XMFX-米ドル安継続、カーニー総裁の議会証言に注目

XMFX-米ドル安継続、カーニー総裁の議会証言に注目

外国為替市場: 米経済指標の脆弱な結果と米国債利回り低下により、昨日の米ドルインデックスは下落しました。本日の米ドルインデックスは、一段と下落しました。

リスクオフの市場で最も堅調推移した通貨は、スイスフランでした。ユーロも、スイスフランに次いで上昇した通貨でした。

株式市場: ハイテク関連株の下落により、昨日の米株式市場は下落して引けました。ナスダック指数は最も下落し、3.03%値下がりしました。S&P総合500種は1.66%下落し、ダウ工業株30種は1.56%下落しました。

アジア株式市場も全面安となりました。

欧州株式市場でも、主要株価先物指数の動きから株安が引き継がれる模様です。

コモディティ:昨日の原油価格は上昇しました。原油価格の背景には、OPECによる減産観測、及びEUによるイランへの制裁ニュースがあります。

しかしながら、市場のリスクオフの流れにより、原油高は長続きせず、原油価格は再度下落に転じました。WTI原油先物は1バレル56.90で取引され、ブレント原油先物は1バレル66.31ドルで取引されていました。

ゴールドは米ドル安により上昇し、1225ドルで取引されています。

FX主要な動き: リスクオフで、米国債利回りと米ドル下落

 

米株価急落により、国債の需要が増加が利回りを低下させ、米ドルも対主要通貨で下落しました。昨日に発表された米11月NAHB住宅市場指数の脆弱な結果も、FRBが翌年には利上げを一時停止する見方を強めることになり、米ドル安の要因となったようです。

住宅関連指標は米経済見通しを浮き彫りにすると見なされている為、脆弱な結果は経済失速の兆しの可能性があります。

スイスフランとユーロは米ドル安で最も恩恵を受けた通貨で、円に対しても上昇しました。EU離脱問題で進展がない中、ポンドは引き続き荒い値動きとなり、対米ドルで上昇し、対ユーロで下落しました。

本日には、イングランド銀行メンバーによる議会証言が予定されている為、市場の関心はEU離脱問題からイングランド銀行の政策に向けられるでしょう。

EU離脱問題の先行き不透明感が上昇する中、英オーバーナイトインデックススワップによると、2019年の利上げは予想されていません。イングランド銀行のメンバーが2019年度に利上げがないことを示唆した場合、ポンドは下落するでしょう。

株式市場では、アップルによる新型iPhone発注削減のニュースにより、フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、及びアルファベット等のハイテク関連株が急落しました。

最近はハイテク関連株が大幅に上昇していたことを考慮すると、急激な転換となりました。アップル商品への需要低下が株安を引き起こした一方で、年末を控えて、マネーマネジャーが今年の利益確定のため決済した可能性があります。

本日これからのFX市場: 米建設許可件数、カーニー総裁の議会証言、EU離脱問題、伊予算問題、米中貿易摩擦に注目

 

GMT1100には、英11月CBI産業受注動向が発表されますが、EU離脱問題の進展ほどはポンド相場には影響しないでしょう。

GMT1000には、英国議会において、イングランド銀行メンバーが11月インフレレポートについて質疑応答に対応します。合意なき離脱の場合のイングランド銀行の方針についても質問される可能性があり、市場は注目するでしょう。

GMT1330には、米10月住宅着工件数、及び米10月建設許可件数が発表されます。外国為替市場に影響する指標ではありませんが、利上げは住宅市場にとってネガティブな要因となる為、市場が注目する可能性があります。

昨日に発表された米11月NAHB住宅市場指数は、過去4年半で最大の下落幅を記録した為、本日の住宅市場関連指標にはより注目が集まるでしょう。

明日、欧州委員会はユーロ圏内の財政案の草案に関する報告を公表する予定です。イタリアがEUの財政案のルールに反していることが指摘されるでしょう。

本日には、NZ世界乳製品取引価格指数が発表され、NZドル相場を動かす要因となるでしょう。

GMT2130には、米エネルギー省が米原油在庫を発表します。

XMテクニカル分析: GBPUSDは短期的弱気相場の見通し

 

GBPUSDは先週に8月中旬以来の安値1.2693ドル付近まで下落後、その後若干回復しました。MACDは引き続きトリガーラインを下回って推移ししていることから、短期的弱気相場の兆しが見られます。

しかしながら、ストキャスティックスでは、%Kが%Dを上抜けていることから、超短期的上昇相場の初期兆候が現れています。

カーニー総裁の楽観的発言、或いはEU離脱問題のポジティブな展開は、GBPUSDを上昇させるでしょう。この場合、前回の安値1.2921ドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。

1.2921を上抜けた場合、100日平均線上の1.3005ドル付近が視野に入るでしょう。その上には、1.3042ドルと1.3048ドルも控えています。一段と上昇した場合、1.31ドルを試す展開となるでしょう。

反対に、カーニー総裁のハト派的発言、或いはEU離脱問題の先行き不透明感の一段の上昇は、GBPUSDを下落させるでしょう。この場合、1.2784ドル付近がサポートゾーンとして機能するでしょう。

一段と下落した場合、8月中旬以来の安値1.2693ドル付近が視野に入るでしょう。そのすぐ下には、1年以上ぶり安値1.2661ドルが控えています。

 

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