XMFX-EU離脱交渉の進展でポンド急騰、英サービス業PMI発表

XMFX-EU離脱交渉の進展でポンド急騰、英サービス業PMI発表

外国為替市場: 先週金曜日の米雇用統計の好調な結果で上昇した米ドルは、本日には0.1%低下しました。EU離脱交渉のポジティブなニュースにより、ポンドが急騰しました。

株式市場: 先週金曜日の米株式市場は下落しました。ダウ工業株30種は0.43%は低下し、S&P総合500種は0.63%低下し、ナスダック指数は1.04%低下しました。最近の米中貿易リスクの緩和にも関わらず、貿易問題は依然として先行き不透明となっています。

米平均時給が過去10年で最大の伸びを記録したことにより、米国債利回りが急騰しました。

アジア株式市場では、米株式市場での株安の流れが引き継がれました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ1.55%と1.1%下落しました。香港株式市場は2.05%下落しました。

欧州株式市場では、主要株価先物指数が緩やかに下落してのオープンを示しています。

コモディティ:本日のWTI原油先物は0.4%低下した62.86ドルで、ブレント原油先物は0.2%下落した72.67ドルで取引されました。本日、米国の対イラン制裁の第二弾が発動されました。

制裁は原油高の要因になります。しかしながら、一部の国にはイラン産原油の全面禁輸の適用が除外されたことにより、原油価格を押し下げました。

ゴールドは、1235ドル付近で小幅な値動きとなりました。

FX主要な動き: EU離脱交渉のポジティブな進展でポンド高;米ドルは若干下落

 

本日の米ドルインデックスは0.1%低下しました。先週金曜日の米ドルは、米非農業部門雇用者数の強い結果と、平均時給が2009年4月以来の最大の伸びとなったことにより、上昇しました。

したがって、FRBの利上げ政策は継続する模様です。FF金利先物では、年内4回目となる12月利上げの可能性は81%まで上昇しています。利上げの方針は、今週木曜日のFOMC政策会合でより明らかになるでしょう。

先週金曜日のポンドは対主要通貨で上昇し、ポンド/ドルは2週ぶり高値1.3062ドルまで値を切り上げました。EU離脱交渉の進展のニュースが、ポンドを押し上げました。

特に、英タイムズ紙が、EU側がメイ英首相に譲歩し、英国全体をEUの関税同盟に留め、アイルランド国境のハードボーダーの回避を容認する姿勢があることを報じたことにより、ポンドを急騰させました。

しかしながら、報道内容が確定していないことから、その後のポンドは若干押し戻されました。明日、メイ英首相は英国議会でEU離脱交渉の提案について協議します。ポンドは対ユーロで上昇し、ユーロ/ポンドは0.35%下落しました。

ユーロ/ドルは1.14ドルを若干下回る水準まで下落しました。本日、日銀の黒田総裁がインフレが目標付近まで上昇した場合には、金融を正常化する用意があることを明らかにしたものの、ドル/円は反応を見せず、113.17円で取引されました。

新興国市場では、オフショア人民元に対して下落を継続していた米ドルが0.3%上昇しました。米クドロー国家経済会議委員長は、米中通商協議の早期合意の可能性を否定しました。これにより、本日のアジア株式市場が下落しました。

本日これからのFX市場: 英サービス業PMI、ユーロ圏Sentix投資家信頼感指数、及び米ISM非製造業PMI発表

 

GMT0930には、英10月サービス業PMIが発表され、前月結果の53.9から4月以来の最低水準53.3への鈍化が予想されています。サービス業は英国産業の約80%を占めている為、サービス業PMIは重視される傾向にあるものの、ポンド相場は本指標よりも、EU離脱交渉進展により反応する模様です。

先週と本日前半のEU離脱交渉への楽観的観測により、ポンド/ドルは2週ぶり高値1.3062ドルまで上昇しました。先週前半のポンド/ドルは1.2693ドルの安値で取引されていました。しかしながら、EU離脱交渉進展がより大きく影響するものの、サービス業PMIもポンド相場の短期的見通しを示す材料になるでしょう。

GMT0930には、ユーロ圏11月Sentrix投資家信頼感指数も発表され、6月以来の最低水準10.1への鈍化が予想されています。鈍化の背景には、イタリア予算案やドイツ連立政権への懸念等の政治情勢、及び貿易問題の先行き不透明感があります。

GMT1500には、米10月ISM非製造業PMIが発表され、2008年以来の最高水準となった61.6から59.3への鈍化が予想されています。先週に発表された米10月ISM製造業PMIは、脆弱な結果になったばかりでした。明日には中間選挙が控えている為、米政治情勢も市場の注目を集めるでしょう。

経済指標に加え、株価、及び豪ドル等のリスク通貨を上昇させた貿易問題の進展も、引き続き注視されるでしょう。米国と中国の通商協議合意の観測が高まると、リスクオンの流れが継続するでしょう。

XMFXテクニカル分析: GBPUSDは短期的保ち合い相場の兆し

 

GBPUSDは前半に記録した2週ぶり高値から若干下落したものの、依然として1.30ドル台を上回って推移しています。先週金曜日に、GBPUSDは2か月半ぶり安値1.2693ドルまで急落後、回復を継続しています。

上昇していたRSIは下落に転じ、50の中間線付近を推移していることから、保ち合い相場の兆しを見せています。

英サービス業PMIが予想を上回る結果となった場合、或いはより重要なことに、EU離脱交渉にポジティブな進展が見られた場合、GBPUSDは上昇するでしょう。直近のレジスタンスは、50日平均線上の1.3019ドルと100日平均線上の1.3032ドル付近になるでしょう。一段と上昇した場合、1.31ドル付近が視野に入るでしょう。1.31ドルを上抜けた場合、10月12日の高値1.3257ドルが視野に入るでしょう。

反対に、英経済指標が脆弱な結果、或いは合意なき離脱の可能性が再度高まった場合、前回の安値1.2921ドルがサポートゾーンになるでしょう。一段と下落した場合、過去の安値1.2784ドルが視野に入るでしょう。

1.2784ドルの下には、前月に記録した2か月半ぶり安値1.2693ドル、及び2017年6月以来の安値1.2661ドルが控えています。

 

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