XMFX-株式市場下落、米雇用統計の強い結果で米ドル回復

XMFX-株式市場下落、米雇用統計の強い結果で米ドル回復

外国為替市場:先週金曜日の米雇用統計の上昇を受けて若干回復した米ドルインデックスは、本日には大きな動きは見られませんでした。

株式市場: 先週金曜日の米株式市場は急落しました。ダウ工業株30種の終値は2.5%の下落、S&P総合500種の終値は2.1%下落しました。ナスダック指数は2%下落しました。

米株価急落の背景には、米1月雇用統計で賃金に大幅な上昇が見られたことにより、当初の想定よりも速いペースでの利上げ観測と、米国債利回り上昇がありました。利回り上昇により、国債がより安全で魅力的な資産として見なされました。先週金曜日の米株価下落の流れが引き継がれ、アジアセッションでは、日経平均株価とトピックスはそれぞれ2.5%と2.2%下落しました。

コモディティ本日の原油価格は下落しました。WTI原油先物とブレント原油先物は共に先週金曜日の下げ幅を拡大させ、0.8%下落しました。米ドル高とリスクオフの流れが原油価格下落の要因になったようです。先週金曜日に発表されたベーカー・ヒューズ社によるリグ稼働数の増加は、米原油生産増加を裏付け、原油価格下落の一因になったようです。ゴールド価格は、米ドル回復により、先週金曜日には大きく下落し、本日には若干下落しました。

FX主要な動き: 米国債利回り上昇、米雇用統計の好調な結果で米ドル回復

先週金曜日に発表された米雇用統計の好調な結果を受けて、米ドルは回復しました。米1月非農業部門雇用者数は市場予想の18.0万人増を上回る20.0万人増となり、前月結果も上方修正されました。米1月失業率も市場の予想通り安定した結果となりました。しかしながら、予想外の結果となったのは米1月平均時給で市場予想を大幅に上回る前年比2.9%増でした。

賃金上昇はFRBにとって重要事項です。賃金上昇により消費が増え、物価も上昇することから、賃金上昇がインフレ上昇に繋がることは広く認識されています。米経済が回復する中、インフレ上昇が長く欠けていたことを考慮すると、今回の賃金上昇により、年内3回だけでなく、4回の利上げ観測まで浮上しました。FRBのファンド先物によると、市場は既に年3回の利上げを織り込みつつあります。

米雇用統計発表後米ドルは上昇したものの、上昇幅は限定的でした。米10年債利回りは約2.86%付近まで上昇したものの、米ドルは上昇しませんでした。米ドルの限定的な回復は、米ドルへのネガティブなセンチメントが依然として存在していることを裏付けることになりました。

先週金曜日には、ドル/カナダドルが急騰しました。米雇用統計の好調な結果に加え、カナダのトルドー首相によるNAFTA離脱も辞さないと発言したことが要因となりました。NAFTA交渉が決裂した場合、カナダドルだけでなく、メキシコペソも下落するでしょう。

本日これからのFX市場: 米、英、ユーロ圏PMIに注目、パウエル新FRB議長就任

GMT0900には、ユーロ圏1月マーケット総合PMI指数が、GMT0930にはユーロ圏2月Sentix投資家信頼感指数が、GMT1000にはユーロ圏12月小売売上高が発表されます。

ユーロ圏1月マーケット総合PMIは、0.5ポイント上昇し、最高水準となる58.6が予想されています。しかしながら、速報値の方が重要視されるため、結果が市場予想を大きく上回ったり、下回ったりしない限り、ユーロの値動きへの影響は限定的となるでしょう。

ユーロ圏2月Sentix投資家信頼感指数は、0.1ポイント上昇し、2007年8月以来の高水準となる33が予想されています。

ユーロ圏12月小売売上高は、前月比1.0%減が予想されています。前年比では、前月結果の2.8%増から1.9%増への鈍化が予想されています。

英国からは、1月サービス業PMIが発表され、前月結果の54.2を若干上回る54.3が予想されています。サービス業が英GDPに占める高い割合を考慮すると、木曜日のイングランド銀行の政策会合前に、英経済の勢いを把握する為に、市場の関心を集めるでしょう。

GMT1500には、米1月ISM非製造業景況指数が発表されます。前月結果の56.0に対して、56.5が予想されています。

GMT1400には、FRBのパウエル理事がFRB議長に宣誓就任します。パウエル新議長は、イエレン議長の金融引き締め方針を引き継ぐことが予想されています。

XMテクニカル分析: EURJPY2年半ぶり高値と強気相場維持

先週金曜日のEURJPYは137円台を超え、2年半ぶり高値137.49円の目前に迫っています。本日には136円台まで押し戻されたものの、強気相場を維持しています。

EURJPYは一目均衡表の雲と移動平均線の上回って推移し、短期及び中期的にポジティブなトレンドを維持していることを示しています。RSIも強気相場を示す50を上回って推移しているものの、方向性を欠いている模様で、上昇相場再開の前に一時レンジ相場となる可能性を示しています。一目均衡表でも転換線と基準線が平坦化していることから、レンジ相場の可能性が示されています。

下落した場合、直近のサポートラインは2018年初め以来頻繁に交差しており、心理的節目となっている136円になるでしょう。その下には、20日SMA上の135.40円が控えています。一段と下落すると50日SMAの134.43円が控えており、弱気相場への反転する可能性があります。

反対に上昇した場合、前回の高値137.49円がレジスタンスとして機能し、その上には138円台と139円台が控えています。

 

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