XMFX-米ドルは小幅な値動き、米PCEデフレーターに注目

XMFX-米ドルは小幅な値動き、米PCEデフレーターに注目

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは、先週金曜日の高水準96.62から低下した96.15付近で推移しました。本日、対米ドルで大きく上昇した通貨はNZドルで、0.4%以上上昇しました。

株式市場: 先週の株安に続き、本日の株式市場は強弱混合の動きとなりました。本日の米主要株価先物指数は、約0.2%下落して推移しています。

中国経済減速への懸念により、中国株式市場は大幅な株安となりました。本日の上海総合指数は、2%以上の下落となりました。一方、日経平均株価は0.16%の下落にとどまりました。

欧州株式市場は、先週金曜日の大幅に下落後、若干のレジスタンスを見せ、本日の主要株価先物指数は上昇してのオープンを示しています。

コモディティ:先週金曜日に3か月ぶり高値1240ドル越えを維持できなかったゴールドは、本日には1230ドルを上回って推移しています。

原油価格は、先週金曜日の上昇幅の一部を失いました。原油価格下落の要因として、世界的経済の減速、及び貿易摩擦への懸念、そしてイランへの制裁による生産減少を補うための他の原産国による増産等が考えられます。

最近の原油相場は下落基調となっており、WTI原油先物は依然として70ドルを下回った67.33ドルで取引されていす。

FX主要な動き: GDPの好調な結果で米ドル一段と上昇;株式市場の動きに注目

今週は比較的静かなスタートなりましたが、市場の関心は株安が継続するかに向けられるでしょう。先週金曜日には、米第3四半期GDPの予想を上回る結果も株価下落を阻止することができませんでした。

米経済指標の好調な結果が米利上げ観測を上昇させる一方で、利上げは米株式市場にはネガティブな要因となります。しかしながら、利上げ観測上昇、及び株式市場の荒い値動きが米ドルを上昇させました。

米ドル買いの要因は、米ドルがリスク逃避先資産として見なされたことと、他の主要通貨よりも金利の高い米ドルが好まれたことでした。

本日のユーロとポンドは、対米ドルで先週金曜日からの安値から回復しました。イタリア予算案への懸念と、ユーロ圏経済の楽観的見通しの後退がユーロ安の要因でした。一方で、ユーロにとってポジティブな要因は、資産買い入れプログラムの年内終了予定、及び2019年の利上げ観測です。

イタリアの予算案問題の長期化し、及びユーロ圏経済の一段と減速した場合、資産買い入れプログラム終了が延期される懸念が市場では浮上しています。

ポンドに関しては、メイ英首相の交代論による先行き不透明感を受けて、2か月半ぶり安値まで急落しました。本日のポンドは2か月半ぶり安値から回復したものの、ポンド相場の荒い値動きは継続する模様です。しかしながら、ポンド/ドルが1.28ドルを割り込む可能性は低いでしょう。

本日は、円やスイス等のリスク逃避先資産が上昇しました。株価下落時に、対米ドルで常に上昇する通貨は円です。

本日これからのFX市場: 株式市場の動き、イタリア予算案、及びEU離脱問題に引き続き注目

本日には、主要な経済指標発表は多く控えていません。したがって、市場の関心は主に株式市場の動き、イタリア予算案、及びEU離脱問題に向けられるでしょう。

GMT1230には、米9月個人消費、米9月個人所得、及びFRBが重視する米9月PCEコア・デフレーターが発表されます。米9月個人消費、及び米9月個人所得は共に前月結果の前月比0.3%増から前月比0.4%増への上昇が予想されています。

米9月PCEコア・デフレーターは、前月比0.1%増が予想されており、前年比ではFRBの目標と一致した2.0%増になる模様です。

現在、FF金利先物によると、12月利上げの可能性は75%となっています。本日の米経済指標が予想を上回る結果となった場合、米利上げ観測が一段と上昇し、米ドル高の追い風になるでしょう。

今週は、日銀とイングランド銀行の政策会合、米雇用統計、及びユーロ圏消費者物価指数の発表等の重要なイベント、及び経済指標発表が複数控えています。

XMテクニカル分析: USDJPYは短期的保ち合い相場の兆し

USDJPYは10月前半に1年半ぶり高値 まで急騰後、下落に転じ、下落基調が継続しています。しかしながら、USDJPYが100日平均線と200日平均線を上回って推移していることから、短期的保ち合い相場の兆しが維持されています。

デイリーチャート上のMACDの動きも保ち合い相場を示し知恵ます。USDJPYが111.60円と100日平均線を下回らない限り、下落相場には転換しないでしょう。

本日の米経済指標が予想を上回る結果となった場合、USDJPYは上昇し、10月22日の高値112.85円を目指す展開になるでしょう。一段と上昇した場合、113.50が視野に入り、その上には1年ぶり高値114.54ドルが控えています。

反対に、米経済指標が脆弱な結果となった場合、USDJPYは下落するでしょう。

この場合、111.60円と100日平均線が交差する付近がサポートゾーンになるでしょう。一段と下落した場合、9月7日に記録した安値110.35円、及び8月21日に記録した安値109.75円が視野に入るでしょう。

円がリスク逃避先資産と見なされている為、米経済指標に加え、市場のリスクの流れがUSDJPYの動きに影響するでしょう。

 

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