XM-米ドル回復、カナダ政策金利発表

XM-米ドル回復、カナダ政策金利発表

外国為替市場: 本日の米ドルは、昨日の上昇幅を維持し、大きな動きは見られませんでした。本日のカナダの政策金利発表を控え、昨日のカナダドルは対米ドルで2か月ぶり安値まで急落しました。

新興国通貨は、全体的に低調推移となっています。南アフリカの実質的な景気低迷への突入ニュースにより、昨日の南アフリカランドは対米ドルで約3.0%下落しました。

株式市場: 米中貿易摩擦への懸念により、フェイスブックやナイキ等の株価が下落し、昨日の米株式市場は下落して引けました。新興国市場への新たな懸念も株安要因となったようです。ナスダック指数は0.26%、S&P総合500種は0.17%、ダウ工業株30種は0.05%下落しました。

本日の米主要株価先物指数は、下落してのオープンを示しています。

株安の流れはアジア株式市場にも引き継がれました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.51%と0.77%下落しました。香港株式市場は、2.33%の下落となりました。

欧州市場に関しても、主要株価先物指数が下落してのオープンを示しています。

コモディティ: メキシコ湾岸の石油生産施設の一部停止が石油供給低下に繋がらなかった為、原油価格は昨日から下落基調を継続しています。WTI原油先物は約1.0%、ブレント原油先物は0.73%下落しました。

本日のゴールドは、0.1%上昇し、1192ドル付近で推移しています。昨日には、米ドル高により、ゴールドは大きく下落しました。

FX主要な動き: 新興国市場への懸念で米ドル回復;カナダ政策金利発表控えカナダドル下落

 

新興国通貨の下落、貿易問題への懸念、及び米経済指標の好調な結果により、昨日の米ドルは再び急騰しました。南アフリカの経済指標結果が同国の実質的景気低迷突入を浮き彫りにしたことより

が交渉を再開します。

EU離脱問題に関しては、EU側のバルニエ主席交渉官がメイ英首相の提案を「受け付けられない」として再度拒否したことです。EU側は代替案として、カナダのような自由貿易協定を提示しましたが、詳細は不明です。

結果として、閣僚2名の辞任に繋がったメイ英首相の提案では、EU離脱交渉は進展しないことが明らかになりました。これにより、離脱交渉の停滞は長引く可能性も出てきました。

次回の英利上げ時期は2019年11月とされ、堅調な英経済を考慮すると、非常に悲観的な利上げ見通しとなっています。

豪ドルは、豪第2四半期GDPの予想を上回る結果により、対米ドルで上昇しました。しかしながら、その後の米ドル高の流れにより、豪ドルは上昇幅を失っただけでなく、一段と下落し、1年半ぶり安値付近で推移しています。

本日これからのFX市場: カナダ政策金利、英サービス業PMI、ユーロ圏小売売上高、米貿易収支発表

 

GMT0800には、ユーロ圏8がつサービス業PMI・確報値、及びマーケット総合PMI・確報値が発表され、共に速報値と同様の54.4が予想されています。速報値が信頼できる数値の為、確報値がユーロの値動きに影響することはあまりありません。

GMT0830には、市場の関心を集める英8月サービス業PMIが発表され、前月結果の53.5から53.9への上昇が予想されています。今週発表された英製造業PMIと建設業PMIは低調な結果でした。

GMT0900には、ユーロ圏7月小売売上高が発表され、前月比は前月結果の0.3%増から0.2%減への低下が予想されています。前年比では、前月結果の1.2%増から1.3%増への上昇が予想されています。

GMT1400には、カナダ政策金利発表が予定されています。今回の政策会合では政策金利は据え置かれ、次回の政策会合での利上げの道筋を整える模様です。カナダオーバーナイトインデックススワップによると、10月の政策会合での0.25%の利上げの可能性は76%となっています。本日、利上げが実施されると、カナダドルは急騰するでしょう。

反対に、慎重な姿勢での据え置きや次回の政策会合での利上げが示唆されなかった場合、カナダドルは下落するでしょう。

GMT1230には、カナダ7月貿易収支、及び米7月貿易収支が発表されます。米貿易赤字は前月の463億ドルから503億ドルに増加する模様です。

新興国市場では、アルゼンチンペソ、南アフリカランド、及びトルコリラが下落しました。他市場への波及懸念により、市場は今後の動きを注視するでしょう。

GMT2030には、米石油協会の原油在庫が発表されます。

XMテクニカル分析: USDCADは短期的強気相場の兆し

 

USDCADは、現在の所、昨日に記録した1か月半ぶり高値1.3207カナダドル目前で推移しています。転換線と基準線は上昇して推移し、短期的強気相場を示しています。

カナダ中央銀行の見解が市場予想よりもタカ派寄りとなった場合、カナダドルが上昇し、USDCADは下落するでしょう。この場合、転換線上の1.3148カナダドル付近がサポートゾーンになるでしょう。

一段と下落した場合、1.31カナダドル付近がサポートゾーンとして機能するでしょう。その下には、基準線の1.3058カナダドルが控えています。

反対に、カナダ中央銀行の見解がハト派寄りとなった場合、直近のレジスタンスゾーンは、昨日の高値1.3207カナダドル付近になるでしょう。一段と上昇した場合、1.33カナダドルが視野に入るでしょう。

貿易問題の進展もUSDCADの値動きに影響するでしょう。

 

 

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