XM-英中銀政策会合後のポンド下落、OPEC会合と主要経済指標に注目

XM-英中銀政策会合後のポンド下落、OPEC会合と主要経済指標に注目

外国為替市場:本日の米ドルインデックスは下落したものの、下げ幅は0.1%未満でした。昨日に11か月ぶり高水準を記録した米ドルインデックスは、下落して終えました。

英国では、イングランド銀行が政策金利の据え置きを決定したものの、タカ派的見解を示した為、8月利上げ観測が上昇し、ポンド高が進みました。

株式市場: 貿易問題への懸念が重しとなり、昨日の米株式市場は下落して引けました。更に、米最高裁が州政府によるネット通販業者からの売上税の徴収を認める判決を出しました。

これにより、アマゾンやEbay等の株価が急落しました。ハイテク関連株の多いナスダック指数は0.88%、ダウ工業株30種は0.80%、S&P総合500種は0.63%下落しました。

本日の米主要株価先物指数は、上昇してのオープンを示しています。

アジア株式市場では、日経平均株価とトピックスがそれぞれ0.78%と0.33%下落しました。一方、香港株式市場は0.18%上昇しました。

欧州市場に関しては、全ての主要株価先物指数が上昇してのオープンを示しています。

コモディティ: 昨日に上昇した原油価格は、本日も上昇幅を拡大させました。WTI原油先物とブレント原油先物は、それぞれ1.3%と1.5%値上がりしました。

サウジアラビアが日量60万バレルから100万バレルの増産を主張する一方、イランは大幅な増産に反対を示しています。イランの反対が、原油価格を下支えしています。

本日のゴールドは0.2%上昇し、約1269ドル付近を推移しています。ゴールドの買い手不足は継続し、昨日の米ドルと株価下落にも関わらず、ゴールド価格の終値は下落しました。

FX主要な動き: 英政策金利据置、ホールデン理事のタカ派的見解でポンド急騰;米ドル下落

昨日、市場で広く予想されたように、イングランド銀行が政策金利の据え置きを決定しました。しかしながら、9名のメンバーの内、3名が利上げに賛成しました。

5月の政策会合では、2名のメンバーが利上げに賛成を示していました。今回、利上げ賛成派に新たに加わったのは、アンディ・ホールデン理事でした。中立派と見なさるホールデン理事の賛成により、8月利上げ観測が上昇しました。

加えて、議事録の内容にも全面的に楽観的見解が見られ、第1四半期の減速が一時的現象に過ぎずないという見解、及び家計支出の力強い回復の認識も浮き彫りとなりました。

タカ派的見解を受けて、英オーバーナイトインデックススワップでの8月利上げの可能性が47%まで大きく上昇し、ポンドも急騰しました。8月利上げの可能性を見極める為に、今後の英経済指標はより注目を集めるでしょう。

昨日の米ドルインデックスは11か月ぶり高水準まで上昇したものの、その後低下し、低下してセッションを終了しました。米6月フィラデルフィア連銀製造業の低調な結果が、米ドルインデックスを低下させる要因となりました。

本日これからのFX市場: OPEC会合;ユーロ圏PMI、カナダ消費者物価指数、カナダ小売売上高、米製造業PMI発表

GMT0800には、ユーロ圏6月製造業PMI、サービス業PMI、及びマーケット総合PMIが発表され、全て鈍化が予想されています。予想と同様、或いは予想を下回る結果となった場合、製造業は6か月連続の低下に、サービス業とマーケット総合は5か月連続の低下となります。

PMIが鈍化した場合、ユーロ経済失速が第2四半期も継続し、一時的現象ではないことを示します。しかしながら、3つのPMIは拡張範囲の50を上回る模様です。

GMT0700にはフランスから、GMT0730にはドイツから、製造業PMI、サービス業PMI、およびマーケット総合PMIが発表されました。製造業PMIは予想を下回り、サービス業PMIは予想を上回る結果となりました。

GMT0645には、仏第1四半期GDPが発表され、前回結果の前期比0.3%増から前期比0.2%増に低下しました。

GMT1230には、カナダ4月小売売上高、及びカナダ5月消費者物価指数が発表されます。小売売上高は前月に前月比0.6%増となった後、今回は前月比0%が予想されています。一方、自動車を除くコアの小売売上高は、前月に前月比0.2%減から前月比0.5%増が予想されています。

消費者物価指数は、6年ぶり高水準となる前年比2.5%増が予想されています。前月比では0.3%増が予想されています。カナダ中央銀行のインフレ目標は年率1-3%となっています。

カナダ中央銀行の次回の政策会合は7月11日です。カナダのオーバーナイトインデックススワップによると、0.25%の利上げの可能性は約60%となっています。

本日のカナダの経済指標が好調な結果となった場合、利上げ観測とカナダドルが上昇するでしょう。特に、最近のカナダドルの対米ドルでの下落は顕著でした。

GMT1345には、米6月製造業PMIが発表され、2014年後半以来の高水準となった4月の結果と同様の56.5が予想されています。

GMT1700には、ベーカーヒューズ社のリグ稼働数が発表されます。原油相場にとって最も重要なのは、本日よりウィーンで二日間の工程で開催されるOPEC会合になります。OPEC非加盟国のロシアも参加する本会合では、増産協議されます。

XMテクニカル分析: USDCADの強気相場後退、ストキャスティックでの超短期的弱気相場

昨日、USDCADは1年ぶり高値1.3335ドルまで上昇後、下落しました。転換線と基準線の上昇は、短期的な上昇相場を示しています。

しかしながら、基準線が上昇の勢い失速を示しています。ストキャスティック上では、%Kが%Dを下抜け、共に下落していることから、超短期的弱気相場を示しています。

カナダ経済指標が好調な結果となった場合、カナダドル高が進み、USDCADは下落するでしょう。この場合、基準線上の1.3246ドルがサポートゾーンになるでしょう。一段と下落した場合、1.32ドルが視野に入るでしょう。

一方、カナダ経済指標が予想を下回る結果となった場合、USDCADは上昇するでしょう。直近のレジスタンスゾーンは、1.33ドルを含む転換線上の1.3308ドルになるでしょう。一段と上昇した場合、1年ぶり高値1.3335ドルを試す展開となり、その上には1.34ドルが控えています。

 

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