XM-EU離脱交渉中断でポンド安、米小売売上高発表

XM-EU離脱交渉中断でポンド安、米小売売上高発表

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは、0.07%上昇しました。米国とサウジアラビアの外交的対立により、リスク逃避先資産の円が最も堅調推移しました。

先週末に合意に至らなかったことにより、EUと英国は今週後半までの協議中断を公表しました。これにより、本日のポンドは下落してスタートしました。

株式市場: 先週金曜日には、米中貿易問題、及び米国債市場に大きな動きがなく、米株式市場が回復しました。米株式市場回復の要因は、米企業決算シーズンが好調な出だしとなったことでしょう。

ナスダック指数は2.29%、S&P総合500種は1.42%、ダウ工業株30種は1.15%上昇しました。

しかしながら、アジア株式市場は全面安となりました。円高による輸出企業の先行き悪化により、日経平均株価は1.87%、トピックスは1.59%の下落となりました。香港株式市場は1.34%下落しました。

欧州市場では、殆どの主要株価先物指数がほぼ動きを見せていません。

コモディティ:  ジャーナリスト失踪理由により、米国がサウジアラビアへの発動を決定した場合、サウジアラビアは減産する姿勢を示しました。これにより、本日の原油価格は上昇してスタートしました。

イランへの制裁による原油供給低下を補うために、サウジアラビアの増産が予想されていた為、サウジアラビアの反応は市場を驚かせました。WTI原油先物は約0.90%上昇した71.84ドルまで、ブレント原油先物は0.97%上昇した81.21ドルまで値上がりしました。

ゴールドは約0.50%下落した1227ドルで取引されていました。先週木曜日にレンジ幅を上抜けて以来、ゴールドはテクニカル上では上昇相場に転換しました。

FX主要な動き: EU離脱交渉中断でポンドは下落してのスタート;米株価回復

EU離脱交渉が今週水曜日のEUサミットまで一時停止することが明らかとなり、今週のポンドは下落してスタートしました。先週末の協議は合意に至らず、アイルランド国境問題に進展が見られず、協議は延期されました。これにより、今週の合意到達観測は、後退することになりました。

離脱交渉合意は、EUの次回サミットが開催される11月に持ち越される可能性が浮上しました。しかしながら、11月合意も交渉で十分な前進が見られた場合のみ可能となるでしょう。

EU離脱交渉の方向性が明らかにならない限り、ポンドは引き続き敏感に反応するでしょう。

市場のリスク選好ムードが完全に回復しない背景には、米国とサウジアラビアの外交的対立懸念があります。トルコのサウジアラビア大使館でワシントンポストのジャーナリストが失踪した後、トランプ大統領がサウジアラビアに対して「非常に強い」制裁を発動すると述べました。

サウジアラビアは、減産による原油価格上昇、米国からの武器輸入の停止、及び米国への海外投資の停止等で対抗する姿勢を示しました。これにより市場のリスクオンの流れが後退し、本日の原油相場は上昇してのオープンとなり、リスク逃避先資産の円は上昇しました。

本日は、イタリアの予算案の欧州委員会での承認期限となる為、イタリア予算案に関して再び市場の注目が集まるでしょう。

欧州委員会は現行の予算案を拒否する模様で、政治的対立へ発展するかを見極める為に、欧州員会の発言内容が注視されるでしょう。ユーロ相場は、引き続きイタリア予算案の進展に影響されるでしょう。

本日これからのFX市場: 米小売売上高発表;EU離脱交渉の進展に注目

GMT1230に発表される米9月小売売上高は、本日に発表される経済指標で最も重要な指標になります。

米9月小売売上高は前月結果の前月比0.1%増から、前月比0.6%増となる模様です。自動車を除くコアの小売売上高はGDPの個人消費により関連し、前月結果の前月比0.3%増から前月比0.4%増に上昇する模様です。

予想を上回る結果は、12月利上げ観測を上昇させ、米ドル買いの要因となるでしょう。現在、FF金利先物によると、12月利上げの可能性は78%となっています。

GMT1230には、米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されます。その後のGMT1400には、米8月企業在庫が発表されます。

 

XMテクニカル分析: USDJPY 4週ぶり安値で弱気相場

USDJPYは10月4日に11か月ぶり高値114.54ドルまで急騰後、下落幅を拡大させています。本日前半には、USDJPYは4週ぶり安値111.74円まで値を切り下げました。

しかしながら、遅行スパンが売られ過ぎ水準に近付いていることを示しています。

本日発表される米小売売上高が好調な結果となった場合、USDJPYは上昇するでしょう。直近のレジスタンスゾーンは、転換線上の112.12円付近になるでしょう。

そのすぐ上には、基準線上の112.56円が控えています。一段と上昇した場合、50日平均線と100日平均線が交差する113.14円が視野に入るでしょう。50日平均線と100日平均線のデッドクロス出現の兆しがあります。

米小売売上高が脆弱な結果となった場合、USDJPYは一段と下落するでしょう。最初のサポートゾーンは、前回の安値111.66円になるでしょう。一段と下落した場合、111円付近がサポートゾーンとして機能するでしょう。

111円も割り込んだ場合は、9月上旬に記録した約2か月ぶり安値110.37円が視野に入るでしょう。

米株式市場の下落は、リスク逃避先資産の円を上昇させる要因となります。

 

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