FX 堅調な米経済指標、対照的に予想を下回る英・独指標

FX 堅調な米経済指標、対照的に予想を下回る英・独指標

明晩26日のECB理事会を控え、先週末にECB関係者から量的緩和終了の示唆は7月まで待つとの見解が示されたことがあらためて材料視され、ユーロは1.22㌦割れに反応しました。

その後ユーロは1.22㌦台半ば近くへ反発したものの、昨晩の海外市場でも3月1日以来の安値となる1.2182㌦まで下落する場面が見られました。

今回の理事会では今年10月以降の資産買入れ方針についての議論は行われず、6月もしくは7月以降の理事会に先送りされるとの見通しが優勢で、欧州圏の経済やインフレ見通し、さらにはユーロ高による物価への影響などが中心議題となり、金融政策を巡る議論は限られたものになるとの観測も聞こえています。

ドラギECB総裁は金融政策の正常化を急がない、といった姿勢も見られており、現状、12月に資産買入れ終了、来年6月の利上げ開始といった観測もあるようです。

それだけに今回の理事会ではこうした動きを確認することになるのか注目です。3月のECB理事会議事要旨でも「インフレが持続的であるとの証拠は不十分だと幅広く合意」との内容が示されました。

ユーロ圏3月消費者物価指数も前年比+1.3%と速報値(+1.4%)から下方修正されるなど物価上昇圧力が高まる気配は見られていません。

一方、米3月消費者物価指数は前年比+2.4%に上昇、携帯電話料金の上昇といった特殊要因に加え、原油高や鉄鋼・アルミの輸入制限による原材料価格の上昇を背景に物価上昇圧力が強まっており、米10年債利回りが3.0%台に達しています。

今回の理事会やドラギ総裁の景観を受けてユーロ安が一段と進むことになればドル高への流れがより強まるのかもしれないだけに注目されます。

年初からのユーロドルの値動き

年初からのユーロドルの値動き

ユーロは3月1日の1.2155を割込んで一段安となるのか、あるいは昨晩の1.2182㌦を直近の下値に1.24㌦台を回復すべく反発に向かうのか注目です。

 

 

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