XMFX-米ドル若干下落、パウエル新FRB議長の議会証言に注目

XMFX-米ドル若干下落、パウエル新FRB議長の議会証言に注目

 

外国為替市場:市場の関心がパウエル新FRB議長の議会証言に向けられている為、米ドルインデックスは約0.15%下落しました。

株式市場: 日経平均株価とトピックスの終値はそれぞれ1.1%と0.9%上昇し、3週ぶり高値を更新しました。しかしながら、香港株式市場は0.8%下落しました。

GMT0810では、欧州の主要な株式インデックスは上昇して推移していました。しかしながら、上昇幅は限定的でした。

昨日、米株式市場は急伸しました。ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数は1%以上上昇しました。

コモディティ 本日に米石油協会による原油在庫発表を控え、WTI原油先物は0.25%下落した63.77ドルまで、ブレント原油先物は0.2%下落した67.39ドルまで値下がりしました。

ゴールド価格は1オンス1334ドルで取引され、大きな動きは見られませんでした。

 

FX主要な動き: パウエル新FRB議長の議会証言控え米ドル下落、貿易赤字でNZドル下落

米ドルの下落にも関わらず、米ドルインデックスは2月中旬頃に記録した3年ぶり低水準88.25から十分な距離を置いて推移しています。

パウエル新FRB議長による議会証言内容が、米ドルの短期的な方向性の決定に影響するでしょう。現在の所、FRBの最新のドットプランで予想された0.25%の3回の利上げを市場は折り込んでいます。

新FRB議長の証言内容が利上げ観測を変更させるかに市場は注視するでしょう。

昨日、クオールズFRB副議長は、米経済成長が長期間継続する場合、利上げ実施は正当化されるものの、米経済活動に不利益をもたらすペースであってはならないとの見解を示しました。

FRBがインフレを判断する際に重視するコアPCEデフレーターが今週木曜日に発表され、市場の注目を集めるでしょう。水曜日には、米第4四半期GDP・改定値が発表されます。

ドル/円は0.1%上昇した107.00円まで値を切り上げました。ドル/円は2月16日には、15か月ぶり安値105.55円まで急落しました。ユーロ圏経済指標発表、及び日曜日のイタリア総選挙を控え、ユーロ/ドルは0.2%上昇した1.2340ドルまで値を上げました。

更に、日曜日にはドイツ社会民主党がメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟との連立を樹立するかが明らかになります。

今週金曜日には、メイ英首相によるEU離脱後の英国とEUの関係についての方針の公表が控えており、英国のEU離脱交渉への関心が高まっています。ポンド/ドルは0.15%上昇した1.3984ドルまで値を上げました。

本日発表されたNZ1月貿易収支が、10年以上ぶりの大幅な貿易赤字となったことにより、NZドルが下落しました。NZドル/ドルは0.2%下落した0.7289ドルまで値を下げました。豪ドル/ドルも下落したものの、0.1%下落した0.7848ドルへの値下がりのとどまりました。

本日これからのFX市場: パウエル新FRB議長の議会証言、ユーロ圏経済信頼感指数、ユーロ圏消費者信頼感指数、独消費者物価指数、米耐久財受注、及び米消費者信頼感指数に注目

本日には市場を動かす要因となる主要な経済指標発表が多数控えていますが、やはりパウエル新FRB議長の議会証言が最も市場に影響を与えるイベントになるでしょう。

GMT1000に発表されるユーロ圏2月経済信頼感指数、及びユーロ圏2月消費者信頼感指数は注視されるでしょう。最近発表された独ZEW景気期待指数、独Ifo景況感指数、及びユーロ圏PMI指数に鈍化が見られたように、ユーロ圏経済信頼感指数、及びユーロ圏消費者信頼感指数も前回結果からの減少が予想されています。

GMT1300には、独2月消費者物価指数が発表されます。明日にはユーロ圏消費者物価指数も発表されます。3月8日のECB会合前に発表される消費者物価指数の為、市場は注視するでしょう。

米国からは、GMT1330に米1月耐久財受注が発表され、前月からの減少が予想されています。GMT1400には、米12月ケースシラー住宅価格指数が発表されます。GMT1500には、米2月消費者信頼感指数も発表され、昨年11月に記録した18年ぶり高水準128.6に近い126.6までの上昇が予想されています。

GMT1500に予定されているパウエル新FRB議長の議会証言が最も市場の注目を集めるでしょう。パウエル新FRB議長の議会証言は、株式市場の荒い値動きが継続している不安定な時期に実施されます。

新FRB議長は市場を不安定にさせる発言の回避を常に努める為、パウエル新FRB議長も同様の方針を取る模様です。今週木曜日には、パウエル新FRB議長は上院銀行委員会の公聴会に臨みます。

GMT2130には、米石油協会による原油在庫が発表され、市場の注目を集めるでしょう。

株式市場に関しては、米企業決算報告が継続します。しかしながら、市場の関心はパウエル新FRB議長の議会証言に集まるでしょう。

英国のEU離脱問題も市場の関心を集めるでしょう。今週後半には、メイ英首相がEU離脱後の英国とEUの関係についての方針を示す予定です。その他のニュースでは、NAFTA交渉が最終となる7回目の交渉が始まり、市場が注視するでしょう。

 

XMテクニカル分析: ゴールド短期的保ち合い相場、ストキャスティクスでは超短期的に強気相場のシグナル

ここ数日間のゴールドは横ばい推移を継続しており、RSIは50の中間線付近で推移し、短期的に保ち合い相場を示しています。ストキャスティクスでは、%Kが%Dを上に抜けていくゴールデンクロスが現れたことにより、超短期的に強気相場のシグナルが出ています。

米ドル上昇要因、例えばパウエル新FRB議長の議会証言内容が米ドル高支持と見なされた場合、ゴールド下落に繋がるでしょう。この場合、50日平均線の1322.39ドルがサポートラインとして機能するでしょう。

この付近には、12月12日から1月25日までのフィボナッチリトレースメント上昇トレンドの38.2%上にある1316.29ドルも含まれるでしょう。

一方、米ドルが下落すると、ゴールドが上昇するでしょう。この場合、フィボナッチリトレースメント23.6%上にある1335.25ドルがレジスタンスとして機能するでしょう。現在、ゴールドは1335.25ドルからさほど遠くない水準で推移しています。ゴールド上昇圧力が強まった場合、1月下旬に記録した1年半ぶり高値1365.89ドルが視野に入るでしょう。

今週には、米ドル高の流れとなった場合でも、EU離脱交渉の進展、イタリア総選挙、及び独連立政権発足か否か等のリスク逃避先資産であるゴールド上昇に繋がるリスクイベントが控えています。

 

 

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