XM-ECB政策会合後のユーロ下落、米第3四半期GDP発表

XM-ECB政策会合後のユーロ下落、米第3四半期GDP発表

 

 

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは、殆ど動きがありませんでした。米国では米ドル高となるニュースはなかったものの、ポンドとユーロの下落で、米ドルは2か月ぶり高値まで上昇しました。

昨日のリスクオンムード回復が継続しなかった為、本日は円が急騰しました。その結果、豪ドル、NZドル、及びカナダドル等コモディティ通貨は下落しました。

株式市場: 昨日の米株式市場は回復しました。S&P総合500種は1.86%、ダウ工業株30種は1.63%上昇しました。マイクロソフトの好調な決算結果により、ナスダック指数は2.95%上昇しました。

しかしながら、米株式市場閉場後に発表されたアマゾンとアルファベットの決算報告が低調な結果となった為、リスクオフの流れが再度強まりました。本日の米主要株価先物指数は下落してのオープンを示しています。

リスクオフの流れは、アジア株式市場でも引き継がれました。

日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.40%と0.31%値下がりしました。香港株式市場は0.76%下落しました。

欧州株式市場でも、主要株価先物指数が大幅に下落してのオープンを示しています。

コモディティ:原油市場は株式市場と同様の動きとなりました。昨日はリスクオンで上昇し、本日はリスクオフで下落しました。昨日、サウジアラビアのOPEC理事は、在庫増加の状況により、第4四半期の石油市場が供給過剰に向かう可能性があると述べました。

WTI原油先物は0.99%下落した66.63ドルまで、ブレント原油先物は0.98%下落した76.14ドルまで値下がりしました。

ゴールドは1233ドルで取引され、大きな動きはありませんでした。

FX主要な動き: 株価回復、しかしながらリスクオフ再燃;ECB政策会合後のユーロ下落

昨日の米株式市場は上昇し、今週前半の下げ幅の一部を回復させました。しかしながら、株高に繋がる明確な要因は見当たりませんでした。しかしながら、本日は再びリスクオフの流れが強まったようです。

アマゾンとアルファベットの低調な決算結果受けて、アジア株式市場は下落し、米主要株価先物指数は下落してのオープンを示しています。米企業決算結果は、業績の伸びが既にピークに達したことを浮き彫りにし、最近の株価下落を裏付けることになりました。

中国側からの十分な提案がない限り、米国は通商協議を再開しないと報道されたことも、リスクオン後退の要因となりました。

昨日の外国為替市場では、ドラギ総裁の発言内容が予想ほどハト派的ではなかったものの、ユーロが下落しました。ドラギ総裁は経済指標の脆弱な結果の認識したものの、経済成長が正常水準に戻りつつあるとして問題視しませんでした。

更に、ドラギ総裁は、経済成長見通しを巡るリスクは、引き続き概ね均衡していると述べ、最近の市場動向による政策変更はないことを示唆しました。ドラギ総裁の発言にも関わらず、ユーロは対米ドルと円で2か月ぶり安値まで急落しました。

本日、格付け会社のS&Pがイタリア国債の格付けを発表する予定です。格付けが引き下げられた場合、ユーロ売り圧力が加速するでしょう。

ユーロ安の流れにも関わらず、ポンドが対米ドルと円で2か月ぶり安値まで急落しました。ポンド安の背景には、英議会がEU離脱交渉におけるメイ首相の提案に賛成していないとの報道があります。

特に焦点となっているのは、英国をEU関税域内に永久に残留させないで、アイルランド国境のハードボーダー(厳格な国境管理)をいかに回避するかという点です。英議会の反対は、11月中旬のEUサミットでの合意観測を後退させました。合意は12月まで先延ばしとなる可能性が高まっています。

本日これからのFX市場: 米第3四半期GDP発表に注目

GMT1230に発表される米第3四半期GDPは、本日に最も注視される指標となるでしょう。トランプ政権による年内3.0%達成の目標が実現した場合、11月の中間選挙での追い風となるでしょう。現在の所、世論調査では共和党が民主党に対して優勢となっています。

米第3四半期GDPは前回結果の前期比年率4.2%増に対して、前期比年率3.3%増が予想されています。予想通りの結果となった場合、エコノミストがGDPの最適な成長範囲とする2.0%から4.0%以内に収まる為、依然として健全な成長となるでしょう。

米GDPの好調な結果は、リスクオフの流れを若干緩和させるでしょう。この場合、米ドル高が進み、米株式市場開場前の主要株価先物指数が上昇する可能性があります。

GMT1230に発表される米第3四半期コア個人消費支出価格は、インフレ動向把握の為に市場は注視するでしょう。

GMT1400には、米ミシガン大消費者信頼感指数が発表されます。

 

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