XM FX-豪雇用統計で豪ドル高、ECBとBOEに注目

XM FXマーケットプレビュー-豪雇用統計で豪ドル高、ECBとBOEに注目

 

外国為替市場: 昨日のFRBによる見解が予想よりもハト派的内容となった為、昨日の米ドルインデックスは急落し、本日は昨日とほぼ同じ水準で推移しました。豪ドルは、豪雇用統計の予想を上回る結果を受けて、対米ドルで上昇しました。

株式市場: 日経平均株価の終値が0.3%下落し、直近での香港株式市場は0.3%下落しました。殆どのアジア株式市場も下落しましたが、下落幅は限定的でした。GMT0713でのユーロストックス50も0.3%下落しました。一方、ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数は0.1%上昇しました。

コモディティ: WTI原油先物は0.3%上昇した1バレル56.76ドルまで、ブレント原油先物は0.6%上昇した62.79ドルまで値上がりしました。昨日、米エネルギー省が発表した米原油在庫では、予想以上の減少が見られました。ゴールド価格は若干上昇した1オンス1256.80ドルまで値上がりしました。

 

主要な動き: 米ドル安継続、豪雇用統計の好調な結果で豪ドル高

欧州セッション開始間際の米ドルインデックスは、緩やかに上昇しました。しかしながら、最近記録した1週間ぶり低水準93.33から僅かに上回る水準で推移しました。

FRBは2018年と2019年には年3回の利上げ見通しを維持しました。市場はよりタカ派的見通しを期待していた為、米ドルは下落しました。

市場の予想通り、0.25%の利上げが決定され、短期金利の指標であるフェデラルファンド金利の誘導目標が1.25%から1.50%に引き上げられました。

昨日発表されたコアの米11月消費者物価指数が予想を下回る結果となったことは、今後近いうちのFRBによる2%のインフレ目標達成実現への懸念を浮上させ、米ドル下落の要因となりました。

FRBはインフレ測定にコアのインフレを使用します。一方で、昨日には米上下両院の共和党指導部が税制改革法案の一本化で合意し、来週にも採決が行われる見通しで、米ドルにとってポジティブな材料もありました。

昨日に0.9%下落したドル/円は、本日には0.2%上昇した112.73円まで上昇しました。ユーロ/ドルとポンド/ドルは、昨日に記録した1.18ドル台と1.34ドル台越えを維持し、本日には安定して推移しました。

本日前半のユーロ/ドルは、1週間ぶり高値1.1843ドルまで値を切り上げる局面もありました。

豪ドル/ドルは0.3%上昇し、本日前半に記録した1か月ぶり高値0.7674ドルを僅かに下回る水準で推移しました。豪ドル高上昇の背景には、豪雇用統計の好調な結果がありました。

豪ドルとは異なり、NZドルは昨日の上昇の勢いを維持することはできませんでした。NZドル/ドルは0.3%下落した0.7000ドルまで値を下げましたが、昨日に記録した10月末以来の高値付近で取引されました。

本日これからの市場: ECB政策発表、米及び英小売売上高に注目

本日には、米国、英国、及びユーロ圏より多数の重要な経済指標が発表されます。また、イングランド銀行、ECB、ノルウェー中央銀行、及びスイス中央銀行が金融政策を発表致します。

GMT1200には、イングランド銀行による金融政策が公表されます。インフレがイングランド銀行の目標値2%を大きく上回っているにも関わらず、政策金利の0.50%での据え置きが予測されています。

今後数年間の金融引き締め政策への見通しを見極める為に、市場は声明文に注視するでしょう。

GMT1245には、ECBの金融政策発表が控えています。政策金利の据え置きと、翌年からの資産買い入れプログラムの削減決定が予想されています。

政策金利据え置きと緩和政策削減は市場では織り込み済みとなっている為、市場の関心は経済成長とインフレのマクロ経済見通しに向けられるでしょう。

経済成長見通しの修正と、2020年度の経済成長見通しも公表される模様です。GMT1330には、ドラギ総裁による記者会見が予定されています。

本日には、スイス中央銀行とノルウェー中央銀行の政策会合も終了します。

経済指標に関しては、GMT0900にはユーロ圏12月PMIが発表され、前月結果より0.3ポイント低下した57.2になることが予想されています。GMT1445には、米12月PMIが発表され、前月結果よりも改善が見込まれています。

GMT0930には、英11月小売売上高が発表され、4年ぶりに低下した前月結果より0.3%増になることが予想されています。米11月小売売上高は前月比0.3増となる見込みです。

GMT1330には、米週次新規失業失業保険申請件数が発表され、3000件増加した23.9万件が予想されています。

 

テクニカル分析: EURUSD上昇幅維持、短期的には上昇相場の可能性も

EURUSDは、現在はレンジ相場を維持し、過去4日間は主要レベルの1.1800ドル台付近で推移しています。しかしながら、20日EMAと50日EMAのゴールデンクロス、及びRSIの上昇開始が短期的に上昇相場出現を示している可能性があります。

上昇した場合、1.2091ドルから1.1553ドルのフィボナッチリトレースメントの下降トレンド61.8%の1.1882ドルが直近のレジスタンスラインになるでしょう。更に上昇幅が拡大した場合、1.1960ドルが視野に入るでしょう。

しかしながら、ECBのユーロ圏経済見通しがハト派的見解となった場合、下落する可能性があり、現在推移している20日EMA上の1.1799ドル付近がサポートラインとなるでしょう。

 

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