XMFX-世界的株価下落継続、豪中銀中立的見解維持

XMFX-世界的株価下落継続、豪中銀中立的見解維持

 

外国為替市場:昨日に若干上昇した米ドルインデックスは、本日には実質的な変化は見られませんでした。市場の関心は株式市場に向けられている為、少なくとも現在の所、米ドル安に歯止めがかかったようです。

株式市場: 昨日、米株式市場は過去最大規模の下げ幅を記録しました。ダウ工業株30種は4.6%も下落し、続いてS&P総合500種が2011年以来最大の一日での下げ幅となる4.1%の下落を記録しました。

ナスダック指数の終値は3.9%下落しました。先物取引から判断すると、ダウ工業株30種とS&P総合500種は本日は下落して、ナスダック指数は若干上昇してスタートする模様です。リスク回避の動きはアジアセッションでも継続しました。

日経平均株価とトピックスはそれぞれ4.7%と4.3%下落しました。香港株式市場は4.4%下落しました。ユーロストックス50は現在3.1%下落して推移しており、欧州株式市場も下落してのスタートが予想されます。

コモディティ 株価急落は、エネルギー市場にも影響しました。リスク回避の動きが原油需要の重しとなり、本日のWTI原油先物とブレント原油先物は共に0.9%下落しました。

本日上昇した数少ないコモディティ価格は、リスク逃避先資産のゴールドでした。ゴールド価格は0.2%上昇し、直近では1オンス1343ドル付近で取引されていました。リスク回避の動きが継続する場合、ゴールド価格が一段と上昇する可能性があります。直近のレジスタンスポイントは1350ドル付近になりますが、1350ドル越えを達成すると、最近の高値1366ドルが視野に入るでしょう。

 

FX主要な動き: リスク回避の動きの中株価下落、豪中銀中立的見解維持

昨日の米株価急落をきっかけに、世界中に株価下落が広がりました。米国債利回り上昇により、国債が株式よりも魅力的な資産となったにも関わらず、リスク回避の動きと下落への懸念が株価下落の引き金となったことを興味深いことです。過去数日間、国債利回りは上昇し、株価は下落していました。昨日には、株式市場と国債利回りが同時に下落しました。これは、投資家が株式市場を懸念し、より安全な資産を求めていることを示しており、リスク回避の典型的な反応です。

今回の米株式市場の急落は、トレンドの反転ではなく、最近急騰していた株式市場の調整の動きの可能性があります。特に投資家の中には利益確定の機会を逃さない投資家もいることを考慮すると、最近の株価急騰に調整が起こっても不思議ではありません。大きな調整が長い間起こらなかったことも、大幅な株価下落に繋がったようです。

市場の主要な関心は、株価がどれくらいで下げ止まるかということでしょう。全体的に国債利回りは上昇傾向にあり、株価が下落していることから、資金が国債からも株式市場からも流出していることは注記すべきことでしょう。したがって、一部の投資家はキャッシュにシフトしつつあり、より好ましい段階で再び市場に戻って来る可能性があります。

昨日、市場で広く予想されていたように、オーストラリア準備銀行が政策金利の据え置きを決定し、政策への比較的な中立的なトーンを維持しました。オーストラリア準備銀行は、賃金の伸びのペースが非常に遅い為、高い水準の家計債務に引き続き懸念を示しました。

豪ドルに関しては、豪ドル高は豪経済成長とインフレの重しになると再度言及しただけにとどまり、特別な懸念は示されませんでした。全体的に、声明文には変化は見られませんでした。年内利上げは、経済指標、特に賃金関連指標の結果次第との見解が示されました。豪ドルは、政策発表前に発表された豪経済指標の低調な結果で既に下落していた為、政策発表による豪ドルへの影響は限定的でした。

昨日のドイツでは、連立政権交渉が合意目前との報道がありました。本日には交渉が終了する見通しで、連立政権が樹立すると欧州政治の取り巻く不透明感が緩和されるでしょう。

本日これからのFX市場: 世界乳製品取引価格指数、NZ雇用統計、米及びカナダ貿易収支、米JOLTS求職に注目

ニュージーランドは主要な乳製品輸出国であるため、本日、NZドルトレーダーはGMT1400頃に発表されるNZ世界乳製品取引価格指数に注目するでしょう。

GMT2145には、NZ第4四半期失業率、及びNZ第4四半期就業者数が発表されます。NZ第4四半期失業率は、2008年第4四半期以来の低水準4.6%となる見込みです。NZ第4四半期就業者数は前回結果の前期比2.2%増に対して、前期比0.2%増が予想されており、鈍化する見通しです。労働コスト指数も注目されるでしょう。

GMT1330には、米12月貿易収支、及びカナダ12月貿易収支が発表されます。GMT1500に発表される米12月JOLTS求職、及びカナダ1月IveyPMIも注目されるでしょう。

GMT1350には、セントルイス連銀のブラード総裁が、米経済と金融政策についての講演を行う予定です。

GMT2135には、米石油協会が原油在庫を発表致します。

株式市場に関しては、株価急落の中、米企業決算発表が継続します。

 

XMテクニカル分析: NZDUSD3週ぶり安値、ストキャスティックスは超短期的に強気相場を示す

NZDUSDは、本日前半に記録した3週間ぶり安値0.7256ドルを約50ピップ上回って推移しています。 4時間足の転換線と基準線はネガティブに推移し、短期的な弱気相場を示しています。しかしながら、転換線と基準線が平坦化していることから、下落の勢いが止まっていることを示している可能性があります。更に、ストキャスティックスでは、%Kが%Dを突き抜けていることから、超短期的に強気相場の可能性もあります。

本日後半に発表されるNZ雇用統計が好調な結果となった場合、NZドル買いが進み、NZDUSDが上昇するでしょう。この場合のレジスタンスポイントは、100日平均線上付近の0.7322ドルになるでしょう。0.7322ドルからさほど遠くない水準には、50日MA,基準線、そして一目均衡表の雲があります。

反対に、NZ雇用統計が脆弱な結果となった場合、転換線付近がサポートラインになるでしょう。一段と下落した場合には、本日前半に記録した安値0.7256ドルが控えています。

雇用統計の前に発表されるNZ世界乳製品取引価格指数も、NZDUSDの値動きに影響する可能性があります。

 

 

 

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