XMFX-米中通商協議に注目、カナダ消費者物価指数発表

XMFX-米中通商協議に注目、カナダ消費者物価指数発表

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは昨日の上昇幅の一部を失い、0.1%未満低下しました。日消費者物価指数の低調な結果により、円も下落し、対ユーロで0.2%、対米ドルで0.05%値下がりしました。

株式市場: トランプ大統領が米国と中国が貿易問題で合意に達する可能性を疑問視する発言をしたため、昨日の米株式市場の終値は下落しました。ダウ工業株30種0.22%、ナスダック指数は0.21%、S&P総合500種は0.09%下落しました。

しかしながらその後、中国側の譲歩が報道され、本日の米主要株価先物指数は上昇して推移しています。

アジア株式市場では、日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.4%と0.38%上昇し、香港株式市場も0.6%上昇しました。

欧州市場では、殆どの主要株価先物指数が下落して推移しています。

コモディティ: 本日の原油価格は上昇しました。WTI原油先物は0.17%、ブレント原油先物は0.25%値上がりしました。昨日、原油価格は数年ぶり高値を更新しました。

EU側はイランとの核合意継続の意向を示し、米国のイランへの制裁がEUとイランのビジネスに影響しない方法を協議したものの、ブレント原油先物は心理的節目となる1バレル80ドルを一時超えました。

本日のゴールド価格は、大きな動きはなく、1290ドル付近で推移しています。ゴールドは心理的節目の1300ドル台を割り込んで以来、米ドルの値動き以外には殆ど反応せず、レンジ幅内で推移しています。

FX主要な動き: 円安継続、米中通商協議で中国側譲歩の姿勢

本日の米ドルインデックスは昨日の上昇幅の一部を失い、0.1%未満低下しました。米ドルは、債券市場の動きに引き続き下支えされています。米10年債利回りは約7年ぶり高水準で推移しています。昨日、米ドル高は、日銀が国債利回りを0%付近で据え置いている対円でより顕著となりました。

本日発表された日4月消費者物価指数の低調な結果により、円安が継続しています。最近発表されたGDPの低調な結果に加え、消費者物価指数もコアでの消費者物価指数も大幅に低下したことから、日銀が超緩和政策を長期に渡って継続する見方が強まりました。

貿易問題に関しては、トランプ大統領が「中国が非常にわがままになったため」合意に至ることに懐疑的な見解を示しました。昨日よりスタートした米中通商協議は本日も継続します。トランプ大統領により悲観的見解により、米株式市場は前半の上昇幅を失い、若干下落して引けました。

その数時間後、中国が主に米製品購入拡大により、対中貿易赤字の年2000億ドル削減に向けた提案を行ったとメディアが報道しました。

現在の所、詳細は明らかになっていないものの、先月に中国が米農産物に課した関税の一部撤廃が含まれていることは注目に値するでしょう。

市場は貿易問題の進展に引き続き注視するでしょう。中国側の対中貿易赤字2000億ドル削減案が実現可能と見なされた場合、市場のリスク選好の動きが強まり、株式が上昇し、リスク逃避先資産は低下するでしょう。

また、その反対もあり得るでしょう。

カナダのトルドー首相がNAFTA再交渉を楽観する見解を表明したことを受けて、ドル/カナダドルは上昇しました。しかしながら、その後に、米通商代表部のライトハイザー代表が、妥協には程遠いとの認識を示したことにより、7月のメキシコ総選挙までに合意に達する期待が後退しました。

ドル/カナダドルは、上昇幅の殆どを失い、現在僅か0.05%上昇して推移しています。

本日これからのFX市場: カナダ消費者物価指数、小売売上高発表、及び米中通商協議に注目

GMT0800には、ユーロ圏3月貿易収支が発表されます。ユーロ圏が米国による鉄鋼への関税回避に努める中、貿易黒字の減少が継続するかが注目されます。

メルケル独首相は、米国が関税を課さない限り、EU側は貿易障壁撤廃に向けて米国と協議する姿勢を示しました。中国とインドに続き、EUがイランの最大の原油輸出先であるため、米国によるイランへの制裁再開もユーロ圏には懸念材料となっています。

米朝問題にも引き続き注目が集まります。北朝鮮が米国が一方的な非核化を求める場合、米朝首脳会談を見送る可能性を示唆しました。トランプ大統領は北朝鮮が非核化に応じた場合、体制保証の用意があることを示しました。

GMT1230には、カナダ3月小売売上高、及びカナダ4月消費者物価指数が発表されます。

GMT1700には、ベーカーヒューズ社のリグ稼働数が発表され、原油相場に影響する可能性があるでしょう。

XMテクニカル分析: 主要経済指標発表を控え、USDCADは弱気相場

昨日のUSDCADは今週前半からの下げ幅の一部を回復したものの、本日には再度下落に転じました。テクニカル指標の4時間足チャートでは、短期的な上昇勢い失速の可能性が示されています。

RSIは下落し、中立線の50を割り込む可能性があります。MACDがゼロを若干下回る水準で推移しています。

本日発表されるカナダ消費者物価指数と小売売上高が好調な結果となった場合、カナダドルは上昇するでしょう。この場合、USDCADは昨日の1.2749カナダドル付近がサポートゾーンになるでしょう。

1.2749カナダドルを突き抜けた場合、5月11日に記録した1.2711カナダドルが視野に入るでしょう。

反対に、カナダ経済指標が市場予想を下回る結果となった場合、20日平均線と50日平均線に挟まれた1.2820カナダドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。一段と上昇した場合、4月末以来頻繁に記録した1.2880カナダドルを試す展開となるでしょう。

 

 

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