XMFX-貿易問題への懸念再燃で米ドル安、スイスとノルウェーの政策金利発表

XMFX-貿易問題への懸念再燃で米ドル安、スイスとノルウェーの政策金利発表

 

外国為替市場:貿易問題への懸念浮上がリスク選好ムードを後退させた為、米ドルはリスク逃避先資産の円に対して下落したものの、他の主要通貨に対しては大きな動きはありませんでした。

株式市場: 米中間の貿易戦争の可能性が懸念され、昨日の米株式市場は下落しました。. ダウ工業株30種は1.0%、S&P総合500種は0.6%、ナスダック指数は0.2%下落しました。

本日の米主要株価指数先物の動きは、上昇してのオープンを示しています。

アジア株式市場は上昇幅は大きくないものの、全体的に上昇しました。日経平均株価は0.1%上昇して、トピックスは僅かに上昇して引けました。香港株式市場は0.3%上昇しました。

欧州市場はより楽観的な見通しで、主要な株価指数先物が上昇して推移している為、上昇してのオープンとなる模様です。

コモディティ エネルギー市場に関しては、昨日の原油価格は荒い値動きとなりました。米エネルギー省が発表した原油在庫の予想よりも大幅な増加により、原油価格は下落しました。しかしながら、その数時間後にはほぼ全ての下落幅を回復しました。

本日のWTI原油先物とブレント原油先物には大きな動きは見られません。当面の間、原油価格は米原油生産増加、及び市場のリスクムードに影響されるでしょう。

 

本日のゴールド価格にも大きな動きはなく、直近では1オンス1325ドル付近で取引されていました。ここ数日間、市場のリスク選好ムードの後退がゴールド価格上昇に繋がっておらず、ゴールドよりも円を好まれていることは注目に値するでしょう。

FX主要な動き: 貿易問題への懸念と米小売売上高結果で米ドル安、GDP結果でNZドル下落

昨日に0.1%上昇した米ドルインデックスは、本日には大きな動きはなく、89.73で推移しました。しかしながら、世界的な貿易摩擦への発展が懸念され、リスク逃避先資産の需要が増加した為、米ドルは対円で下落しました。ドル/円は本日前半には一時8日ぶり安値105.77円まで値を切り下げ、0.25%下落しました。

昨日発表された米2月小売売上高が予想を下回ったことにより、米株式市場が下落しました。更に、トランプ政権が準備を進めている中国への新たな関税も市場のリスク選好ムードを後退させる要因となっています。

市場では、中国側が対抗処置を講じた場合の状況悪化が懸念されています。米2月小売売上高の脆弱な結果は、米ドル安の要因にもなりました。

今年初めには、ムニューシン米財務長官が米ドル安を支持する発言を数回に渡って行っていた為、クドロー次期NEC委員長が昨日の発言において、米経済の健全性のために米ドル高支持の姿勢を見せたことは興味深いことです。

しかしながら、現在の所、米ドル高支持の発言よりも、貿易問題が米ドルの値動きにより大きく影響するでしょう。

昨日のドラギECB総裁のハト派的発言により下落したユーロ/ドルは、本日には0.1%未満上昇し、1.2371ドルで取引されました。ポンド/ドルは約0.2%上昇した1.3982ドルで取引され、そのすぐ近くには昨日に記録した2週間ぶり高値1.3996ドルが控えています。

本日発表されたNZ第4四半期GDPの脆弱な結果は、NZドルを押し下げました。しかしながら、その後NZドルは下げ幅の殆どを回復し、GMT0.731には対米ドルで0.7320ドル付近で取引されていたことは注目に値します。

豪ドルは対米ドルで0.15%下落した0.7865ドルで取引されていました。昨日の豪ドルとNZドルは共に対米ドルで3週間ぶり高値を更新しました。

本日これからのFX市場: スイスとノルウェーの政策金利発表に注目

GMT0830とGMT0900には、スイス国立銀行とノルウェー中央銀行がそれぞれ政策金利を発表します。スイスの政策金利は据え置きが予想されている為、市場はマイナス金利終了が示唆されるかに注目するでしょう。

インフレが上昇しない現在の状況下で、マイナス金利終了を実施すると、スイスフラン高がインフレ目標達成を阻止する可能性があるため、スイス国立銀行がマイナス金利終了を示唆する可能性は低い模様です。全体的にハト派的政策、及びスイスフラン高抑制は、スイスフラン売り圧力を強め、特に上昇しているユーロに対しては顕著になる可能性があります。

ノルウェーの政策金利も据え置きが広く予想されています。

市場は、次回利上げの時期が示唆されるかに注目するでしょう。昨年12月には、最初の利上げ予定として2018年12月が発表されており、予定よりも繰り上げられるか、繰り下げられるかに市場は注視するでしょう。最近発表された失業率、GDP,及び消費者物価指数の好調な結果を考慮すると、タカ派的は利上げ方針が示される可能性があります。

例えば、9月利上げが示唆された場合、ノルウェークローネは上昇するでしょう。

GMT1230には、米3月ニューヨーク連銀製造業景況指数、及び米3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表されます。通常、両指標共に市場を動かす要因にはならないものの、米製造業の状況把握の手掛かりとなります。

同時刻には、米週次新規失業保険申請件数が発表されます。GMT1400には、米3月NAHB住宅市場指数が発表されます。

 

XMテクニカル分析: USDJPY8日ぶり安値;短期的弱気相場の兆し

USDJPYは、3月13日に107.29円まで上昇後、下落に転じました。昨日前半には、USDJPYはは8日ぶり安値105.77円まで値を下げました。RSIは下落し、50の中間線を割り込んで、短期的弱気相場を示しています。

本日発表される米週次新規失業保険申請件数が好調な結果となった場合、USDJPYは上昇するでしょう。この場合、50日平均線上の106.31円と100日平均線上の106.55円付近がレジスタンスとして機能するでしょう。

更に上昇した場合、心理的節目となる107円が控えています。この付近には、最近の高値も含まれています。

一方、米週次新規失業保険申請件数が低調な結果となった場合、3月7日に記録した10日ぶり安値105.45円付近がサポートポイントになるでしょう。その下には、16か月ぶり安値105.24円が控えています。

リスク要因-最近特に市場に大きな影響を及ぼす貿易問題の進展-もUSDJPYを動かすでしょう。

 

 

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