XMFX-米ドル高でゴールド安、EU離脱問題と伊予算案でポンドとユーロ下落

XMFX-米ドル高でゴールド安、EU離脱問題と伊予算案でポンドとユーロ下落

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは、先週金曜日の上昇幅を拡大させ、16か月ぶり高水準まで上昇しました。原油安継続により、カナダドルが下落しました。

株式市場: 先週金曜日の米株式市場は、大幅に下落しました。

ダウ工業株30種は0.77%、S&P総合500種は0.92%、ナスダック指数は1.65%下落しました。アップル、アマゾン、アルファベット、マイクロソフト、及びフェイスブックの株価下落が、ナスダック指数を急落させました。

アジア株式市場では、大きな動きは見られませんでした。

欧州株式市場では、主要株価先物指数が上昇してのオープンを示しています。

ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数の株価先物指数は、それぞれ0.2%、0.3%と0.6%上昇して推移していました。

コモディティ:先週金曜日に約8か月ぶり安値59.26ドルまで急落したWTI原油先物は、本日には1.5%上昇した61.10ドルまで回復しました。原油価格回復の背景には、OPEC加盟国による翌年度の減産検討があります。

特に、主要原油産出国であるサウジアラビアは、12月からの減産も公表しています。ブレント原油先物は、2.0%上昇した71.58ドルまで上昇しました。

ゴールドは0.25%下落した1206.16ドルで取引されていました。

FX主要な動き: 米ドルインデックスは16か月ぶり高水準、EU離脱問題の不透明感でポンド急落

 

本日前半の米ドルインデックスは、16か月ぶり高水準まで上昇しました。しかしながら、米ドル高となる主要な要因は見られず、ポンドとユーロの下落が米ドルを押し上げた模様です。

乱高下する市場での米ドルの上昇は、米ドルがどの様な市場でも需要があることを明確にしました。リスクオフの市場では、リスク逃避先として需要が増加し、リスクオンの市場では、他のG10通貨に対しての高い金利により、需要が増加します。

ネガティブなニュースがポンドとユーロの下落を継続させ、米ドルを上昇させました。ポンド/ドルは、先週金曜日の終値から100ピップス以上値下がりして、今週をスタートしました。

ポンド急落の背景には、英メディアがメイ政権の閣僚辞任の可能性を報じたことがありました。メイ首相が閣僚を説得できない場合、辞任した全閣僚や労働党内の反対派議員が反対票を投じる可能性があり、議会承認は非常に困難となるでしょう。

合意観測がより後退する中、ポンドは引き続きEU離脱問題の進展に敏感に反応するでしょう。

EU側はイタリア側に、より「現実的な」経済成長を織り込んだ修正版の予算案を明日までに提出することを求めています。サルビーニ副首相は、EU側はイタリア政府の回答の満足しないだろうと述べました。

一方、先週末に、イタリアメディアはイタリア政府が同意に前向きであると報じました。明日に提出される予算案に、より外交的な方向性が見られた場合、本日にユーロ/ドルを16か月ぶり安値まで押し下げたイタリア予算案の問題は、若干緩和されるでしょう。

本日これからのFX市場: 主要経済指標発表がない中、EU離脱問題、及びイタリア政治情勢に注目

 

本日には主要な経済指標発表が控えていない為、市場の関心は、EU離脱問題、及びイタリア予算案の進展に向けられるでしょう。

EU離脱問題は先週の楽観的見通しから先行き不透明感へ転換し、メイ政権の更なる閣僚辞任の可能性が浮上したことから、ポンド/ドルは先週の高値1.3174ドルから約300ピップ下落して推移しています。

今週に英主要経済指標発表を控える中、ポンドは引き続きEU離脱問題の進展に影響されるでしょう。

修正した予算案の提出期限を明日に控え、ユーロ相場はイタリア予算案の進展に反応するでしょう。現在までの所、イタリア政府は予算案を変更しない姿勢を見せています。

イタリアとEUの対立が深まった場合、短期的にユーロにとってネガティブな要因となるでしょう。

GMT1000には、フランクフルトで開催される21世紀ユーロファイナンスウィークでのオープンニングセレモニーにおいて、ECBのデギンドス副総裁の講演が予定されています。

GMT1930には、FOMCで投票権を持つサンフランシスコ連銀のダリー総裁が、米経済見通しについて発言する予定です。

XMテクニカル分析: EURUSD1年半ぶり安値で短期的弱気相場、RSIは売られ過ぎ水準

EURUSDは、本日に記録した2017年6月以来の安値1.1256ドル付近で推移しています。転換線と基準線が下落し、短期的弱気相場を示しています。下落したRSIも、短期的弱気相場を表しています。

しかしながら、30の売られ過ぎ水準を下回って推移していることから、売られ過ぎが過度に進んだ可能性も示しています。

イタリア予算案をめぐるイタリアとEUの対立の可能性は、EURUSDを一段と下落させるでしょう。この場合、1.12ドル付近がサポートゾーンになるでしょう。

一段と下落した場合、1.11ドルが視野に入るでしょう。

イタリアとEUが建設的な対話の姿勢を示した場合、1.13ドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。この付近には、前回の安値1.1301、及び転換線上の1.1313ドルも控えています。

一段と上昇した場合、1.1352ドルが視野に入るでしょう。その上には、基準線上の1.1376ドル、一目均衡表の雲の底値1.1378ドルと天井値1.1383ドル、50日平均線上の1.1386ドル、及び100日MA上の1.1403ドルが控えています。

 

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