FX 今晩公表のFOMC議事要旨、年4回利上げを示唆するか

FX 今晩公表のFOMC議事要旨、年4回利上げを示唆するか

昨晩発表された米4月小売売上高が予想通り前月比+0.3%となった一方、前月分は速報値の+0.6%から+0.8%へ上方修正されました。

さらに5月NY連銀5月1日-2日のFOMCでは予想通り政策金利が据え置かれた一方、声明文では「インフレは2%に近づいた」「インフレ、中期の“対称的”目標に接近」などインフレ目標の達成に強い自信が示される内容となりました。

日本時間、明朝3時に公表される議事要旨が利上げ加速を強く意識する内容となれば長期金利が一段と上昇する可能性もあり、為替市場でドルが一段高となるのか、さらには金利上昇によるNY株式市場への影響にも注意が必要かもしれません。

市場では6月のFOMC(12日~13日)での利上げ観測が決定的なものになるか否かが焦点になるほか、8月(7月31~8月1日)、9月(25日~26日)、11月(7日~8日)、12月(18日~19日)も含め、3月の利上げと合わせ従来の年3回の利上げ見通しから年4回の利上げの可能性を強める内容になるか注目されます。

さらに足許では米10年債利回りが3.0%台で推移しており、住宅ローン金利も約7年ぶりの水準まで上昇しています。

今晩発表される米4月新築住宅販売や明晩発表の4月中古住宅販売にも金利上昇による影響が見られるのか注目されます。

さらに週末25日にはパウエルFRB議長の講演も今晩のFOMC議事要旨に沿った講演内容が想定されることから注目されます。

ちなみに4月12日に公表された3月FOMCの議事要旨では今後数年、財政政策が成長を大きく促進へとの見通しが示されたほか、利上げ加速を正当化できる、さらに漸進的な利上げが適切との見解が多くの当局者が判断していることが明らかとなりました。

今回5月のFOMC開催時の原油価格は68ドル台と3月FOMC開催時の65ドル台から上昇、現状では72ドル台に達するなど原材料価格が上昇、インフレ進行が懸念される状況にあります。

こうした中で、今晩公表の議事要旨が6月の利上げ観測をダメ押しし、年4回の利上げの可能性に踏み込む内容となるか注目です。

 

 

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