XM-ECB政策会合とドラギ総裁の発言に注目、ポンド急騰

XM-ECB政策会合とドラギ総裁の発言に注目、ポンド急騰

  • 本日のECB政策会合とユーロ圏 PMIがユーロドルの方向性を決定
  • 合意なき離脱の可能性後退でポンドドル10週ぶり高値
  • 豪政策金利引き下げ可能性上昇で、豪ドル下落
  • 米企業の好調な決算報告で株価若干上昇、米ドル上昇失速

本日のECB政策会合とユーロ圏 PMIがユーロドルの方向性を決定

本日の欧州セッションは、欧州資産、及びユーロにとって重要なセッションとなるでしょう。GMT1245には、ECBが金融政策を公表し、GMT1330にはドラギECB総裁の記者会見が予定されています。

ECB政策会合前には、ユーロ圏1月製造業PMI 、及びユーロ圏1月サービス業PMIが発表されます。

経済指標の最近の脆弱な結果を受け、ECBが経済成長見通しを下方修正して、文言に変更があるかが注視されるでしょう。前回の政策会合では下方修正が示唆され、前回の政策会合時よりも経済指標結果が悪化していることから、リスクへのよりハト派的見解はサプライズにはならないでしょう。

ECBの見解がより慎重になった場合、ユーロが一時下落する可能性があります。しかしながら、ハト派的見解への移行は想定内の為、ユーロの大幅な下落には繋がらないでしょう。

今後のユーロ相場の見通しにより重要なのは、ドラギ総裁のトーンになるでしょう。市場は、年内利上げ観測の後退を見極める為、ドラギ総裁の発言内容に注目するでしょう。

ユーロ圏PMI指数の予想外の結果は、ECBの見解よりも、ユーロ相場を動かす可能性があります。ユーロ/ドルは、昨年11月の安値から上昇ラインを僅かに上回って推移しています。

本日の政策会合と経済指標が、ユーロ/ドルが一段高となるか、下落に転じるかを決定するでしょう。テクニカル分析上でも、短期的上昇相場となるか、保ち合い相場への転換になるかが注目されます。

合意なき離脱の可能性後退で、ポンド上昇                                                                              

本日のポンドは対米ドルで1.30ドル越えを達成し、G10通貨で最も堅調推移した通貨になりました。英労働党が合意なき離脱を回避する離脱協定の修正案を支持するニュースが報じられ、ポンドが急騰しました。

労働党の半数の議員が二回目の国民投票実施を支持し、労働党は合意なき離脱を回避したい考えの為、修正案の支持はサプライズとなりました。投資家は、依然としてポンド買いの機会を狙っています。

EU離脱協定での次のステップの不透明感が上昇しているにも関わらず、パラダイムシフトが起こっている模様です。最悪のシナリオが回避されたと市場は見なしている為、ポンド買いの圧力が強まっています。

豪政策金利引き下げ観測上昇で、豪ドル下落

本日発表された豪12月雇用統計の強い結果にも関わらず、本日の豪ドルは、主要通貨でも最も軟調推移した通貨でした。豪大手金融機関が住宅ローン金利引き上げ予定を明らかにした後、豪ドルが下落しました。

高水準の家計債務を考慮すると、住宅ローン金利引き上げは消費を一層冷え込ませ、経済成長を鈍化させるでしょう。要約すると、住宅ローン金利引き上げニュースは、ネガティブな影響を埋め合わせるために、豪政策金利引き下げの可能性が高めたと市場は解釈しています。

米株価若干上昇、米ドルの上昇失速

本日もリスクの流れは、全体的に不安定となりました。米株式市場は横ばい推移を継続し、セッション後半に上昇し、僅かに値上がりして引けました。

IBMやP&Gの好調な決算報告を受けて、ダウ工業株30種は0.80%上昇しました。本日も企業の決算報告が継続し、米株式市場の閉場前に、インテルの四半期決算が発表されます。

米大統領経済諮問委員会のハセット委員長が、米政府機関の閉鎖が継続する場合、第1四半期の経済成長がゼロになる可能性を示しました。これを受けて、米ドルが下落しました。

政府機関閉鎖が長引けば、経済や市場への影響が大きくなることを浮き彫りにしました。本日に発表される米1月製造業PMIは市場の注目を集めるでしょう。

 

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