XM-FRBはタカ派的見解維持の模様?貿易問題に再び注目

XM-FRBはタカ派的見解維持の模様?貿易問題に再び注目

外国為替市場: GMT1800のFRB政策発表を控え、米ドルインデックスは0.17%上昇しました。昨日、日銀が低金利を長期間継続する姿勢を示したことにより、円は下落しました。

米政府が中国からの輸入品の関税率引き上げを実施する可能性が報じられたため、豪ドルとNZドルが若干下落しました。

株式市場:米国と中国の協議再開観測により、昨日の米株式市場は上昇して引けました。ナスダック指数は0.55%、S&P総合500種は0.49%、ダウ工業株30種は0.43%上昇しました。

ダウ工業株30種とS&P総合500種には大きな動きは見られないようですが、ナスダック指数は大幅に上昇してのオープンが予想されています。

アジア株式市場は強弱混合の結果となりました。円安により、日経平均株価とトピックスはそれぞれ0.86%と0.94%上昇しました。米国による中国への大規模な関税検討の報道で、香港株式市場は0.63%下落しました。

欧州市場に関しては、フランスのCAC40以外の主要株価先物指数は下落してオープンを示しています。

コモディティ: 昨日に下落した原油価格は、本日には一段と下落しました。米ドル高、米中貿易問題リスク上昇、及び米石油協会の原油在庫高の予想外の増加が、原油安の要因となった模様です。

WTI原油先物は0.47%下落した68.21ドルまで値下がりしました。ブレント原油先物は0.35%下落した73.81ドルまで値下がりしました。本日に米エネルギー省が発表する米原油在庫は、市場の注目を集めるでしょう。

ゴールドは、7月18日以来、1235ドルから1211ドルの狭いレンジ幅内で取引されています。レンジ幅を抜けた場合、ゴールド相場の今後の方向性がより明確になるでしょう。

FX主要な動き: 日銀政策会合後の円は下落;貿易問題に再び注目;米ドル回復

 日銀の政策会合の結果により、政策金利の乖離が再度注目されるようになり、円が下落を継続しました。日銀は、日国債利回りを低水準で維持する方針を示しました。

一方、FRB等の他の主要国の中央銀行は利上げに前向きの姿勢を示していることから、今後は一段と政策金利の乖離が進み、対主要通貨での円の魅力が低下するでしょう。更に、円高の要因となったリスクオフムードが若干後退したことも、円安要因となるようです。

しばらく動きのなかった米中貿易問題は、昨日に再び緊張が高まりました。ブルームバーグが米中通商協議再開の可能性を報じたことにより、株式市場は一時上昇しました。

しかしながら、楽観的な流れは継続しませんでした。数時間後に、中国政府に圧力をかける為に、米政府による2000億ドルの対中関税の税率を10%から25%に引き上げる提案が明らかとなりました。

これをうけて、豪ドルやNZドル等の高金利通貨が下落し、本日には対米ドルでそれぞれ0.27%と0.40%下落しました。本日に発表されたNZ第2四半期失業率が上昇したことも、NZドル安の要因となりました。

米中貿易問題の進展は一見、矛盾しているかのように見えます。しかしながら、交渉で有利な条件を引き出すために、まず圧力をかけるというトランプ政権の方法と一致しています。株価と高金利通貨は、引き続き貿易問題の進展に反応するでしょう。

昨日の米PCE物価指数は、市場予想の前年比2.0%増に対して、前年比1.9%増の結果となりました。前回結果は、1.9%増に下方修正されました。しかしながら、米ドルインデックスの終値は上昇しました。米個人所得、及び米個人消費等の他の経済指標結果が市場予想と一致したことにより、第2四半期の米経済が堅調に終了したことが明らかになりました。

 本日これからのFX市場: 貿易問題の進展に注目;FRBはタカ派的見解維持の模様?

GMT0900には、ユーロ圏7月製造業PMIが発表され、55.1が予想されています。6か月連続での低下後、初めての上昇となる模様です。

GMT0930には、英7月製造業PMIも発表され、前月結果の54.4から54.2への鈍化が予想されています。速報値も発表されるユーロ圏PMIとは異なり、英PMIは確報値のみの発表の為、英PMIにより関心が集まり、ポンドが反応しやすくなります。

明日のイングランド銀行の政策会合では、0.25%の利上げは広く予想されています。

GMT1215には、米7月ADP雇用統計が発表され、前月結果の17.7万人から18.5万人への増加が予想されています。本指標は米非農業部門雇用者数の先行指標と見なされていますが、最近は2つの指標にあまり関連性は見られません。

その他の米経済指標では、GMT1345の米7月マークイット製造業PMI、GMT1400の米6月建設支出、及び米7月ISM製造業景況指数があります。

GMT1800に発表されるFRBの政策発表には、市場の関心が集まるでしょう。今回は、記者会見と経済見通し発表が予定されていない為、重要度は下がりますが、FRBメンバーの見解は市場を動かす要因となるでしょう。

利上げは予想されていないものの、引き続き金融正常化方針は示される模様です。市場は年内あと2回の利上げ可能性を見極めようとするでしょう。現在の所、あと1回の利上げは完全に織り込まれており、あと2回の利上げの可能性は69%となっています。

XMテクニカル分析: USDJPY11日ぶり高値で短期的強気相場;買われ過ぎの可能性

USDJPYは、昨日の前半に記録した11日ぶり高値112.13円を若干下回る水準で推移しています。転換線と基準線は上昇を継続し、RSIは上昇水準まで上昇していることから、短期的強気相場が示されています。

しかしながら、RSIが売られ過ぎ水準の70を超えたことから、短期的相場転換の余地も残っています。

本日のFRB政策会合でタカ派的見解が示された場合、USDJPYは上昇するでしょう。数週間前にサポートゾーンとして機能した112.20円付近が、今回は直近のレジスタンスゾーンとなるでしょう。

一段と上昇した場合、113円、及び7月19日に記録した約7か月ぶり高値113.16円が視野に入るでしょう。

反対に、FRBがよりハト派的見解を示した場合、USDJPYは一段と下落するでしょう。一目均衡表の雲の天井値111.91円付近、及び100日平均線上の111.74円がサポートゾーンとなるでしょう。

一段と下落した場合、転換線、一目均衡表の雲の底値、基準線、及び50日MA上の111.42円から111.26円が次のサポートゾーンとして機能するでしょう。

貿易問題の進展もUSDJPYを動かす要因となるでしょう。

 

 

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