XM-FRBの見解で米ドル高継続、英政策金利発表、及び貿易問題に注目

XM-FRBの見解で米ドル高継続、英政策金利発表、及び貿易問題に注目

外国為替市場: 昨日、FRBが米経済にポジティブな見通しを示した後、本日の米ドルインデックスは3日連続での上昇となりました。しかしながら、上昇幅は僅か0.2%未満でした。

株式市場: 米中貿易摩擦により、ダウ工業株30種とS&P総合500種はそれぞれ0.3%と0.1%下落しました。一方、アップルの好調な決算結果によるハイテク関連株上昇で、ナスダック指数は0.5%上昇しました。

アップルの株価は5.9%上昇し、最高値付近まで上昇して引けました。

アジア株式市場は、貿易問題への懸念で下落しました。日経平均株価とトピックスは共に1.0%下落しました。香港株式市場は2.1%下落しました。

欧州株式市場は、主要株価先物指数の動きにより、下落してオープンする模様です。

 コモディティ: 予想外の米原油在庫増加の結果により、昨日のWTI原油先物は2週ぶり安値67.31ドルまで一時値下がりした後、本日には0.3%上昇した67.86まで値上がりしました。

昨日に急落したブレント原油先物は、0.6%上昇した72.84ドルまで値上がりしました。

ゴールドは0.3%上昇し、1218.78ドルまで値上がりしたものの、依然として今年最安値の1211ドル付近を若干上回る水準で推移しています。

FX主要な動き: FRBの楽観的見解で米ドル高;トルコリラ最安値

米ドルインデックスは、先週に記録した3週ぶり低水準の94.084から一段と上昇しました。

FRBが米経済に楽観的見通しと利上げに前向きな姿勢を示し、米国債利回りも上昇したことから、米ドル買いの圧力が強まりました。昨日の米10年債利回りは、6月以来となる3%越えを達成し、本日には若干下落して推移しています。

米中貿易問題再燃により、株式等のリスク資産の上値が重くなり、外国為替市場にも影響が見られます。

オフショア人民元が対米ドルで下落し、ドル/人民元は先週に記録した2017年6月以来の最高値6.8566人民元付近まで上昇しました。

昨日、米政府は2000億ドル規模になる中国製品への関税において、税率の10%から25%への引き上げを検討していることを明らかにしました。そのため、今後の進展に市場は注目するでしょう。

米ドルインデックスの上昇にも関わらず、米ドルは対円で若干下落しました。今週、日銀が決定した長期金利の誘導目標の柔軟化により、日10年債利回りが1年半ぶり高水準まで上昇したことが、円上昇の一因となりました。

しかしながら、日銀は国債利回りの急激な上昇を阻止しました。

ユーロ/ドルは0.2%下落した1.1631ドルまで値下がりしました。イングランド銀行の政策会合を控え、ポンド/ドルは0.25%下落し、1.31ドルを割り込みました。

米国人牧師拘束を理由に、米国がトルコに経済制裁を科した為、トルコリラが対米ドルで最安値を更新しました。

本日これからのFX市場: イングランド銀行政策発表、及び貿易問題の進展に注目

GMT1100には、イングランド銀行の政策発表が控えています。市場では、政策金利の0.75%への引き上げが予想されています。英オーバーナイトインデックススワップの利上げの可能性は、91%となっています。

利上げは既にほぼ織り込み済みとなっている為、市場の注目は、利上げ投票の内訳に向けられるでしょう。英国のEU離脱問題と貿易問題の先行き不透明感、及び最近発表された英賃金上昇の鈍化により、利上げに関して、政策メンバーがハト派寄りになるかを市場は注目するでしょう。

前回の政策会合では、6名が据え置きを支持し、残りの3名が利上げを支持しました。

今回の政策会合では、7名の利上げ支持に対して、2名の据え置き支持が予想されています。予想よりも多数のメンバーが据え置きを支持した場合、ポンドは下落するでしょう。反対に、予想よりも多数のメンバーが利上げを支持した場合、ポンドは上昇するでしょう。

GMT1130に予定されているカーニー総裁の記者会見では、英国のEU離脱問題、及び貿易問題についての言及が予想されています。更に、政策金利発表と同時に公表されるインフレ見通しレポートも市場は注視するでしょう。

GMT0830には、英7月建設業PMIが発表され、53.1から52.8への鈍化が予想されています。

GMT1230には、米週次新規失業者保険申請件数が発表され、前回結果の21.7万件から22万件への上昇が予想されています。

GMT1400には、米6月製造業新規受注が発表され、前月結果の前月比0.4%増から、前月比0.7%増へ上昇する模様です。

XMテクニカル分析: イングランド銀行の政策発表控え、GBPUSD2週ぶり安値まで下落

本日前半のGBPUSDは、一時2週ぶり安値1.3066ドルまで値を切り下げました。

RSIは50の中立線を下抜け、一段と下落する可能性があります。

しかしながら、MSCDは赤いシグナルラインがゼロ付近で水していることから、保ち合い相場の可能性も残されています。

本日、イングランド銀行が「ハト派的な」利上げを実施した場合、GBPUSDは本日前半井記録した安値1.3066ドルまで再度下落する可能性があります。(1.2956ドルから1.3212ドルまでのフィボナッチリトレースメントの61.8%が、1.3066ドル付近になります。その下には、心理的節目となる1.3000ドルが控えています。

一段と下落した場合、7月の安値1.2956ドルが視野に入るでしょう。

反対に、イングランド銀行が英経済と今後の利上げにタカ派的見解を示した場合、GBPUSDは1.3100ドルを超え、フィボナッチリトレースメント38.2%上の1.3114ドルを試す展開となるでしょう。

一段と上昇した場合、フィボナッチリトレースメント23.6%上の1.3151ドルを試す可能性があります。その上には、7月26日に記録した1.3212ドル控えており、レジスタンスとして機能するでしょう。

 

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