XMFX-FOMC政策発表控え米ドル上昇、ユーロ圏GDPに注目

XMFX-FOMC政策発表控え米ドル上昇、ユーロ圏GDPに注目

外国為替市場: 昨日の米ドルインデックスは上昇を継続し、FOMC政策発表を翌日に控える中、4か月ぶり高水準まで上昇しました。ポンドは、英経済指標の低調な結果が続いたことから、下落基調が継続しています。

カナダドルは、カナダ中央銀行のポロズ総裁の発言により、荒い値動きとなりました、

株式市場: 昨日の米株式市場は強弱混合の結果となりました。ナスダック指数は0.91%、S&P総合500種は0.25%上昇しました。一方、ダウ工業株30種は0.27%下落しました。

昨日発表されたアップルの第1四半期決算が予想を上回ったことから、本日のナスダック指数先物は、上昇してのオープンを示しています。一方、S&P総合500種とダウ工業株30種は下落してのオープンを示しています。

本日、米株式市場に最も影響する要因は、FOMC政策発表になるでしょう。その他に、モラー特別検察官がトランプ大統領がロシア疑惑に関する任意の事情聴取に応じなかった場合、トランプ大統領の召喚を検討していることも注目されます。事態が深刻化した場合、米株式市場に影響するでしょう。

アジア株式市場に関しては、日経平均株価とトピックスが共に約0.15%下落しました、香港株式市場は0.29%下落しました。

欧州株式市場に関しては、主要株価先物指数がほぼ下落して推移していますが、下落幅は大きくありません。

コモディティ: 本日の原油価格は、昨日の下落幅を若干回復しました。WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.5%と0.4%上昇し、最近の高値付近を維持しています。米原油生産増加への懸念は、イランへの新たな経済制裁の可能性で相殺されており、原油在庫減少に繋がっている模様です。

5月12日は、トランプ大統領がイランへの経済制裁を再発動するかを決定する期限となっている為、市場の関心が集まるでしょう。

米ドル高により昨日に下落したゴールド価格は、本日には若干回復し、0.45%上昇しました。本日のFOMC政策発表は、ゴールド価格の値動きにも影響するでしょう。

 

FX主要な動き: FOMC政策発表控え米ドル上昇、英PMI発表後のポンドは下落幅拡大

昨日の米ドルインデックスは4か月ぶり高水準を更新し、200日平均線を超えて、昨日の取引を終えました。ユーロ/ドルは心理的節目となる1.2000ドルを割り込み、ドル/円は110円目前まで上昇しました。

米ドル上昇の明確な要因は見当たらなかったものの、本日のFOMC政策発表でのタカ派的見解への期待が米ドル上昇に繋がった模様です。

今回のFOMC政策会合での利上げは予想されていないものの、FRBが重視するPCEコアデフレーターの強い結果を受けて、利上げ見通しの上方修正が期待されています。

6月利上げは既に織り込み済みとなっているものの、FRBがタカ派的見解を示した場合、年内4回の利上げ観測が上昇し、米ドル買いの圧力が一段と強まる可能性があります。反対に、タカ派的見解が示されなかった場合、米ドルの利益確定売りに繋がる可能性があります。

昨日に発表された英経済指標は、再度低調な結果となりました。英4月製造業PMIは、予想外に低下し、2016年以来の最低水準となりました。これにより、第1四半期の経済指標の弱い結果に続き、第2四半期でも景気失速が継続する可能性が浮き彫りとなりました。

ポンドは下落し、翌週に控えるイングランド銀行の政策会合での利上げの可能性は17%まで低下しました。最近発表された英経済指標で脆弱な結果が継続したことにより、追加利上げは年末まで延期される見方が強まっています。

昨日のカナダドルは、カナダ中央銀行のポロズ総裁の発言により、荒い値動きとなりました。ポロズ総裁は、いずれ景気刺激策の解除が必要になると確信しており、カナダ中央銀行は政策金利が低すぎることを危惧していると発言しました。

本日これからのFX市場:  FOMC政策発表、及びユーロ圏GDPに注目

本日は、FOMC政策会合での政策金利発表、及びユーロ圏第1四半期GDPが最も注視されるでしょう。

GMT0800には、ユーロ圏4月マークイット製造業PMIが発表され、昨年4月以来の最低水準となる56.0が予想されています。GMT0755とGMT0750には、それぞれドイツとフランスから4月製造業PMIが発表されます。

GMT0830には、英4月建設業PMIが発表され、拡張範囲の50を上回ることが予想されています。

その後、市場の関心はユーロ圏に向けられ、GMT0900にはユーロ圏第1四半期GDP・速報値が発表されます。市場予想は前期比0.4%増が予想されており、前期比0.6%増だった昨年の第4四半期GDPから鈍化する模様です。

前年比では、2.7%増の結果だった昨年の第4四半期GDPに対して、2.5%増が予想されています。同時刻に発表されるユーロ圏3月失業率は、引き続き8年以上ぶり低水準の8.5%となる見通しです。

米国に関しては、GMT1800に予定されているFOMCの金融政策発表が最大の関心を集めるでしょう。政策金利の変更は予定されていません。最近発表された米経済指標が、利上げへの「タカ派的姿勢」を後押しする結果となったことは注目されます。

現在市場で織り込み済みの利上げ観測よりも、より積極的な姿勢をFOMCが示した場合、米ドルは対主要通貨での上昇幅を拡大させるでしょう。現在の所、FF金利先物によると、年内0.25%の利上げがあと2回織り込まれており、あと3回の利上げ観測も上昇し始めています。現在、年内あと3回の利上げの可能性は、25%となっています。

本日のFOMC政策会合後には、パウエルFRB議長の記者会見は予定されていません。

GMT1215に発表される米4月ADP全国雇用者数も市場の関心を集めるでしょう。ADP全国雇用者数は金曜日に発表される米非農業部門雇用者数の先行指標と見なされる傾向があります。

GMT1430には、米エネルギー省の原油在庫が発表されます。

 

XMテクニカル分析: EURUSDは短期的弱気相場、RSIは買われ過ぎ水準に接近

EURUSD は、昨日に記録した約4か月ぶり安値1.1981ドルを25ピップ程上回って推移しています。転換線と基準線が下落して推移していることにより、短期的弱気相場が示されています。RSIの下落も弱気相場を示していますが、買われ過ぎ水準に接近しています。

本日発表されるユーロ圏GDPが好調な結果となった場合、EURUSDは上昇するでしょう。この場合、1.21ドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。

反対に、ユーロ圏GDPが脆弱な結果となった場合、EURUSDの下落圧力は一段と強まるでしょう。昨日の安値1.1981ドル付近がサポートゾーンになり、この付近には1.20ドルも含まれます。一段と下落した場合、2017年後半に記録した1.1960ドルが視野に入り、その下に控える1.19ドルも意識されるでしょう。

FOMC政策発表、及び米ADP全国雇用者数もEURUSDの値動きに影響するでしょう。

 

 

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