XMFX-株式市場回復で米ドルに動きなし、米関税問題の進展に注目

XMFX-株式市場回復で米ドルに動きなし、米関税問題の進展に注目

外国為替市場: 昨日、米国の決定を引きがねとする貿易戦争への懸念が緩和したことにより、0.2%未満の上昇を記録した米ドルインデックスは、本日には若干下落しました。

株式市場: 貿易戦争への懸念緩和を受けて、昨日の米株式市場は回復し、終値は大幅に上昇しました。ライアン米下院議長が米経済への悪影響を懸念し、輸入関税の再検討を要請した後、米株式市場が上昇しました。

ダウ工業株30種は約1.4%、S&P総合500種は1.1%、ナスダック指数は1.0%上昇しました。

米株式市場上昇を受けて、アジア株式市場も上昇しました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ1.8%と1.3%上昇しました。香港株式市場は2.3%上昇しました。

欧州に関しては、主要な株式市場の先物指数が上昇して推移しており、本日の市場は上昇してのオープンが予想されます。

コモディティ: エネルギー市場に関しては、市場でのリスク選好ムード回復により、原油価格も回復しました。原油は比較的リスク資産と見なされる為、市場のリスクムードに敏感に反応します。

WTI原油先物とブレント原油先物は共に昨日の上昇幅を拡大させ、0.2%上昇しました。本日、市場は米石油協会が発表する米原油在庫に注視するでしょう。

ゴールド価格は上昇したものの、0.1%の上昇にとどまり、直近では1オンス1320ドル付近で推移していました。昨日、貿易戦争への懸念が後退したことにより、ゴールド価格は下落しました。

 

FX主要な動き: 貿易戦争への懸念が後退し、米ドルに大きな動きはなし、カナダドル安

昨日、ライアン米下院議長による関税の再検討の要請がきっかけとなり、市場での貿易戦争への懸念が後退しました。

昨日上昇したドル/円は、本日には大きな動きが見られず、106.13円付近での小幅な値動きとなりました。貿易問題への懸念により、先週金曜日のドル/円は、16か月ぶり安値105.23円まで値を切り下げました。

本日、日銀の黒田総裁が、2020年3月までのインフレ目標2%達成予想の下振れリスクに言及したものの、円相場の反応は限定的でした。

その他の通貨ペアでは、昨日に2週間ぶり高値1.2365ドルまで上昇したユーロ/ドルは、本日には1.2335ドル付近での小幅な値動きとなりました。EU離脱関連ニュースに敏感に反応するポンドは、対米ドルで0.15%下落した1.3830ドルで取引されていました。

カナダは米国に鉄鋼を輸出する主要国であることから、最近のドル/カナダドルへの値動きには注目が集まっています。

トランプ政権による関税により、カナダドル安が進み、昨日のドル/カナダドルは8か月ぶり高値1.30ドルまで上昇しました。トランプ政権による鉄鋼とアルミニウムへの関税の意図は、NAFTA交渉で有利に進めることも含まれ、カナダドルにとっては下落要因になります。

本日、オーストラリア準備銀行は豪経済見通しに慎重な姿勢を示したものの、政策金利を最低水準の1.5%での据え置きを決定しました。豪ドルは政策金利決定に殆ど反応を示さず、対米ドルで0.7762ドル付近で推移しました。NZドル/ドルは約0.2%上昇した0.7237ドルで取引されました。

本日これからのFX市場: 主要経済指標発表がない中、市場の関心は貿易摩擦問題に

本日には、主要な経済指標の発表は控えていません。

GMT1500には、米1月製造業受注指数が発表され、前回結果の前月比1.7%増に対して、前月比1.3%増が予想されています。

明日に政策金利発表を控えたカナダからは、GMT1500に、カナダ2月Ivey購買部景況指数が発表されます。

NZドルトレーダーは、NZ世界乳製品取引価格指数に注目するでしょう。ニュージーランドは乳製品の主要な輸出国であることから、NZドル相場に影響する可能性があります。

英国のEU離脱関連ニュースでは、本日、EU側がEU離脱後の貿易協定に関する草案を公表する予定です。しかしながら、メディアによると、草案には明確性が欠けていることから、今後数週間かけて、英国側の草案内容を明確にしていく必要性があるようです。

GMT2130には、米石油協会による米原油在庫が発表され、オイルトレーダーの関心を集めるでしょう。

株式市場では、貿易戦争の可能性を見極める為、関税、及び世界貿易に関する発言が注視されるでしょう。

政策担当者に関しては、GMT1230には、ニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言が予定されています。GMT1800には、イングランド銀行のホールデン理事による講演が控えています。ダドリー総裁も、ホールデン理事も講演は金融政策に関する内容ではありませんが、発言内容が市場を動かす可能性が常にあります。GMT2135には、オーストラリア準備銀行のロウ総裁による発言が予定されています。

 

XMテクニカル分析: NZ世界乳製品取引価格指数の発表控え、NZDUSDは保ち合い相場の兆し

NZDUSD は、先週木曜日に記録した1か月ぶり安値0.7185ドルから上昇しました。RSIは下げ止まり、ここ数日間は、横ばい推移しており、短期的保ち合い相場を示しています。

本日発表されるNZ世界乳製品取引価格指数が好調な結果となった場合、ニュージーランドが乳製品の主要な輸出国であることから、NZDUSD は上昇するでしょう。50日平均線の0.7259ドル付近がレジスタントして機能する可能性があり、一段高となった場合には、20日平均線上の0.7287ドルが視野に入るでしょう。

反対に、NZ世界乳製品取引価格指数が脆弱な結果となった場合、NZDUSD は下落するでしょう。この場合、ボリンジャーバンドの0.7166ドル付近がサポートポイントになるでしょう。この付近には、先週記録した1か月ぶり安値0.7185ドル、及び2月8日に記録した2か月ぶり安値0.7176ドルも控えています。

 

 

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