XMFX-FOMC議事録控え米ドルの回復継続、ユーロ圏PMIと英雇用統計に注目

XMFX-FOMC議事録控え米ドルの回復継続、ユーロ圏PMIと英雇用統計に注目

 

外国為替市場: FOMC議事録発表を控え、本日の米ドルインデックスは昨日の大幅な上昇から一段と上昇し、約2%上昇しました。

株式市場: 昨日の米株式市場は下落して引けました。最も下落したのはダウ工業株30種で、終値は1.0%下落しました。

S&P総合500種の終値は0.6%、ナスダック指数の終値は0.1%未満の下落でした。恐怖指数(VIX)も上昇し、最近の株式市場での荒い動きは依然として継続する可能性を示しています。

日株式市場は強弱混合でした。日経平均株価の終値は0.2%上昇したものの、トピックスの終値は僅かに下落しました。

香港株式市場は1.8%上昇しました。中国株式市場は旧正月休暇により閉鎖中です。

欧州市場に関しては、ユーロストック50と主要な株式指数が低下して推移していることから、本日の欧州市場は下落してのオープンが予測されます。

コモディティ: 本日の原油価格は下落しました。WTI原油先物とブレント原油先物は、それぞれ1.1%と0.7%下落しました。原油市場に関する主要なニュースがなかったことにより、原油価格下落の要因は米ドルの回復が考えられます。

原油は米ドルで取引される為、米ドルが上昇すると、米ドル以外の通貨を使用しているトレーダーにとって、原油を取り引きする魅力は低くなります。本日、米石油協会が発表する米原油在庫は原油相場に影響するでしょう。

ゴールド価格は0.3%低下し、直近では1327ドル付近で推移していました。

FX主要な動き: FOMC議事録発表を控え米ドルの回復継続、EU離脱交渉に関する報道でポンド高

昨日、米2年債利回りが2008年以来の最高水準2.26%まで上奏したことにより、米ドルの回復が継続しました。

国債利回り上昇以外に米ドルを上昇させる要因となったのは、FOMC議事録発表を控え、米ドルの売りポジションが解消されたことがあります。今後の米ドルの値動きを見極める為、FOMC議事録は注視されるでしょう。

前回の政策会合後の発表された声明文では、文言に僅かな変化が見られたにすぎませんでした。しかしながら、インフレ見通しにより自信が示されたことにより、文言の僅かな変化はタカ派的と捉えられました。

議事録が声明文と同様に楽観的な見解を示し、最近の税制改革の議会通過により、

速いペースでの利上げの可能性が示された場合、米ドル回復の流れは継続するでしょう。

昨日、欧州議会がEU離脱後も英国が同一の関税を維持する法の制定準備に着手している可能性が報道されたことにより、ポンドが上昇しました。

EU側が英国が離脱後もEU規制に順守しない場合は、現在の関税は維持できないと繰り返し述べていた為、報道内容は市場を驚かせました。数日内に報道内容がEU側により確認された場合、EU離脱交渉に新展開が見られることになります。外国為替市場の観点からは、英国が貿易交渉で優位な条件を確保できることにより、ポンド急騰に繋がる可能性が高くなります。

その他のニュースでは、日本の浅川財務官が最近の円高が一方向に偏った動きであると発言したことにより、円が複数の主要通貨に対して下落しました。

本日発表された豪第4四半期賃金物価指数は前年比2.1%増となり、市場予想を上回りました。賃金が緩やかなながらも、確実に上昇スピードを上げていることから、オーストラリア準備銀行にとってポジティブな結果となりました。

本指標結果を受けて、豪ドル/ドルは一時値を切り上げたものの、数時間後には値を下げ、0.5%下落しました。豪ドルが上昇を維持できなかった要因として考えられるのは、同時に発表された豪第4四半期建設完了件数が市場予想を大幅に下回ったことにより、豪経済失速の観測が浮上したことでしょう。

本日これからのFX市場: ユーロ圏PMI、英失業率、英平均賃金、米中古住宅販売件数、FOMC議事録発表

GMT0900には、ユーロ圏2月製造業PMI、ユーロ圏2月サービス業PMI、及びユーロ圏2月マーケット総合PMIが発表されます。3つの経済指標は全て前月結果からの鈍化が予想されています。しかしながら、拡張範囲の50を十分に超えており、ユーロ圏経済成長の見通しを依然として示しています。3つの経済指標はユーロの値動きに影響する模様です。

GMT0930には、英12月失業率、及び英12月平均所得が発表され、ポンドの値動きが注目されるでしょう。

英12月失業率は、前回結果と同じ4年ぶり低水準4.3%となる模様です。英12月平均所得が強い結果となった場合、早期利上げ観測が浮上する為、同指標には特に注目が集まるでしょう。3か月の平均所得では、ボーナスを除いた場合でも、ボーナスを含めた場合でも、前回結果と同様の結果が予想されています。

GMT1500に発表される米1月中古住宅販売件数は注視されるでしょう。前期比3.6%減となった前回結果に対して、今回は前期比0.9%増となる模様です。前回の低調な結果の要因は、住宅需要の低下ではなく、住宅供給低下が住宅価格高騰に繋がり、住宅購入が控えられたことが要因となった模様です。

米1月中古住宅販売件数の発表前であるGMT1445には、米2月マークイット製造業PMIが発表され、市場の注目を集めるでしょう。

しかしながら、米ドルを最も動かす可能性があるのは、GMT1900に発表されるFOMC議事録でしょう。議事録がタカ派的内容となった場合、米ドルの短期的な上昇の勢いが維持されるでしょう。

本日には、複数の政策担当者による発言が控えています。GMT1030には、スウェーデン中央銀行のジャンソン副総裁が経済、及び金融政策について発言します。

GMT1415には、2018年度にFOMCでの投票権を持たないフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が、米経済見通しについて講演を行います。GMT1415には、イングランド銀行のカーニー総裁、ブロートベント副総裁、ホールデン理事、テンレイロ委員が、イングランド銀行が公表した2月インフレレポートに関する質疑応答に参加致します。

GMT2130には米石油協会による米原油在庫が発表され、オイルトレーダーの注目を集めるでしょう。

政治に関しては、本日にはメイ英首相とオランダのルッテ首相の会談が予定されており、英国のEU離脱について言及される可能性により、市場は注目するでしょう。

株式市場に関しては、米四半期決算報告が引き続き注視されるでしょう。

 

XMテクニカル分析: GBPUSDは短期的保ち合い相場の見通し

GBPUSD は横ばい推移し、短期て保ち合い相場を示しています。RSIが中間線の50付近で推移していることも、保ち合い相場の見通しを示しています。

本日発表される英失業率と平均賃金が予想よりも好調な結果となった場合、GBPUSDは上昇するでしょう。

100日平均線上の1.4008ドルがレジスタンスとして機能する可能性があります。一段と上昇した場合、心理的節目となる1.41ドルが視野に入るでしょう。

反対に、英失業率と平均賃金が予想を下回る結果となった場合、GBPUSDは下落するでしょう。現在の所、50日MA上の1.3952ドル付近がサポートポイントになるでしょう。一段と下落した場合、最近何度か記録した1.39ドルが視野に入るでしょう。

本日後半に発表されるFOMC議事録もGBPUSDの値動きに影響する可能性があることも留意すべきでしょう。

 

 

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