XMFX-FOMCの楽観的見解の米ドルへの影響は限定的、主要国の製造業PMI発表

XMFX-FOMCの楽観的見解の米ドルへの影響は限定的、主要国の製造業PMI発表

外国為替市場: FOMC政策会合時に発表された米経済見通しへの若干タカ派的見解を受けて、米ドルインデックスは最近の下げ幅を回復し、本日には0.2%上昇しました。

株式市場: 日株式市場は大幅に上昇し、日経平均株価とトピックスはそれぞれ1.7%と1.8%上昇しました。香港株式市場は0.4%下落しました。ユーロストックス50の先物指数は0.6%上昇しています。

昨日のS&P総合500種、ダウ工業株30種、及びナスダック指数は最高値を更新して引けたものの、上昇幅は大きくありませんでした。最も大幅な上昇を記録したのはダウ工業株30種で、0.3%以下の上昇でした。米株式市場が大きく動かなかった背景には、米国債利回り上昇があります。昨夜の米10年債利回りは2014年4月以来の最高水準2.75%まで上昇しました。

コモディティ米ドルの緩やかな回復がゴールド価格の重しとなり、ゴールド価格は約0.4%下落した1オンス1340ドル付近で推移していました。原油市場に大きな動きはなく、WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.1%以下の上昇となりました。

昨日に米エネルギー省が発表した米原油在庫に増加が見られたにも関わらず、昨日の原油価格が若干上昇したことは興味深いです。

 

FX主要な動き: FOMCインフレ見通し上方修正、3月利上げに近づく

市場で広く予想されていたように、昨日のFOMC政策会合では、全員一致での政策金利の据え置きが決定されました。声明文ではインフレ見通しが上方修正され、前回よりも楽観的な内容となりました。

前回のインフレ見通しが2%を割り込む水準であったことに対して、今回は年内のインフレ上昇と約2%付近での安定が予想されました。FOMCメンバーは、雇用、家計支出、及びビジネス投資の堅調な伸びに言及し、米経済全体への楽観的見解を示しました。

FOMCの結果を受けて、米ドルは急騰しました。しかしながら、その数時間後には、上昇幅の全てを解消しました。アジアセッションでは若干上昇して推移しています。米ドルの方向性が定まらなかった背景には、米経済の堅調性により、市場はよりタカ派的見解をFOMCから予想していたことがあります。

市場は3月利上げを織り込みつつあり、年内にはあと2回の追加利上げが予想されています。

FX本日これからの市場: 主要経済国からのPMI発表、米週次新規失業者保険件数発表

GMT0900には、ユーロ圏1月マークイット製造業PMI・確定値が発表されます。前月結果の60.6から59.6への下落が予想されていますが、拡張と縮小の境目である50を十分に超えています。

GMT0855とGMT0850には、ユーロ圏の二台経済大国であるドイツとフランスの1月製造業PMIが発表されます。

GMT0930には、英1月製造業PMIが発表されます。前月結果より若干上昇し、50越えの十分な維持が予想されています。ユーロ圏製造業PMIでは速報値も発表されますが、英製造業PMIは確報値のみの発表となっています。そのため、英製造業PMIが予想外の結果となった場合の市場への影響はより大きくなるでしょう。

米国からは、GMT1330に米週次新規失業者保険件数が、GMT1500に米1月ISM製造業景況指数が発表されます。米週次新規失業者保険件数には増加が見られる予想です。しかしながら、大幅な上昇幅はなく、30万件を依然として下回っており、堅調な労働市場を反映しています。米1月ISM製造業景況指数は前月結果からの下落が予想されていますが、58.8となる見込みで、依然として拡張範囲を維持しています。

その他に注目される経済指標は、GMT1330に発表される第4四半期単位労働コスト、及び労働部門生産性になります。GMT1445の米1月製造業PMI、GMT1500の米12月建設支出、及びGMT2030の米1月自動車販売総数も注目されます。

GMT1115には、プラートECB理事の講演が予想されています。

株式市場に関しては、本日の四半期決算を発表する米企業には、アリババ、アマゾン、アップル、及びグーグルの持ち株会社のアルファベットも含まれます。

 

XMテクニカル分析: RSIの上昇停止で、GBPUSDの強き相場に陰り

GBPUSDは1月25日に記録した1年半ぶり高値1.4344ドルを150ピップ下回る水準で推移しています。転換線が基準線を上回り、RSIは50を超えた強気相場で推移しており、短期的強気相場の見通しを支持しています。先週のRSIは買われ過ぎ水準の70を大きく上回った後、上昇に歯止めがかかりました。これは、短期的な転換を示している可能性があります。

欧州セッションで発表される英製造業PMIが強い結果となり、USセッションで発表される米製造業PMIが脆弱な結果となった場合、GBPUSDは上昇するでしょう。心理的節目となる1.42ドル台付近が直近のレジスタンスポイントとなる可能性があります。一段と上昇した場合、先週記録した1年半ぶり高値1.4344ドルが視野に入るでしょう。

反対に、英製造業PMIが脆弱な結果で、米製造業PMIが強い結果となった場合、GBPUSDは下落するでしょう。この場合、転換線上の1.41ドルが心理的節目、且つサポートラインとなるでしょう。

 

 

 

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