジア株式市場には強弱混合の動きが見られました。日経平均株価は今週前半に記録した26年ぶり高値から下落し、約0.2%以上の下落記録したものの、依然として数十年ぶり高値付近で推移しています。トピックスは0.15%上昇しました。

香港市場は0.4%上昇しました。ユーロストックス50は、本日は若干下落してスタートする模様です。昨日のダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数は全て最高値を更新したものの、現在は若干下落しています。

コモディティ: 昨夜のエネルギー価格は一段高となり、WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.8%と0.5%上昇し、2014年ぶり高値を更新しました。米石油協会が発表した原油在庫の当初の予想よりも速いペースでの減少が示されたことが、原油価格を押し上げました。

原油在庫は390万バレルの減少予想に対して、1120万バレルの減少となり、市場予想を大きく上回る結果となりました。通常、米石油協会が発表する原油在庫は、本日に発表される米エネルギー省の原油在庫の先行指標として見なされています。本日のゴールド価格は下落したものの、下げ幅は限定的でした。

 

主要な動き: 円売りポジション解消で円高継続、イタリアのニュースへのユーロの反応はなし

本日のアジアセッションでは、円が回復しました。ドル/円は0.7%以上下落し、直近では主要なサポートゾーン111.70円に近い111.90円付近で取引されていました。

円急騰の背景には明確なファンダメンタルズ要因は見られませんでしたが、昨日の日銀による買い入れオペ減額のニュースを受けて、日銀による超緩和政策縮小の憶測が高まったことが可能性として考慮されます。

しかしながら、昨日にも明記したように、日銀による買い入れオペ減額が必ずしもテーパリングを示唆しているとは限りません。

日銀が長期国債利回りを0%付近で維持する為に、今までの通り国債買い入れが必要ではなくなったことを単に示しています。インフレが目標まで依然として程遠い状況下において、日銀は超緩和政策を当面の間は継続する模様です。

しかしながら、テーパリングの憶測が投機的な円売りポジション決済に繋がり、円高に振れたようです。米商品先物取引委員会のレポートによると、円売りが非常に高い水準となっています。

欧州に関しては、イタリアの新興政党「五つ星運動」は、EUが財政規則の一部再交渉に応じない場合、ユーロを離脱するとしていた姿勢を維持しないという昨日のニュースは、ユーロ/ドルの値動きには影響しませんでした。

3月に控えたイタリア総選挙前に政治的不透明感が緩和し、ユーロにとってポジティブな要因になるでしょう。

コモディティ通貨に関しては、NZドル/ドルが0.2%上昇し、豪ドル/ドルも若干上昇しました。ドル/カナダドルは、原油価格上昇にも関わらず、大きな動きは見られませんでした。

本日これからの市場:  英製造業生産、及びスウェーデン中銀議事録発表予定

GMT0830にはスウェーデン中央銀行が政策会合の議事録を発表する為、クローナペアの値動きに注目が集まる可能性があります。

GMT0930に発表される英11月製造業生産は、欧州セッションでも最も注目される経済指標になるでしょう。英11月製造業生産は前月比で6か月連続の上昇が予想されており、過去数十年で最長の上昇継続となることから、英経済全体の減速が予想されている状況下にも関わらず、英製造業の力強い伸びへの期待に繋がる可能性があります。

英11月製造業生産の結果が英経済減速の予想に打ち勝つかが注目され、外国為替市場参加者は結果次第でポジション調整に動くでしょう。英11月製造業生産と同時刻に発表される英11月鉱工業生産、及び英11月貿易収支も注視されるでしょう。

GMT1330にはカナダ11月建設許可件数、及び米12月輸入物価指数が発表されます。GMT1500には、米卸売売上高が発表されます。

金融政策担当者の発言に関しては、GMT1400にシカゴ連銀のエヴァンス総裁が、GMT1410とGMT1515にはダラス連銀のカプラン総裁が討論会に出席予定です。

更に、GMT1830には、セントルイス連銀のブラード総裁が米経済と金融政策に関する発表を行う予定です。3人のFOMCメンバーは、2018年には投票権を持っていません。GMT1500には、イングランド銀行のブロードベント副総裁がBBCラジオでの質疑応答に参加予定です。

GMT1530には、米エネルギー省が先週の米原油とガソリンの在庫を発表します。原油在庫は先週発表された740万バレルの減少に対して、今回は390万バレルの減少が予想されています。

XMテクニカル分析:  WTI原油先物20155月以来最高値、RSIでは買われ過ぎ

昨日に2.5%上昇したWTI原油先物は、本日には2015年5月以来の最高値63.50ドルまで値を切り上げました。テクニカル指標は短期的上昇相場を示してます。転換線と基準線は上昇し、過去数週間のRSIは上昇を継続しています。

しかしながら、RSIは買われ過ぎ水準の70を超えており、短期的に下落の可能性は依然として残されています。

本日米エネルギー省が発表する原油在庫が予想よりも減少した場合、現在の所レジスタンスとして機能している2年半ぶり高値63.59ドルまで上昇する可能性があります。63.59ドルを突き抜けた場合、心理的レジスタンスとなる64ドルから65ドルが視野に入るでしょう。

反対に、原油在庫が予想よりも少ない減少となった場合、原油価格が下落する可能性があります。その場合、転換線付近の61.47ドル付近がサポートラインとなるでしょう。

 

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