XM FX-米及び英経済指標発表控え米ドル停滞、NZドル高継続

マーケットプレビュー-米及び英経済指標発表控え米ドル停滞、NZドル高継続

外国為替市場: 本日より二日間の工程で開催されるFOMC政策会合を控え、米ドルインデックスは大きな動きがありませんでした。NZドルは昨日からの上昇の勢いを継続し、対米ドルで1か月ぶり高値まで上昇しました。

株式市場: 日経平均株価が0.3%下落したものの、1992年前半以来の高値付近を維持しました。香港株式市場は、昨日の上昇後、本日は0.6%下落しました。GMT0728でのユーロストックス50は、0.2%上昇していました。ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数には大きな動きが見られませんでした。

コモディティ: GMT2130に米石油協会による米原油在庫発表を控え、原油価格が上昇しました。WTI原油先物は0.6%上昇した1バレル58.36ドルまで、ブレント原油先物は0.9%上昇した1バレル65.30ドルまで値上がりしました。ブレント原油先物は2年半ぶり高値を更新し、WTI原油先物も2年半ぶり高値付近まで上昇しました。ゴールド価格は0.3%上昇し、1オンス1245ドル台越えが視野に入って来ました。昨日のゴールド価格は、7月後半以来の安値1240.10ドルまで急落しました。

 

主要な動き: 広く予想されている利上げを控え米ドルに動きなし、NZドル高継続

米ドルインデックスは緩やかに上昇し、94台目前まで迫り、先週金曜日に記録した3週間ぶり高水準で推移しました。

本日から明日にかけて開催されるFOMC政策会合では、0.25%の利上げが予想されています。ドル/円は若干下落しましたが、11月中旬に記録した高値113.50円を僅かに下回る水準で取引されました。

ユーロ/ドルとポンド/ドルは共に0.1%上昇し、それぞれ1.18ドルを下回る水準と1.3350ドル付近で取引されました。今週後半にはECB政策会合とイングランド銀行の政策会合が控え、金融政策の変更は予想されていません。本日の英11月消費者物価指数をはじめとし、今週には多数の重要な経済指標発表が控えています。

昨日のNZドルは急騰し、対米ドルでの終値は1.05%上昇しました。オア氏のニュージーランド準備銀行の次期総裁への指名は、NZドル/ドルを11月10日以来の高値まで押し上げました。直近でのNZドル/ドルは0.5%上昇した0.6940ドル付近で取引されていました。

豪ドルは、豪経済指標の予想を下回る結果にも関わらず、NZドルに追随し、対米ドルで0.3%上昇した0.7545ドルまで値を切り上げました。

本日これからの市場: 英消費者物価指数、米生産者物価指数に注目、FOMC政策会合開催

GMT0930には英11月消費者物価指数が発表されます。イングランド銀行のインフレ目標が2%に対し、英11月消費者物価指数は前年比3.0%増になることが予想されています。最近、イングランド銀行のカーニー総裁は、インフレ率をイングランド銀行の目標水準に戻す為に、今後数年間での利上げの必要性を強調しました。

英11月消費者物価指数が予想を上回る結果となった場合、カーニー総裁はハモンド財務相に消費者物価上昇の要因について説明する必要があります。

英11月小売物価指数は前月比0.2%増となります。その他の経済指標である英11月小売物価指数、及び英11月生産者物価指数は上昇が予想されています。

GMT1000には、独12月ZEW景気期待指数が発表され、0.7ポイント低下した18.0になることが予想されていますが、依然として過去2年間で最高水準となっています。

米国では、米11月生産者物価指数が発表され、0.1%上昇した2年ぶり高水準である前年比2.9%増になることが予想されています。前月比は若干鈍化し、前月比0.3%増になる見込みです。

本日より開催されるFOMC政策会合で決定される金融政策は、明日のGMT1900に公表される予定です。年内三度目となる利上げが予想されているものの、政策発表後の声明文は注視され、GMT1930のイエレン議長の記者会見は今後の利上げを見極める為に大きく注目されるでしょう。

エネルギー市場に関しては、GMT2130に米石油協会による先週の米原油在庫が発表されます。

 

テクニカル分析: GBPUSD は2か月ぶり高値付近まで上昇、短期的にはレンジ相場

GBPUSDは先週の2か月ぶり高値から下落しました。1.3026ドルから1.3026ドルの最近の上昇トレンドは完全に反転はしていません。RSIで現在50を上回って推移していることにより、GBPUSD は短期的には保ち合い相場となっている可能性があります。

本日発表される英11月消費者物価指数はポンド相場を大きく動かす可能性があります。英11月消費者物価指数が予想を上回る場合、2か月ぶり高値1.3548ドルまで上昇する可能性があり、ポンド高の勢いが強い場合、1年半ぶり高値1.3655ドルが視野に入るでしょう。

しかしながら、予想を下回る結果となった場合、1.3086ドルから1.3548ドルのフィボナッチリトレースメント上昇トレンドの50%上にあり、最近のレジスタンスラインとなっている1.3300ドルを再度試す展開となる可能性があります。

1.3300ドルを下抜けた場合、61.8%上にある1.3232ドルが視野に入り、その下には1.3086ドルが控えています。

 

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