FX ドル円の三角持合いの上抜けは幻か

ドル円は3月23日の104円64銭、翌週明けの3月26日早朝のシドニー市場で野104円56銭を下値に上昇トレンドへ転換し、5月21日には米長期金利の上昇(10年債利回り:3.12%台)を背景に111円39銭まで上昇しました。
その後、米中貿易問題を巡りトランプ大統領が対中国への関税強化策を検討を発表したことに対し、中国も報復措置の構えに発展したことが嫌気され安全資産とされる米債への資金流入から米10年債利回りは2.7%台へ低下、5月28日には108円11銭まで反落しました。
ドル円はこの水準を下値に上昇トレンドを再開、米中を中心にした貿易問題への懸念は残るものの、赤字削減以上に知的財産の流出防止に力点が置かれる交渉に移行するのであれば、世界経済への影響は限られるとの楽観的な見通しも聞かれ、ドル円は再度111円台を回復するに至りました。
5月21日の高値(111円39銭)と5月28日の安値(108円11銭)をそれぞれ高値・下値の起点とした三角持合いとするトレンドラインを引くと、一昨日7月2日にドル円は三角持合いを上抜けた格好となりました。
111円39銭と108円11銭の値幅(=3円28銭)を三角持合いを上抜けた水準から上に伸ばすと114円31銭、さらに三角持合いの上下トレンドラインが交錯する地点の水準から上に伸ばすと113円99銭という上値の目安が算出されます。
しかし、昨晩の110円51銭までの下落、さらに本日の110円27銭までの下落によって三角持合いの上抜けが否定された格好となってしまっており、ドル円は110円27銭を下ヒゲにして110円62銭を回復し、再び三角持合いの上抜けトレンドを再開できるか注目されます。
これに失敗することになれば今回の三角持合いの上抜けは否定され、108円11銭からのトレンドラインを下値支援とできるか、これを割込む場合には一段の円高の可能性もあるだけに週末の米6月雇用統計や関税制裁発動なども控えており、今後の値動きが注目されます。
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