XM-FOMC控え米ドル様子見、米利上げガイダンスに注目

XM-FOMC控え米ドル様子見、米利上げガイダンスに注目

 

 

外国為替市場: 本日のFOMC政策会合を控え、米ドルインデックスに大きな動きはありませんでした。EUがアイルランド国境問題で譲歩する姿勢を見せた為、ポンドが急騰しました。

GMT2130には、ニュージーランド準備銀行の政策発表が予定されており、NZドル/ドルは0.23%上昇しました。

株式市場: 昨日の米株式市場はほぼ下落しました。ダウ工業株30種は0.26%下落し、S&P総合500種は0.13%下落しました。ナスダック指数は0.18%上昇しました。

本日の米主要株価先物指数は上昇してのオープンを示していますが、値動きは本日のFOMC政策会合次第になるでしょう。FOMCのタカ派的見解は、米株式市場にはネガティブな要因になります。

アジア株式市場は、ほぼ全面高となりました。日経平均株価は0.39%上昇したものの、トピックスは0.04%下落しました。香港市場は1.22%上昇しました。

欧州株式市場では、主要株価先物指数が上昇してのオープンを示しています。

コモディティ: 昨日の原油相場は荒い値動きとなりました。WTI原油先物とブレント原油先物は前半に上昇後、トランプ大統領の発言で下落しました。米石油協会が発表した原油在庫の予想以上の増加も、原油価格下落の要因となりました。

WTI原油先物は0.17%下落した72.19ドルまで値下がりし、ブレント原油先物は0.09%上昇した82.03ドルまで値上がりしました。

ゴールドは1200ドルで取引され、1189ドルから1214ドルの狭いレンジ幅内での推移を継続しました。米ドルとゴールドは反対の動きをする為、本日のFOMC政策決定がゴールドを動かす可能性があります。

FX主要な動き: ポンドとユーロ回復;FOMC控え、米ドル若干下落

 

金融政策へのポジティブな見解とEU離脱交渉への前向きな姿勢により、昨日のポンドは2セッション連続で最も堅調推移した通貨でした。イングランド銀行金融政策委員会のブリハ委員が、年内1-2回の利上げ観測を示したことにより、ポンドは上昇しました。

市場では2019年8月に0.25%の利上げが予想されている為、ブリハ委員は市場予想よりもタカ派的見解を示しました。

更に、EU側が英国のEU離脱後の「自由貿易圏」を提案する姿勢を見せました。しかしながら、チェッカーズプランとは異なり、通商に影響する税関の設置が含まれます。重要なことは、人口が少ない為、北アイルランドを特別なケースとし、自由貿易圏に含む準備をしていることです。

ユーロに関しては、ECBのプラート専務理事が、ドラギ総裁の発言内容は「真新しくない」と述べた為、ユーロは一時値下がりしました。しかしながら、その後のユーロは回復し、終値は上昇しました。

米国は、昨日の米9月消費者信頼感数の強い結果は米ドル高に繋がらず、終値は下落しました。

昨日、ライトハイザー米通商代表部代表は、10月1日の合意期限に向けて十分に譲歩していないと発言しました。トランプ大統領は、国連総会の演説で、中国製品への2670億ドルの関税が残っていることを改めて明らかにしました。

更に、トランプ大統領は、OPECが原油価格を引き上げて世界を搾取しており、米国はこのような状況を長く容認しないと発言しました。

その他の市場の動きでは、NZ9月ANZ企業信頼感の結果を受けて、NZドルが上昇しました。

本日これからのFX市場: 米利上げ、FRBび利上げガイダンス、メイ英首相講演に注視

 

GMT1000には、英9月CBI流通業売上高が発表され、今年5月以来の低水準まで鈍化する予想です。しかしながら、ポンドの値動きは本指標よりも、EU離脱問題の進展に反応するでしょう。

本日、ニューヨークで開催されるビジネスフォーラムでは、メイ英首相が減税を含むEU離脱後の英国について講演する予定です。更に、メイ英首相とトランプ大統領の会談も予定されており、EU離脱問題、及び二国間協定について協議される模様です。

GMT1400には、米8月新築住宅販売件数が発表され、9か月ぶり低水準となった前月結果の前月比1.7%減から前月比0.5%増への改善が予想されています。利上げは住宅市場にとってネガティブな要因となります。

しかしながら、市場の最大の関心は、GMT1800のFOMC政策発表に向けられるでしょう。声明文と今後の経済見通しも注目されます。市場では0.25%の利上げが広く予想されています。

今回利上げが実施された場合、2015年の後半の金融正常化開始以来8回目の利上げとなります。利上げは織り込み済みの為、市場の関心はドットプロットを反映した経済見通しに向けられるでしょう。

年内4回目の利上げの可能性も80%となっています。しかしながら、2019年の見通しは依然として不透明ですが、ドットプロットがFOMCメンバーの見通しを明らかにするでしょう。

米中貿易摩擦に関心が集まる中、貿易問題、及び貿易問題の米経済への影響への言及も注視されるでしょう。パウエルFRB議長の記者会見は、GMT1830に予定されています。

GMT2100には、ニュージーランド準備銀行の政策発表が予定されています。政策金利の据え置きが広く予想されている為、市場の関心は中央銀行のガイダンスに向けられるでしょう。

イタリアの政治情勢に関しては、今週木曜日までに提出する予算案が注目されるでしょう。イタリア政権が譲歩に前向きな姿勢を見せており、欧州委員会との衝突の可能性は低下しました。

GMT1430には、米エネルギー省が原油在庫を発表しました。前回結果の約210万バレルの減少に対して、約130万バレルの減少が予想されています。

XMテクニカル分析: USDJPY113円越えで2か月ぶり高値;上昇勢い鈍化の可能性も

 

USDJPYは本日前半に2か月ぶり高値113.02円まで上昇し、現在は約20ピップス下回って推移しています。転換線と基準線が上昇し、強気相場を示しています。しかしながら、基準線が平坦化しつつあることから、上昇勢い鈍化の可能性があります。

FRBのよりタカ派的見解は、USDJPYを上昇させるでしょう。転換線上の112.88円を越えた場合、本日前半の高値113.02円付近が直近のレジスタンスゾーンになるでしょう。その上には、7月に記録した9か月ぶり高値113.16円が控えています。一段と上昇した場合、114円付近が視野に入るでしょう。

反対に、FRBが利上げ見通しにハト派的見解を示したり、貿易摩擦による米経済への影響に懸念を示した場合、USDJPYは下落し、基準線上の112.53円付近がサポートゾーンになるでしょう。

その下には、50日平均線上の112.38円が控えています。一段と下落した場合、一目均衡表の雲の天井値112.14円と100日MA上の111.84円が視野に入るでしょう。

 

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