XM FX-米雇用統計後の下落から米ドル回復、ユーロ圏小売売上高発表予定

XM FX-米雇用統計後の下落から米ドル回復、ユーロ圏小売売上高発表予定

外国為替市場:先週金曜日に発表された米雇用統計の若干予想を下回る結果を受けて下落した米ドルインデックスは、本日には先週金曜日の下落幅を回復し、0.2%上昇して取引されました。

株式市場: 香港株式市場は0.2%上昇し、中国CSI300は0.5%上昇しました。本日の日本市場は祝日による閉場でした。欧州市場に関しては、ユーロストックス50が現在0.4%上昇しています。

低インフレで経済成長を達成する所謂「ゴルディロックス経済」がリスク選好の動きを後押しし、米国の3つの主要な株式指数であるダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数は、先週金曜日に続伸し、終値は最高値を記録しました。

今週は決算発表シーズンに突入し、JPモルガンチェース、ウェルファーゴ、及びブラックロック等を含む米企業の四半期決算発表が予定されています。

コモディティ: エネルギー市場に関しては、先週金曜日に発表された米石油リグ稼働数に減少が見られたことにより、最近の原油価格急騰にも関わらず、本日のWTI原油先物とブレント原油先物はそれぞれ0.3%と0.2%上昇しました。

本日のゴールド価格は、市場のリスク選好の動きを受けて、僅かに下落し、直近では1オンス1317ドル付近で取引されていました。

主要な動き: 米ドルは雇用統計後の下落から回復、カナダドル急騰

先週金曜日に発表された米雇用統計の市場予想を下回る結果を受けて低下した米ドルインデックスは、本日には先週金曜日の下落幅を回復し、0.2%上昇しました。米12月非農業部門雇用者数は市場予想の19.0万人増を大きく下回る14.8万人増の結果となりました。

しかしながら、前回結果は若干上方修正されました。米12月失業率は、市場の予想通り引き続き4.1%となりました。米12月平均時給は市場予想と一致した前月比0.3%増となり、前回結果は下方修正されました。

全般的に、米雇用統計の結果は米経済に関する市場の見解を改めて示した模様です。つまり、米労働市場は比較的堅調であるものの、賃金利上げの上昇圧力は依然として脆弱であるため、FRBの政策には影響しない模様です。

ユーロ/ドルとポンド/ドルは、ユーロ安とポンド安よりも、米ドル回復の影響により、共に下落しました。

カナダドルは、先週金曜日に発表されたカナダ12月雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことにより、カナダ労働市場の速いペースでの成長が浮き彫りとなり、先週金曜日のカナダドルは対米ドルで3か月ぶり高値まで上昇しました。

今月のカナダ中央銀行の政策会合での利上げ観測が上昇し、カナダのオーバーナイトスワップ指数によると、利上げの可能性は約70%が示されています。

本日の豪ドルは対米ドルで0.3%上昇したものの、NZドルは対米ドルで若干上昇しました。

本日これからの市場:  英住宅関連指標、及びユーロ圏小売売上高発表

GMT0830には、英12月ハリファックス住宅価格指数が発表され、前回よりも上昇ペースが鈍化するものの、6か月連続の上昇が予想されています。

本日にはユーロ圏から複数の重要な経済指標が発表されます。まずGMT0930には、ユーロ圏1月Sentix投資家信頼感指数が発表されます。

その後、GMT1000には、ユーロ圏12月事業環境、ユーロ圏12月経済センチメント、及びユーロ圏12月消費者信頼感が発表されます。市場の関心を集めますが、市場を動かす要因にはならない模様です。

GMT1000にはユーロ圏11月小売売上高も発表され、前月比と前年比共に増加が予想されています。

GMT1530には、カナダ中央銀行による企業景況感調査が発表される予定で、カナダドルトレーダーの注目を集める可能性があります。

GMT2000には、米11月消費者信用が発表されます。

本日には複数のFRBメンバーによる発言が予定されています。まず、GMT1740には、アトランタ連銀のボスティック総裁が経済見通しと金融政策について発言します。

GMT1835にはサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が、GMT2125にはボストン連銀のローゼングレン総裁がパネルディスカッションに参加予定です。

テクニカル分析: EURUSD 短期的下落相場

EURUSDは2日連続での下落を継続し、RSIが短期的に下落の勢いを示しています。

本日発表されるユーロ圏小売売上高が予想を上回る結果となった場合、上昇する可能性があります。上昇した場合、先週記録した4か月ぶり高値1.2088ドルがレジスタンスとして機能する模様です。

1.2088ドルは昨年9月8日に記録した3年ぶり高値1.2092ドルに非常に近く、重要なポイントとなるでしょう。

一方、ユーロ圏小売売上高が低調な結果となった場合、一段の下落が加速し、1.20ドル台を割り込む可能性があります。本日前半には12月後半以来初めて1.20ドル台を一時的に割り込みましたが、1.20ドル付近がサポートラインになるでしょう。

1.20ドル付近は、最近の1.1960ドルからのレンジ幅の天井値1.1960ドルも含んでいます。更に下落した場合、昨年10月に記録した1.1879ドルが視野に入るでしょう。最近は1.1879ドル付近まで値を下げる局面も頻繁にありました。

 

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