XM-米ドル高、ユーロ安、ユーロ圏消費者物価指数と米コアPCE発表

XM-米ドル高、ユーロ安、ユーロ圏消費者物価指数と米コアPCE発表

外国為替市場:昨日のUSセッションで大幅に上昇した米ドルインデックスは、本日には0.17%上昇しました。イタリア予算案への懸念により、ユーロは下落しました。

株式市場:昨日の米株式市場は大幅に回復して引けました、アップル株価は2.06%、アルファベット株価は1.11%、フェイスブック株価は1.13%値上がりしました。

ナスダック指数は0.65%、S&P総合500種は0.28%、ダウ工業株30種は0.21%上昇しました。

アジア株式市場は、ほぼ全面高となりました。日経平均株価は1.36%上昇し、トピックスは0.95%上昇し、27年ぶり高値となりました。一方、香港株式市場は0.07%下落しました。

欧州市場では、イタリア予算案への懸念により、主要株価先物指数が下落してのオープンを示しています。

コモディティ: 本日の原油価格は僅かに上昇しました。

サウジアラビアが第4四半期に日量60万バレル増産する可能性が報じられたものの、原油相場の反応は限定的でした。WTI原油先物は、0.21%上昇した72.27ドルまで、ブレント原油先物は0.12%上昇した81.82ドルまで値上がりしました。

米ドルの急騰により、昨日のゴールドは急落し、過去1か月のレンジ幅を下抜けました、本日には大きな動きが見られませんでした。

FX主要な動き: 好調な米材指標結果で米ドル急騰;イタリア予算案への懸念でユーロ安

米経済指標の好調な結果により、昨日の米ドルは急騰しました。イタリア予算案への懸念によるユーロ安も米ドル高の要因となりました。ユーロ/ドルは前半の高値1.1755ドルから1.1640ドル付近まで急落しました。

リスクオンムードにより円安が加速し、ドル/円は9か月ぶり高値113.63円まで急騰し、その後若干押し戻されました。

米8月耐久財受注の予想外に好調な結果により、第3四半期GDPの強い結果への期待に繋がり、米ドルを押し上げました。米第2四半期GDPにおいて、企業の在庫が前回結果よりも1%以上低下したことが明らかになりました。

これにより、企業が第3四半期に新たな在庫を獲得することによって、第3四半期GDPでの伸びが期待されました。

米ドル高の要因としてより重要なのは、ユーロ安でした。昨日、イタリア政府は翌年度の財政赤字の対GDP比率が2.4%になると公表しました。市場では1.9%から2.0%が予想されていました。

3.0%以内とするEU規定を下回り、予想からさほどかけ離れていないものの、市場が反応したことにより、イタリア国債の利回りは上昇し、ユーロが急落しました。イタリア予算案が10月15日公式に提出されるまで、イタリア予算案関連のニュースはユーロのリスク要因になるでしょう。

外国為替市場では、殆どの通貨ペアが米ドル高に反応し、その他には特筆する動きは見られませんでした。ポンド/ドルは1.3100ドルを割り込みました。ポンドの主要なリスク要因は、保守党大会、及びEU離脱交渉問題になるでしょう。

本日これからのFX市場: ユーロ圏消費者物価指数、米コアPCE、英GDP,及びカナダGDP発表

GMT0830には、英第2四半期GDP・改定値が発表されます。前期比0.4%増と前年比1.3%増が予想され、共に第1四半期結果を上回る模様です。同時刻には、英第2四半期企業投資、及び英第2四半期経常収支が発表されます。ポンドのリスク材料は、日曜日の保守党大会になるでしょう。

ユーロ圏からは、9月消費者物価指数が発表されます。前年比は、前月結果2.0%増から2.1%増への上昇が予想されています。ECBのインフレ目標は、2%を若干下回る水準となっています。

燃料と生鮮食品を除くコアのインフレは、前月結果と同様の前年比1.2%増となる模様です。今週前半、ドラギECB総裁は強い物価上昇圧力がユーロ上昇に繋がると発言しました。本指標結果が、ドラギ総裁の発言を裏付けるかが注目されるでしょう。

GMT0755には、独9月失業率が発表され、1990年の東西ドイツ統合以来の最低水準5.2%になる模様です。

その後の市場の関心は、FRBが重視するコアPCEデフレーター発表に向けられます。GMT1230に発表されるコアPCEデフレーターは、前月比0.1%増が予想されています。前年比では2.0%増が維持される模様で、FRBの目標インフレと一致します。

同時刻には、米8月個人所得、及び米8月個人消費も発表され、前月比0.4%増と0.3%増になる模様です。

GMT1345には、米9月シカゴ地区購買部協会景気指数が、GMT1400には米9月ミシガン大消費者信頼感指数が発表されます。

GMT1230には、カナダ7月GDPが発表され、前月比0.1%増が予想されています。カナダオーバーナイトインデックススワップによると、10月利上げの可能性は77%となっています。本日の指標が好調な結果となった場合、利上げ観測は上昇するでしょう。

GMT1700には、ベーカーヒューズ社のリグ稼働数が発表されます。

XMテクニカル分析: USDCADは弱気相場への転換の兆し

昨日のUSDCADは、2週ぶり高値1.3081カナダドルまで急騰後、下落に転じました。RSIは買われ過ぎ水準まで上昇後、下落しました。RSIの下落は、短期的下落相場への転換を示しています。

カナダGDPが好調な結果となった場合、USDCADの下落圧力は一段と強まるでしょう。直近のサポートゾーンは、20日平均線上の1.2996カナダドルから50日MAの1.2963カナダドルになるでしょう。

一段と下落した場合、ボリンジャーバンドの下部1.2908ドル、及び9月20日に記録した約4か月ぶり安値1.2884カナダドルが視野に入るでしょう。

反対に、カナダGDPの脆弱な結果は、USDCADを押し上げるでしょう。100日MAの1.3026カナダドルを上回って推移した場合、昨日の高値1.3081カナダドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。一段と上昇した場合、9月上旬の高値1.3175カナダドルを試す展開となるでしょう。

米経済指標もUSDCADを動かす要因になるでしょう。

 

 

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