XMFX-英閣僚承認でポンドは荒い値動き継続、英国と米国の小売売上高発表

外国為替市場: 昨日に下落した米ドルインデックスは、本日には殆ど動きがありませんでした。一方、ポンド相場は荒い値動きとなりました。本日、最も堅調推移した通貨は豪ドルでした。
株式市場: 昨日の米株式市場では、株価下落が継続しました。S&P総合500種は0.76%、ダウ工業株30種は0.81%、ナスダック指数は0.90%下落しました。
アジア株式市場では、日経平均株価が大幅な下落となり、香港株式市場は1.75%上昇しました。
欧州株式市場では、主要株価先物指数が上昇してのオープンを示しています。
コモディティ: 昨日の原油価格は回復し、本日も昨日の水準で安定して推移しています。原油相場の安定した動きの背景には、OPECによる減産観測があります。
投機筋による売り注文の決済も、原油価格上昇に繋がりました。
昨日のゴールドは、米ドル安により、大きく上昇しました。1200ドル越えを達成したゴールドは、現在の所、1213ドルで推移しています。
FX主要な動き: EU離脱交渉進展でポンド相場は引き続き乱高下、豪ドル回復
EU離脱問題の進展を受け、昨日のポンド相場は引き続き荒い値動きとなりました。乱高下したポンドは、メイ首相が閣議承認を得たにも関わらず、始値付近で昨日の取引を終了しました。
英議会承認は非常に困難になることが予想されており、EU離脱問題の先行き不透明感が上昇する中、ポンドも不安定な動きになっています。
昨日、585ページに及ぶEU離脱協定の草案が公表されました。本日後半には、英国議会において、メイ首相の草案の詳細に関する質疑応答が予定されています。したがって、ポンド相場は不安定な動きの継続が予想されており、議会内の討論が過熱すると荒い値動き繋がる可能性もあります。
米株価が下落し、ゴールドが上昇した昨日のリスクオフの市場において、予想外にも、NZドルが最も堅調推移した通貨となりました。
本日には、豪雇用統計の強い結果により、豪ドルが堅調推移しました。賃金上昇に加え、豪労働市場の堅調な成長継続が明らかとなり、オーストラリア準備銀行のより楽観的観測への期待が高まりました。
昨日の米ドルに関しては、米10月消費者物価指数の予想を下回る結果に殆ど反応しませんでした。パウエルFRB議長の発言も、目新しい材料がなかった為、米ドルを動かす要因にはなりませんでした。
独第3四半期GDPの脆弱な結果と、イタリア予算案問題の先行き不透明感にも関わらず、昨日のユーロが上昇したことも、米ドルインデックスの低下に繋がりました。
本日これからのFX市場: 米小売売上高と英小売売上高発表;英離脱交渉進展に注目
GMT0930には、英10月小売売上高が発表され、前月比では前月結果からの上昇が予想されています。前年比では、前月結果と同様の3.0%増となる見込みです。
燃料を除くコアの小売売上高は、前月結果の前年比3.2%増から前年比3.3%増への上昇が予想されています。
予想を上回る結果となった場合、ポンド高の要因となるでしょう。小売売上高は、英経済の大きな部分を占める消費を反映すると見なされています。しかしながら、ポンド相場を最も大きく動かす要因は引き続きEU離脱問題の進展になるでしょう。
閣議承認後、メイ首相の次の課題は議会承認になるでしょう。
本日には、米国からも10月小売売上高が発表されます。小売売上高も、自動車を除くコアの小売売上高も、前月比0.5%増が予想されており、前月結果から増加する模様です。
本日には、米週次新規失業保険申請件数、米9月企業在庫、米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、及び米10月輸出入物価指数も発表されます。
GMT1530には、米エネルギー省が米原油在庫を発表します。前回結果の約580万バレル増加に続き、約320バレル増加が予想されており、8週連続での増加となる模様です。
XMFXテクニカル分析: USDJPYは短期的に弱気相場への転換の兆し
USDJPYは、今週月曜日に6週ぶり高値114.20円まで急騰後、下落に転じ、昨日には8日ぶり安値まで値を切り下げました。転換線と基準線の下落、及びRSIの下落は、弱気相場への転換を示しています。
米小売売上高が予想を上回る結果となった場合、USDJPYは上昇するでしょう。この場合、50日平均線上の113.63円がレジスタンスポイントになるでしょう。
この付近には、一目均衡表の天井値113.57円、転換線上の113.65円、基準線上の113.75円、及び最近の高値113.81円が控えています。一段と上昇した場合、今週月曜日の高値114.20円、及び114.54円を試す展開となるでしょう。
米小売売上高が脆弱な結果となった場合、昨日に記録した8日ぶりの安値113.29円がサポートゾーンになるでしょう。
その下には、100日MAと一目均衡表の底値がほぼ交差する113.11円が控えており、この付近には先週の高値112.94と安値112.88円も控えています。一段と下落した場合、112.55円が視野に入るでしょう。
市場のリスクオンとオフの流れも、USDJPYの値動きに影響するでしょう。
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