XMFX-EU離脱問題ニュースでポンド上昇、伊政治情勢にも注目

XMFX-EU離脱問題ニュースでポンド上昇、伊政治情勢にも注目

外国為替市場:本日の米ドルインデックスは若干下落したものの、今週前半に記録した5か月ぶり高水準付近で推移しています。昨日、米長期国債利回りが上昇を継続し、数年ぶり高水準に達したにも関わらず、米ドルは殆ど上昇しませんでした。

アイルランドの国境問題で譲歩する英国側の意向がメディアで報道され、本日のポンドは上昇しました。

株式市場: 昨日、米国債利回りの上昇継続にも関わらず、米株式市場の終値は上昇しました。ナスダック指数は0.63%、ダウ工業株30種は0.41%、S&P総合500種は0.25%上昇しました。

本日から予定されている米中通商協議は、米株式市場に影響するでしょう。本日の米主要株価先物指数の動きは、下落してのオープンを示しています。

アジア株式市場では、日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.53%と0.45%上昇しました。一方、香港株式市場は、テンセント株の5.2%上昇にも関わらず、0.44%下落しました。

欧州市場に関しては、殆どの主要株価先物指数は昨日の水準付近で推移しています。

コモディティ: 本日の原油価格は、昨日の上昇幅を一段と拡大させました。

WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.3%と0.2%値上がりし、数年ぶり高値付近で推移しています。原油価格上昇の背景には、昨日に米エネルギー省が発表した米原油在庫の大幅な減少があります。

本日のゴールド価格は下落したものの、下げ幅は0.1%未満でした。現在、ゴールドは1オンス1289ドル付近で取引されています。

 

FX主要な動き: EU離脱関連ニュースでポンド上昇、ユーロ下落、米ドル停滞

昨日、アイルランド国境問題での英国側の譲歩の意向が報道されたことにより、ポンド/ドルは0.4%上昇しました。

英国は2021年以降もEU関税同盟に留まる案をEU側に伝える方針です。これまで、アイルランド国境問題と関税同盟はEU離脱交渉の前進を妨げていた為、今後の交渉の進展に期待が高まりました。

翌週まで主要な英経済指標発表が控えていない為、ポンドの値動きは引き続きEU離脱問題に影響されるでしょう。英国が一段の譲歩を示した場合、ポンド上昇の追い風となるでしょう。

最近の米長期国債利回り上昇が米ドル高の要因になっていたものの、昨日の米ドルインデックスは、国債利回り上昇にも関わらず、殆ど上昇しませんでした。本日、米10年債利回りは7年ぶり高水準3.12%まで上昇しました。

昨日の欧州では、

昨日、カナダのモルノー財務相の発言を受けて、カナダドルが上昇しました。モルノー財務相は、パイプラインが想定よりも早く完成予定で、カナダからの原油輸出がより容易になる見通しを示しました。

本日これからのFX市場: 米週次新規失業保険申請件数、EU離脱問題の進展と伊政治情勢に注目

GMT1230には、米週次新規失業保険申請件数、及び米5月フィラデルフィア連銀製造業指数が発表されます。

英紙テレグラフは、英政府がEU離脱後もEU関税同盟に留まる案をEU側に伝える方針だと報じたことにより、ポンドが上昇しました。本日に予定されているメイ英首相とトゥスク欧州理事会常任議長の会談は、市場の注目を集めるでしょう。

イタリアの政治的不透明感により、ユーロの上値が重くなっています。連立協議を進める「五つ星運動」と「同盟」の政党がまとめた草案には、ECBに対してのイタリア国債2500億ユーロの返済免除も含まれています。

少なくとも短期的にユーロの値動きに影響する可能性があることから、市場は今後の動きに注視するでしょう。

本日、米株式市場の開場前には、ウォールマートの四半期決算が発表されます。更に、米株式市場に影響する米国債利回りにも市場は注目するでしょう。

GMT1200には、退任を控えたコンスタンシオECB副総裁がECB主催のコンファレンスで講演をする予定です。同コンファレンスでは、クリーヴランド連銀のメスター総裁の講演も予定されています。

GMT1445にはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、GMT1730にはダラス連銀のカプラン総裁が発言予定です。両氏共に、本年度のFOMCで投票権を保有していません。

本日予定されているトランプ大統領とNATOのストルテンベルグ事務総長の会談も注目されるでしょう。更に、米中通商協議も予定されています。

 

XMテクニカル分析: USDJPY4か月ぶり高値まで上昇、短期的強気相場

USDJPYは3月下旬に18か月ぶり安値104.62円まで値を切り下げた後、大きく上昇しました。本日前半には、USDJPYは4か月ぶり高値110.56円まで上昇しました。

RSIでは短期的強気相場が示されているものの、買われ過ぎ水準に近付きつつあります。

米国債と日国債の利回りの乖離が継続する場合、USDJPYの上昇も継続するでしょう。ボリンジャーバンド上部の110.65円付近がレジスタンスとして機能するでしょう。一段と上昇した場合には、110円台越えが視野に入るでしょう。

米国債利回りが低下した場合、USDJPYも若干下落するでしょう。この場合、110円付近がサポートゾーンとなるでしょう。一段と下落した場合には20日平均線上の109.38円が控えています。

 

 

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