XM-パウエルFRB議長の議会証言控え米ドル下落、英雇用統計に注目

XM-パウエルFRB議長の議会証言控え米ドル下落、英雇用統計に注目

外国為替市場:本日にパウエルFRB議長の議会証言を控え、 米ドルインデックスは0.14%低下しました。NZ消費者物価指数の好調な結果により、NZドル/ドルは0.77%上昇しました。

株式市場: 昨日の米株式市場は強弱混合となりました。

ダウ工業株30種は0.18%、S&P総合500種は0.10%、ナスダック指数は0.26%上昇しました。

アジア株式市場では、日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.44%と0.87%上昇しました。一方、香港株式市場は1.21%低下しました。

欧州市場に関しては、英FTSE 100を除く主要株価先物指数は下落してのオープンを示しています。

コモディティ: 昨日の原油価格は再度下落し、WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ4.15%と4.63%値下がりしました。本日も、WTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.22%と0.15%値下がりしました。

最近の原油価格急落を受けて、今後数日間の原油相場は原油産出国に関するニュースに引き続き敏感に反応する模様です。

ゴールドは0.18%上昇し、1242ドルで取引されています。しかしながら、ゴールドは全体的に軟調推移となっており、今年最安値を若干上回る水準で推移しています。

FX主要な動き: 原油価格急落;NZ消費者物価指数を受けてNZドル急騰

昨日最も注目されたニュースは、米露首脳会談でした。

米露首脳が共に全体的に建設的な姿勢を見せたものの、目新しいニュースはなかった為、金融市場での反応は殆ど見当たりませんでした。

最も大きく動いたのは、原油相場でした。昨日、サウジアラビアがアジアの買い手に対して、契約で取り決められた量に更に上乗せして原油を供給していることが報道されました。

OPEC加盟国と非加盟国が増産する見込みで、ロシアも同様の動きを見せています。リビアの原油生産回復、及び米国の備蓄在庫放出に関する最近の噂も、原油価格を押し下げる要因となりました。

主要通貨の動きに関しては、円安が継続し、大きな動きはありませんでした。円が対ユーロで10週ぶり安値、対ポンドで8週ぶり安値まで値を下げました。円安の背景には、貿易問題への懸念緩和によるリスク逃避先資産への需要低下があります。

本日の米ドルインデックスは0.14%低下し、3日連続での低下となる模様です。昨日発表された米小売売上高は市場予想と一致し、前月結果は上方修正されました。しかしながら、米ドルは殆ど反応しませんでした。本日、市場の関心は、パウエルFRB議長の議会証言に向けられるでしょう。証言内容は既に公表されている為、注目は質疑応答セッションになります。

本日発表されたNZ第2四半期消費者物価指数の好調な結果を受けて、NZドル/ドルは0.77%上昇しました。消費者物価指数は市場予想を若干下回ったものの、コアの消費者物価指数は7年ぶり高水準となる前年比1.7%増でした。

本日これからのFX市場: 英雇用統計、米鉱工業生産、及びパウエルFRB議長の議会証言に注目

GMT0830には、英5月雇用統計、及び英6月失業保険申請件数が発表されます。失業率は、今年の2月以来40年ぶりの低水準を維持しており、5月の失業率も同様の低水準となる模様です。

しかしながら、本日最も注目を集める英経済指標は、インフレ見通しと利上げに影響する平均所得になるでしょう。英5月平均所得は、前月結果と同様の前年比2.5%増となる模様です。

ボーナスを含まない平均所得は、前月結果の前年比2.8%増から2.7%増への若干の鈍化が予想されています。英オーバーナイトインデックススワップによると、現在の所、8月利上げの可能性は76%となっています。

本指標が強い結果となった場合、利上げ観測を上昇させるでしょう。

GMT1230には、カナダ5月製造業出荷が発表されます。

GMT1315には、米6月鉱工業生産が発表され、前月結果の前月比0.1%減から、前月比0.6%増への増加が予想されています。同時刻に発表される米6月製造業生産も注目されるでしょう。

GMT1315には、米6月設備稼働率も発表され、GMT1400には米7月NAHB住宅市場指数も発表されます。

おそらく、米ドルの値動きにより影響するのは、パウエルFRB議長の経済、及び金融政策に関する議会証言になるでしょう。利上げペースに関する手掛かりを探るため、市場は世界貿易、及び世界貿易による経済見通しへの影響に関するあらゆるコメント注視するでしょう。

本日後半に発表されるNZ世界乳製品取引価格指数にも注目が集まるでしょう。

GMT0800には、イングランド銀行のカーニー総裁も、金融安定レポートについて協議する為に、英議会の金融委員会に出席する予定です。

GMT2030には、米石油協会が米原油在庫を発表します。

XMテクニカル分析: GBPUSDの上昇勢い失速の兆し

GBPUSDは昨日に1週間ぶり高値1.3292ドルまで上昇後、若干下落しました。転換線が基準線を上回り、強気相場を示しています。しかしながら、基準線が平坦化しつつあることから、上昇勢い失速の兆しも見られます。

英経済指標において、特に平均時給が予想を上回る結果となった場合、GBPUSDは上昇するでしょう。直近のレジスタンスゾーンは、転換線上の1.3254ドル付近になるでしょう。

一目均衡表の雲の天井値1.3272ドルもこのレジスタンスゾーンに含まれるでしょう。一段と上昇した場合、昨日の1週間ぶり高値1.3292ドルが視野に入るでしょう。この上には、7月9日に記録した1か月ぶり高値1.3362ドルも控えています。

一方、英経済指標が予想を下回る結果となった場合、GBPUSDは下落するでしょう。直近のサポートゾーンは、50日平均線上の1.3238ドルになるでしょう。

一段と下落した場合、100日平均線上の1.3211ドルが視野に入るでしょう。この付近には、一目均衡表の雲の底値1.3205ドル、1.32ドル、及び基準線上の1.3197ドルも含まれます。1.3197ドルも下抜けた場合、1か月半ぶり安値1.3102ドルを試す展開となるでしょう。

米経済指標、及びパウエルFRB議長の議会証言内容もGBPUSDを動かす要因となるでしょう。

 

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