XMFXニュースー株価回復、新型コロナウイルスのリスクで米ドル下落

- 米経済指標、新型コロナウイルス対策、及びバイデン氏の優勢で株価上昇、しかしながら感染拡大で状況は不安定
- 追加利下げ観測により、米ドルの回復は一時的
- FRBと豪中銀に続きカナダ中銀も利下げ実施、ECBと英中銀も利下げの可能性?
- OPECプラスによる減産協議で、原油価格安定
新型コロナウイルス対策、及び米政治情勢で株価上昇
政府や中央銀行による新型コロナウイルスへの対策、及び2020年の米大統領選の共和党候補者としてバイデン氏が優勢になりつつあることから、昨日の米株式市場は大きく回復しました。
昨日、新型コロナウイルス対策の為に、米下院は83憶ドル規模の緊急歳出法案を可決しました。最近、新型コロナウイルス対策として、日本とオーストラリアが決定した財政政策に追随した形となります。
金融政策に関しては、今週、新型コロナウイルスによる経済的影響を緩和させるため、オーストラリア、米国、及びカナダが利下げを決定しました。
ダウ工業株、及びS&P500は4%以上上昇し、新型コロナウイルスの影響による下落幅の半分程を回復させました。
スーパーチューズデーでのバイデン氏の勝利も、株価回復の追い風となりました。1週間前には大統領選への参加継続も危ぶまれたバイデン氏は、急速に支持を拡大させ、現在、11月の大統領選での民主党の最有力候補者として見なされています。
バイデン氏の支持拡大前には、急進派のサンダース氏が民主党候補者として最有力視されていました。
本日のアジア株式市場も大きく回復しました。一方、欧州株式市場は、イタリア、及び近隣国での感染者増加が懸念材料となり、緩やかな上昇にとどまっています。
利下げ観測が国債利回りの重しとなり、米ドルの上昇は継続せず
新型コロナウイルス流行により、世界経済成長が2008年から2009年の金融危機以来の低成長となり、市場がFRBの追加利下げを織り込んでいる為、米ドルは上昇を維持できませんでした。
昨日に、史上最低水準まで低下した米10年債利回りは、1%台を維持できませんでした。
今週の0.50%の緊急利下げに加え、2週間後のFOMC会合での0.25%の利下げを市場は織り込みつつあります。
昨日の米2月ISM非製造業PMIが予想外に好調な結果となり、米2月ADP全国雇用者数が予想を上回った為、米ドルは対円での5か月ぶり安値から回復しました。
FRBによる大幅利下げに加え、一段の利下げの可能性により、当面の間、米ドル相場は下落基調になるでしょう。ドル/円は107.73円まで回復後、107.20円まで押し戻されました。
カナダ中銀が利下げ決定、ECBと英中銀も利下げの可能性?
新型コロナウイルス流行懸念が上昇する中、カナダ中央銀行は今週に利下げを実施した3つ目の中央銀行になりました。カナダ中央銀行が0.50%の利下げを発表後、カナダドルは対米ドルで9か月ぶり安値1.3464カナダドルまで急落し、その後若干回復しました。
今後、ECBやイングランド銀行も利下げに踏み切るかが注目されます。1週間後に開催されるECB政策会合の利下げの可能性は、約85%となっています。既にマイナス金利となっている為、ECBがその他の対応策を講じる可能性もあります。
イングランド銀行の政策会合は3週間後に予定されており、FRBの緊急利下げに追随する可能性も予測されています。
しかしながら、昨日、イングランド銀行の次期総裁は、政策決定前に、新型コロナウイルスによる経済的影響を見極める姿勢を明らかにしています。
これにより、ポンドは対米ドルで上昇し、1.29ドル台を試す展開となりました。一方、ユーロ/ドルは、1.1135ドル付近で安定して推移しています。
FX減産協議を控え、原油相場安定
世界経済成長の見通し悪化により、原油需要が急激に減少した為、本日、OPECは会合を実施し、減産について協議する模様です。サウジアラビアは、150万バレルの減産を提案していますが、ロシアが合意するかは不透明です。
ロシアやOPEC非加盟国が参加する明日の会合で、決定が明らかになります。
減産の協議にもかかわらず、OPECプラス内の協調性の欠如、及び先行き不透明感により、原油価格は下落基調となっています。OPEC会合を控え、WTI原油先物とブレント原油先物は、それぞれ46.82ドルと51.16ドルで取引されていました。
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