XM-独政権の移民政策合意でユーロ上昇、ユーロ圏生産者物価指数と小売売上高発表

XM-独政権の移民政策合意でユーロ上昇、ユーロ圏生産者物価指数と小売売上高発表

外国為替市場:米ドルインデックスは、昨日のUSセッションでの上昇幅の一部を解消し、本日には0.24%低下しました。ドイツ政治情勢の不透明感後退により、ユーロは若干回復しました。豪ドルは、オーストラリア準備の政策会合後、上昇しました。

株式市場:ハイテク関連株の上昇により、昨日の米株式市場の終値は上昇しました。ハイテク関連株の多いナスダック指数は0.76%、S&P総合500種は0.31%、ダウ工業株30種は0.15%上昇しました。

株高は継続する模様で、本日の米主要株価先物指数は上昇してのオープンを示しています。

一方、アジア株式市場は下落基調となりました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.12%と0.15%下落しました。香港株式市場は1.53%下落しました。

欧州市場は、独政権内の対立解消が好感され、主要株価先物指数は大幅に上昇してのオープンを示しています。

コモディティ: 原油価格は上昇を継続しました。リビアが一部港湾からの出荷について不可抗力宣言をしたことにより、WTI原油先物1.1%上昇し、3年半ぶり高値を更新しました。日量85万バレルの原油供給低下が予想されています。

GMT2030に米石油協会が発表する米原油在庫も、原油相場の短期的見通しを示すでしょう。

ゴールドは0.15%下落し、現在の所、1244ドル付近で取引されています。本日前半には本年度最安値1238ドルまで一時値を切り下げ、その後若干回復しました。テクニカル指標は弱気相場を示しています。昨年12月に一段の下落を阻止した1238ドル付近は、強いサポートゾーンとなるでしょう。

FX主要な動き: 独政権内対立解消でユーロ安定;豪中銀の政策会合後の豪ドル回復

ドイツ政治情勢に関するポジティブなニュースを受けて、本日のユーロは若干回復しました。メルケル首相が連立を組むキリスト教社会同盟(CSU)と移民・難民政策において合意したことにより、政権内の対立が解消し、政治危機が回避されました。

EU離脱交渉で大きな課題となっているEU離脱後の関税措置について、英政府が新たな提案を用意したにも関わらず、ポンド上昇に繋がりませんでした。

今週金曜日には、メイ政権閣僚が本提案について協議する模様です。市場が殆ど反応していないことから、市場は本提案が交渉の行き詰まり解消に繋がらないと見なしているようです。

独政治情勢の不透明感が解消したにも関わらず、EU離脱交渉の不透明感が継続していることから、今後数日間のユーロ/ポンドは上昇傾向になるでしょう。

本日、オーストラリア準備銀行は、政策金利の据え置きを決定し、中立的な見解を示しました。世界貿易を取り巻くリスクに懸念が示されたものの、国内経済の堅調さも同時に示されました。豪ドル/ドルは0.45%上昇したものの、依然として18か月ぶり安値付近での推移となっています。

本日これからのFX市場: ユーロ圏生産者物価指数、ユーロ圏小売売上高、米製造業受注、英建設業PMI発表

GMT0830には、英6月建設業PMIが発表されます。明日には、英経済指標で最も重視される英サービス業PMIも発表されます。

GMT0900には、ユーロ圏5月生産者物価指数、及びユーロ圏5月小売売上高が発表されます。生産者物価指数は、前月比と前年比共に上昇見込みです。小売売上高は、前月比では、前月結果と同様の0.1%増が予想されています。前年比では、前月結果の1.7%増から1.5%増への鈍化が予想されています。

GMT1400には、米5月製造業受注が発表され、前月結果の前月比0.8%減から前月比0%増への改善が予想されています。

GMT1930には、米自動車販売合計も発表されます。

本日後半には、NZ世界乳製品取引価格指数も発表されます。乳製品はニュージーランド最大の輸出品の為、NZドルの値動きに注目が集まるでしょう。乳製品が上昇すると、NZドル高に繋がります。

7月6日により中国製品への米関税が開始する為、貿易問題に引き続き注目が集まります。中国人民銀行は、人民元相場の荒い値動きを注視しています。

GMT1400には、ECBのプラート専務理事の講演が予定されています。

XMテクニカル分析: EURUSDは短期的保ち合いから強気相場への兆し

昨日に4日ぶり安値1.1591ドルまで下落したEURUSDは、その後回復し、現在の所、4時間チャート上の100日平均線の1.1652ドルを試す展開となっています。RSIは50の中立線を上回り、上昇を継続しています。

しかしながら、RSIは依然として中立線付近で推移しており、上昇の強い勢いを維持していることから、短期的保ち合いから強気相場の兆しを示しています。

本日発表されるユーロ圏経済指標が強い結果となった場合、EURUSDは上昇するでしょう。この場合、100日MA上の1.1652ドル付近が直近のレジスタンスゾーンになるでしょう。一段と上昇した場合、6月末に記録した1週間ぶり高値1.1690ドルが視野に入るでしょう。

反対に、ユーロ圏経済指標が脆弱な結果となった場合、EURUSDは下落するでしょう。直近のサポートゾーンは、50日MA上の1.1630ドル付近になるでしょう。一段と下落した場合、昨日に記録した4日ぶり安値1.1591ドル(1.16ドル含む)を試す展開になるでしょう。

 

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