FX トルコ経済は高金利に耐えられるか?

昨晩のトルコ中銀政策委員会で政策金利を昨年9月13日の利上げして以降続く、24.0%の政策金利を据え置くことを決定しました。
声明ではインフレが鎮静化するまで政策金利の維持に言及したことからトルコ円は一時20円83銭へ上昇したものの、来週11日の10-12月期GDPの発表を控え、2四半期連続で前期比マイナス成長が続くとの予想もあり20円47銭へ反落、今朝の東京市場でも20円48銭まで下落するなど軟調な値動きとなっています。
尚今回の政策委員会の議事要旨は来週3月13日に発表され、トルコリラの反応が注目されます。
さらに議事要旨発表前の来週11日、日本時間16時00分にはトルコ10-12月期GDPが発表されます。
市場予想では前期比-0.7%と前期(-1.1%)から改善する見通しではあるものの、2四半期連続のマイナスとなればトルコ経済がリセッション入りとなりますが、高金利の影響で物価の上昇が続き、収入減、通貨リラおよび預貯金の実質的な価値が低下、スタグフレーション(高金利下での景気停滞およびインフレの進行)といった事態になりかねないだけにトルコリラの今後の動向には注意が必要かもしれません。
トルコのインフレ率(対前年比消費者物価指数)は昨年10月の+25.24%をピークに今週4日に発表された2月は+19.67%と1月の+20.35%から低下しているとはいえ、食料品や飲料価格が前年比+29.25%も上昇、一方、アルコール飲料やタバコは前年比+2.71%と嗜好品価格の上昇が抑えられており、不満の捌け口には影響が限られているのかもしれません。
いずれにしても、こうした状況なだけに、来週11日のトルコ10-12月期GDP 13日に公表される政策委員会議事要旨、3月15日発表の12月失業率や1月小売販売、さらには4月3日発表の3月消費者物価指数を経て、次回4月25日のトルコ中銀政策委員会に向けて利下げ観測が高まるのか、トルコリラの動向が注目されます。
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