XMFX-貿易問題で株価下落、カナダ中銀の政策発表に注目

- トランプ大統領の貿易問題に関する発言で株安
- GMT1500に、カナダ中銀の政策発表、より慎重な見解を示す可能性
- NY連銀のウィリアムズ総裁の「緩やかな利上げ」発言で米ドル回復
- 英議会での合意案審議開始で、ポンドは荒い値動き
トランプ大統領の貿易問題に関する発言で株価下落
昨日の米株式市場は急落しました。S&P総合500種は3.24%、ハイテク関連株の多いナスダック指数は3.80%値下がりしました。一方で、リスク逃避先資産の円は、全面高となりました。
市場は米中協定内容の曖昧さを認識していた為、米株式市場開始前には、市場の流れはリスクオフに傾いていました。その後、トランプ大統領が今までの対中強硬姿勢を再開したことにより、株安が加速しました。
トランプ大統領は、「実質的な合意」の可能性に疑問を示し、「覚えているかと思いますが、私は関税マンです」と発言しました。
米株式市場閉場後、今までの発言内容を緩和させる為、トランプ大統領は必ず合意はあるとツイッター上で発言しました。中国の商務部が、米国との協議は「成功した」と公表していることも、本日の市場で、リスクオンが若干回復した要因となっているようです。
米主要株価先物市場は上昇して推移しているものの、本日はブッシュ元大統領の国葬により、米市場は閉場となっています。
カナダ政策金利据え置きの見通し、原油安により、慎重姿勢を示す可能性
GMT1500には、カナダ中央銀行が政策金利を発表します。今回の政策会合での利上げは予想されていない為、市場の関心は翌年1月の利上げの可能性が示唆されるかに向けられるでしょう。
カナダ中央銀行の公表内容に自信が見られるか、見られないかが、カナダ中央銀行による最近の原油安、及び最近の経済指標の脆弱な結果への見解を明らかにするでしょう。原油価格は若干の回復を見せたものの、前回の政策会合時よりも18.5%下回っています。これにより、今後のカナダ経済成長、及び投資への厳しい見通しが浮き彫りとなっています。
カナダ中央銀行が今までの姿勢から、カナダ経済の先行き悪化により、慎重姿勢に転換した場合、カナダドル下落に繋がるでしょう。一方、カナダ中央銀行が、原油安は一過性の現象で政策変更に影響しないことを示した場合、カナダドルは上昇するでしょう。
NY連銀のウィリアムズ総裁の発言で米ドル回復
昨日の米ドルは、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の楽観的発言により、前半の下落幅を回復し、対主要通貨で大幅に上昇して引けました。ウィリアムズ総裁は堅調な米経済を強調し、緩やかな利上げで適切であるとの見解を示しました。
ウィリアムズ総裁の発言は、翌年の利上げ停止への懸念を若干緩和させました。不思議なことは、米経済失速の兆しにより、市場が翌年の一度のみ利上げを織り込んでいることです。
財政刺激策実施の可能性が後退するにつれ、米景気が冷え込み始めるのは当然のことです。FRBは、利上げ停止に関して、具体的な予定は示していません。
EU離脱問題の先行き不透明感上で、ポンドは再び荒い値動き
EU離脱を巡るニュースにより、本日のポンド相場も荒い値動きとなりました。EU司法裁判所の法務官が、英議会の決定次第で、英国はリスボン条約50条発動を撤回することができると明らかにしました。
これにより、昨日のポンドは一時急騰しました。しかしながら、英議会での合意案の審議開始により、ポンドは下落に転じ、終値は下落しました。メイ首相の合意案が議会で否決された場合、英議会がEU離脱交渉に政府よりも大きな力を及ぼすことになるでしょう。
先行き不透明感が上昇する中、英議会での審議期間中のポンド相場は、引き続き上値の重い展開となるでしょう。ポンドに関する限り、英議会がより大きな影響力があることは、必ずしもネガティブな要因ではないようです。
殆どの英議員が比較的中立的な見解を持っている為、合意なき離脱よりも、ノルウェー型の離脱が支持される可能性があります。EUを離脱しない観測が少しでも高まった場合は、ポンドは急騰するでしょう。本日は英国にとって重要な英11月サービス業PMIが発表されます。
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