XMFX-リスクオフで米ドルと円上昇、英雇用統計発表

外国為替市場: 昨日に17か月ぶり高水準に達した米ドルインデックスは、本日の昨日の水準付近で推移しました。リスク回避の流れが強まる中、円は米ドルに次いで、最も堅調推移した通貨でした。一方、ユーロとポンドは下落しました。
株式市場: 昨日の米株式市場は急落しました。S&P総合500種1.97%、ダウ工業株30種は0.77%、ナスダック指数は2.74%下落しました。株価下落の背景には、トランプ政権による対中貿易摩擦のリスク上昇がありました。
しかしながら、本日の米主要株価先物指数は上昇してのオープンを示していることから、市場の流れは改善した模様です。
アジア株式市場は強弱混合の結果になりました。日経平均株価は2.06%下落したものの、香港株式市場は0.46%上昇しました。
欧州株式市場では、主要株価先物指数が上昇してのオープンを示しています。
コモディティ:本日の原油価格は下落しました。リスク回避の流れに加え、国際エネルギー機関が2040年までに電気自動車の影響による原油需要低下を明らかにしたことが、原油価格を下落させました。
これにより、WTI原油先物とブレント原油先物は数か月ぶり安値まで下落しました。OPECによる減産観測は、原油価格を上昇させることができませんでした。
リスクオフの流れにも関わらず、昨日のゴールドは7セッション連続の下落となりました。米ドル高がゴールドを下落させ、現在の所、ゴールドは1200ドルを若干上回る水準で推移しています。
FX主要な動き: リスクオフで円と米ドル上昇、EU離脱問題の不透明感継続
昨日のUSセッション後半は、リスク回避の流れが強まりました。これにより、S&P総合500種は約2.0%下落し、円や米ドル等のリスク逃避先資産の需要が増加しました。
リスクオンの背景には、トランプ政権が中国との貿易摩擦を追加関税から、輸出制限、及び知的財産権侵害まで、対中貿易摩擦を拡大させる可能性をメディアが報じたことがあります。
ポンド相場は乱高下しました。メイ政権の閣僚がメイ首相のEU離脱提案に不賛成との報道で下落したものの、その後にEU離脱協定の草案がほぼ完成しているとの報道で回復しました。しかしながら、メイ政権の報道官がEU離脱協定の草案に関するニュースの信憑性はないと発言し、ポンドが再度下落しました。
したがって、ポンド相場はEU離脱問題に引き続き影響し、アイルランド国境問題で合意に達しない限り、不安的な相場となるでしょう。
興味深いことに、ポンドは対ユーロで上昇しました。修正版予算案の提出期限前に、ユーロ売りの動きが加速しました。イタリア政府は予算案を修正する姿勢を見せていないことから、当面の間、政治的不透明感は継続するでしょう。
本日これからのFX市場: 英雇用統計、及びEU離脱問題進展に注目;イタリア予算案発表;独ZEW景気期待指数発表
GMT0930には、英9月雇用統計、及び英10月求職者給付受給者増減が発表されます。市場の関心は、インフレに影響する賃金上昇に向けられるでしょう。
英9月平均受給は、前月結果の前月比2.7%増から、2015年9月以来の最高水準前月比3.0%増に上昇する模様です。ボーナスを除いた平均時給は、前月結果と同様の前月比3.1%増となる模様です。
英9月雇用者増減は21万人増で、英9月失業率は4.0%で4か月連続で数か月ぶり低水準となる模様です。
英雇用統計の強い結果は、ポンド高の要因になるでしょう。しかしながら、ポンド相場に最も影響する要因は、引き続きEU離脱問題の進展になるでしょう。
GMT1000には、独11月ZEW景気期待指数が発表され、前月結果からの鈍化が予想されています。鈍化の背景には、米中貿易問題、及びEU離脱問題による先行き不透明感があるようです。
本日、ユーロのリスク要因は、イタリア予算案になるでしょう。本日は、イタリア政府が修正版予算案を提出する期限となっています。イタリア政府が修正する姿勢を見せていない為、EU側は罰金を科すこともできます。
しかしながら、罰金よりも、先送りの方針が取られる可能性が高く、イタリア予算案問題は引き続きユーロのリスク要因となる模様です。
XMFXテクニカル分析: GBPUSDは4週ぶり高値更新後に下落
GBPUSD は先週に約4週ぶり高値1.3174ドルまで急騰後、約300ピップス下落しました。RSIは50を下回って推移し、弱気相場を示しています。
英雇用統計の強い結果、或いはEU離脱問題のポジティブな展開は、GBPUSDを上昇させるでしょう。この場合、前回の安値1.2921ドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。
その上には、1.30ドル、及び50日平均線と100日平均線が交差する付近の1.3042ドルと1.3048ドル付近が控えています。一段と上昇した場合、先週の高値1.3174ドルが視野に入るでしょう。
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