XMFX-ポンド急騰、米雇用統計発表に注目

XMFX-ポンド急騰、米雇用統計発表に注目

外国為替市場: 昨日に大幅に低下した米ドルインデックスは、本日には大きな動きがありませんでした。米雇用統計発表前の利益確定売りにより、米ドルが下落しました。

EU離脱交渉の楽観的観測により、ポンド/ドルが急騰しました。積み上がった売りポジションの決済により、豪ドルとNZドルも大幅に上昇しました。

株式市場:米中通商協議再開への期待により、米株式市場3セッション連続の上昇となりました。S&P総合500種とダウ工業株30種は1.06%、ナスダック指数は1.75%上昇しました。

本日、米主要株価先物指数は大幅に上昇してのオープンを示しています。

アジア株式市場も全面高となりました。香港株式市場は4.05%の上昇となりました。

欧州株式市場は、主要株価先物指数が1.0%以上上昇してのオープンを示しています。

コモディティ:市場のリスクオン回復にも関わらず、原油価格は下落しました。米政府がイラン産原油の全面禁輸の一部の国への適用除外を示唆したことが、原油価格を押し下げました。

更に、米中間選挙前に、米政府が戦略石油備蓄を放出する計画や、OPEC加盟国による増産観測の原油価格下落の要因となりました。WTI原油先物は7か月ぶり安値63.45ドルまで、ブレント原油先物は2か月ぶり安値72.80ドルまで急落しました。

昨日の米ドル安により、ゴールドは若干上昇し、本日は1234ドルで取引されています。

FX主要な動き: ポンド急騰;利益確定売りの大きな動きで米ドル下落      

  

昨日、アイルランド国境問題を巡りEUが妥協する可能性が報じられ、EU離脱交渉前進への期待が高まり、ポンドが大幅に上昇しました。現行の政策が据え置かれ、経済見通しに変更がなったことにより、ポンドはECB政策発表に殆ど反応しませんでした。離脱交渉の終結までは、離脱交渉の進展がポンド相場を動かす主要因となるでしょう。

市場は、EU側の提案に対してのメイ英首相の反応に注目するでしょう。

ポンドは特に対米ドルで急伸しました。米ドル下落の背景には、最近の高値による利益確定売りの動き、及び米雇用統計発表前の慎重姿勢がありました。

昨日、トランプ大統領が習近平国家主席と「時間をかけた非常に良い」対話ができたとツイートしました。これにより、米中通商協議再開の期待が高まりました。

本日、豪ドルとNZドルが急騰しました。主要な要因としては、まず、米商品先物取引委員会によると、積み上がった投機的な豪ドルとNZドルの売りポジションの決済があります。

次に、貿易リスク後退による市場のリスクオンの回復があります。更に、最近に明らかとなった対中国での豪貿易赤字拡大により、中国がオーストラリアとニュージーランドからの輸入を拡大させる期待が高まったことです。

中国がオーストラリアとニュージーランドからの輸入を拡大した場合、オーストラリアとニュージーランドは米中貿易摩擦の恩恵を受けることになります。

本日これからのFX市場: 米国とカナダから雇用統計発表;米中貿易摩擦の進展に注目

GMT0900には、ユーロ圏10月製造業PMI・改定値が発表され、2016年7月以来の低水準52.1となる模様です。速報値の為、市場を動かす要因とはならない模様です。

GMT0930には、英10月建設業PMIが発表されます。

しかしながら、市場の最大の関心はGMT1230に発表される米雇用統計に向けられるでしょう。米10月非農業部門雇用者数は、年内最低水準となった前月結果の13.4万人増から、19.0万人増への改善が予想されています。

失業率は引き続き3.7%となる模様です。最も注目が集まる平均時給は、2009年4月以来の最高水準となる前年比3.1%増が予想されています。したがって、米雇用統計では、堅調な米労働市場が浮き彫りとなるでしょう。

GMT1230には、米9月貿易収支も発表されます。貿易赤字は、2月以来の最低水準となる536億ドルが予想されています。

GMT1400には、米9月製造業受注が発表されます。

米中貿易摩擦に関しては、両国が合意に前向きな姿勢を見せていることから、株式や豪ドル等のリスク通貨の需要が増加しました。したがって、円等のリスク逃避先資産が下落しました。今月後半にアルゼンチンで開催されるG20サミットでは、米中首脳会談も予定されています。

GMT1230には、カナダ10月雇用統計も発表されます。カナダ10月新規雇用者数は、前月結果の6.33万人を大幅に下回る1.00万人が予想されています。

しかしながら、新規雇用者数には、フルタイム就業者とパートタイム就業者が含まれていることに留意すべきでしょう。カナダ10月失業率は、前月結果と同様の5.9%となる模様です。

GMT1330には、カナダ9月貿易収支が発表されます。

エネルギー市場に関しては、GMT1700にベーカーヒューズ社のリグ稼働数が発表されます。

XMテクニカル分析: USDJPYは短期的強気相場から保ち合い相場の兆し

 

USDJPY は水曜日に記録した3週ぶり高値113.38円を約50ピップス下回って推移しています。転換線と基準線の上昇は、強気相場を示しています。しかしながら、基準線が平坦化しつつあります。一目均衡表では、強気相場から保ち合い相場の兆しが見られます。

米雇用統計の強い結果が株安に繋がらなかった場合、USDJPY はUSDJPY は上昇するでしょう。この場合、113.38円付近がレジスタンスゾーンとして機能するでしょう。113.38円を上抜けた場合、10月上旬に記録した114円越えが視野に入るでしょう。

114円も超えた場合、2017年11月以来の高値114.54円を試す展開となるでしょう。

反対に、米雇用統計が脆弱な結果となった場合、或いは株価が下落した場合、USDJPY は下落するでしょう。この場合、まず、転換線上の112.82円がサポートゾーンになるでしょう。

その下には、50日平均線上の112.53円、100日MA上の112.41円、及び基準線上の112.57円が控えています。一段と下落した場合、一目均衡表の雲の天井値112.12円と底値111.98円、そして最近の安値111.94円が視野に入るでしょう。111.94を下抜けた場合、2018年9月以来の安値111.37円を試す展開となるでしょう。

米中貿易摩擦の進展もUSDJPYの値動きに影響するでしょう。

 

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