XM-EUバルニエ主席交渉官の発言でポンド急騰、米コアPCE物価指数発表

XM-EUバルニエ主席交渉官の発言でポンド急騰、米コアPCE物価指数発表

外国為替市場: 昨日の米ドルは、4セッション連続での下落となり、終値も下落しました。本日の米ドルには、大きな動きは見られません。最も大きく動いた通貨は、EUのバルニエ主席交渉官の発言で動いたポンドでした。

NZ経済指標の低調な結果により、ニュージーランド準備銀行のよりハト派的見解が予想され、NZドルは下落しました。

株式市場: 昨日の米株式市場では、ハイテク関連株上昇により、S&P総合500種とナスダック指数が4セッション連続で最高値を更新しました。

ダウ工業株30種は0.23%の上昇で、最高値には届きませんでした。

本日の米主要株価先物指数は、若干下落してのオープンを示しています。

アジア株式市場では、米株式市場での株高は引き継がれませんでした。日経平均株価とトピックスは、共に大きな動きはありませんでした。香港株式市場は0.86%下落しました。

欧州株式市場では、主要株価先物指数が下落してのオープンを示しています。

コモディティ: 昨日に米エネルギー省が発表した米原油在庫に減少が見られ、本日の原油価格は上昇しました。WTI原油先物は0.34%上昇した69.78ドルまで、ブレント原油先物は0.28%上昇した77.40ドル付近まで値上がりしました。

国際エネルギー機関が、ベネズエラの供給低下によって、今後の原油市場の引き締まる見通しを公表したことや、最近の米ドルの回復も、原油価格を押し上げた可能性があります。

本日のゴールドは0.40%下落し、心理的節目の1200ドルを僅かに上回って推移していました。

FX主要な動き: EUバルニエ主席交渉官の発言でポンド急騰;NZドル下落

昨日のポンドは、EUのバルニエ主席交渉官の発言を受けて、急伸しました。バルニエ主席交渉官は、「他国に提供したことがない相互間関係を英国に提供する用意がある」と発言しました。

これにより、今後数カ月以内での合意観測が上昇しました。バルニエ主席交渉官の発言には、具体的な内容は見られなかったものの、合意に向けた積極的な姿勢により、ポンドへの政治的リスクが緩和されました。

ポンド/ドルは約180ピップ上昇し、1.3000ドルを超えました。ユーロ/ポンドは、100ピップ以上下落し、心理的節目の0.9000ポンドを下抜けました。

市場の全面的なリスクオンの流れにより、リスク逃避先資産の円が下落しました。米ドルは下落基調を継続しているものの、対円では4週ぶり高値まで上昇しました。

貿易問題に関しては、カナダと米国の動きに注目が集まっています。昨日、カナダのフリーランド外相は、米通商代表部ライトハイザー代表とより建設的な協議ができたと述べました。

トランプ大統領は、金曜日の期限までに交渉が合意に達する見込みとの見解を示しました。カナダドルは、引き続き貿易問題の反応するでしょう。

本日に発表されたNZ8月企業信頼感の脆弱な結果により、NZドル/ドルは約1.0%下落しました。ニュージーランド準備銀行が既に利下げの余地が残されていると明らかにしている為、脆弱な指標結果は利下げ観測を上昇させ、NZドルを下落させるでしょう。

本日の豪ドルも、豪経済指標の低調な結果により、対米ドルで0.32%下落しました。

本日これからのFX市場: 米コアPCE、独消費者物価指数、及びカナダGDP発表、EU離脱交渉進展に注目

GMT0830には、英7月消費者信用残高、及び英7月モーゲージ承認件数が発表されます。しかしながら、ポンドの値動きに主に影響するのは、EU側のバルニエ主席交渉官による発言後のEU離脱問題の進展になるでしょう。

GMT0900には、ユーロ圏8月経済信頼感が発表され、前月結果からの若干の鈍化が予想されています。ユーロ圏8月消費者信頼感指数・確報値も発表され、1.9減となる模様です。対照的に、今週前半に発表された米8月消費者信頼感指数は、20年ぶり高水準となりました。

GMT1200に発表される独8月消費者物価指数は、ユーロにとってより重要となるでしょう。独8月消費者物価指数は、前月比では前月結果の0.3%増から0.1%増への鈍化が予想されていますが、前年比では前月結果と同じ2.0%増になる模様です。

明日にはユーロ圏8月消費者物価指数発表が控えている為、独消費者物価指数は注目されるでしょう。

GMT1230には、米7月PCE物価指数、米7月個人支出、及び米7月個人消費が発表されます。

米7月PCE物価指数は、前月結果の前月比0.1%増から0.2%増への改善が見込まれています。前年比の市場予想は2.0%増で、FRBの目標だけでなく、前月結果の1.9%増も上回ります。

米7月個人支出は前月結果の前月比0.4%増から前月比0.3%増への鈍化が予想されています。米7月個人消費は、前月結果と同じ0.4%増になる模様です。

GMT1230には、米週次新規失業申請件数も発表されます。

カナダからは、GMT1230に、第2四半期GDP、及び6月GDPが発表されます。6月GDPは前月結果の前月比0.5%増から、前月比0.1%増への鈍化となる模様です。

一方で、第2四半期GDPには改善が見られ、前年比3.0%増が予想されています。この予想は、第1四半期での減速が一時的現象とのカナダ中央銀行の見解と一致します。

XMテクニカル分析: USDJPY4週ぶり高値更新後上昇鈍化;ストキャステックスで超短期弱気相場

USDJPYは下落したものの、昨日に記録した4週ぶり高値111.82円を若干下回る水準で推移していました。転換線と基準線は上昇して推移し、短期的強気相場が示されています。

しかしながら、基準線の平坦化が上昇勢い鈍化の兆しも見せています。ストキャステックスでも、%Kが%Dを下抜けており、超短期的弱気相場のシグナルが出現しています。

本日発表される米経済指標が好調な結果となった場合、USDJPYは上昇するでしょう。この場合、昨日の高値111.82円付近が直近のレジスタンスゾーンになるでしょう。

このすぐ上には、122円、及び前回の高値112.14円が控えています。一段と上昇した場合、年内最高値113.16円が視野に入るでしょう。

米経済指標が脆弱な結果となった場合、USDJPYは下落するでしょう。この場合、転換線上の111.47円と基準線上の111.38円付近が、サポートゾーンになるでしょう。一段と下落した場合、50日MAの110.92円と、100日MAの110.89円が視野に入るでしょう。この付近には111円も含まれます。

米中貿易摩擦が緊迫化した場合、USDJPYの値動きに影響するでしょう。

 

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