XMFX-FOMCメンバーの発言に注目、ユーロ圏とカナダ消費者物価指数発表

XMFX-FOMCメンバーの発言に注目、ユーロ圏とカナダ消費者物価指数発表

外国為替市場: 本日の米ドルインデックスは、昨日の下げ幅を回復させ、約0.4%上昇しました。NZドル/ドルも大きな動きを見せ、昨夜発表されたNZ経済指標の好調な結果にも関わらず、0.6%下落しました。

株式市場: 昨日の米株式市場には強弱混合の動きが見られ、リスク選好ムードは依然として不安定であることが示されました。ダウ工業株30種は0.7%上昇しましたが、S&P総合500種は僅か0.1%上昇したにすぎませんでした。

ナスダック指数は0.4%下落し、4日連続での下落となりました。ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数の先物指数は現在の所、上昇して推移しており、本日の米株式市場は上昇してスタートする可能性があります。

アジア株式市場に関しては、全面的に堅調推移しました。日経平均株価とトピックスの終値は、それぞれ0.7%と0.8%上昇しました。香港株式市場は1.0%上昇しました。

欧州市場に関しては、主要な株式指数の先物指数は上昇して推移していました。

コモディティ: エネルギー市場に関しては、原油価格が下落しました。

本日のWTI原油先物とブレント原油先物は共に、昨日発表された米原油在庫の予想外の低下による上昇を全て失い、0.2%下落しました。本日、オイルトレーダーは、米原油生産増加の継続を見極める為に、米ベーカーヒューズ社のリグ稼働数に注目するでしょう。

ゴールド価格は約0.4%下落し、直近では1オンス1327ドル付近で推移していました。最近はゴールド価格に影響する地政学的要因がない為、ゴールド価格は米ドルに値動きに影響されています。

 

FX主要な動き: FOMCメンバーの発言控え米ドル荒い値動き、ECB議事録でよりタカ派的見解へ

本日の米ドルは昨日の下げ幅の一部を回復し、上昇しました。今週水曜日にFOMC議事録が発表されて以来、米ドルの荒い値動きが継続しており、市場が米経済政策の見通しについて依然として決めかねていることを示しているようです。

議事録は楽観的な内容となり、年内4回の利上げ観測も浮上し、昨日にはFOMCメンバーが市場の期待を抑えるために発言したほどです。

昨日、本年度にFOMCで投票権を持たないセントルイス連銀のブラード総裁は、年内4回の利上げは多すぎ、4回の利上げ実現には全てが順調に進む必要があると発言し、4回の利上げ観測を後退させました。

ブラード総裁はハト派として知られています。しかしながら、より中立的と見なされているダラス連銀のカプラン総裁も年内4回利上げには慎重な姿勢を見せました。カプラン総裁は、経済指標結果がカプラン総裁自身の予想を上回る結果となった場合のみ、年内3回利上げの見解を変更すると述べました。

本日には主要な米経済指標の発表が控えていない為、米ドルは方向性を求めて、FOMCメンバーの発言を注視するでしょう。本日には、ニューヨーク連銀のダドリー総裁、ボストン連銀のローゼングレン総裁、クリーヴランド連銀のメスター総裁、及びサンフランシスコ連銀のウィリアムス総裁の発言が控えています。

ローゼングレン総裁以外の3名のFOMCメンバーは、本年度にFOMCで投票権を持っています。賃金上昇ペースが速くなる中、3月利上げと年内4回の利上げの可能性に見極める為に、市場はFOMCメンバーの発言に注目するでしょう。

昨日発表されたECBの議事録では、複数のメンバーが早くも1月の政策会合時に量的緩和に関するフォワードガイダンスの変更に意欲的であったことが明らかとなりました。

これにより、3月の政策会合では、よりタカ派的文言が使用される可能性が高くなりました。議事録の発表を受けて、ユーロ/ドルは上昇しました。しかしながら、その数分後には、全ての上昇幅を失っただけでなく、一段と下落しました。

その他の通貨では、昨日発表されたカナダ12月小売売上高の脆弱な結果により、カナダドルが一時下落しました。コアでの小売売上高は市場予想の前月比0.3%増に対して、前月比1.8%減となり、2017年にカナダ経済が軟調気味に終了した観測が浮上しました。

NZ第4四半期小売売上高の予想外に好調な結果にも関わらず、本日のNZドル/ドルは0.6%以上下落しました。米ドルの回復を受けて、豪ドル/ドルは0.4%下落しました。

本日これからのFX市場: ユーロ圏とカナダ消費者物価指数発表、英EU離脱問題の進展に注目

本日最も注目を集める経済指標は、ユーロ圏とカナダの消費者物価指数になるでしょう。

ユーロ圏1月消費者物価指数・改定値は、GMT1000に発表されます。前年比では1.3%増が予想され、前回結果から若干鈍化する模様です。前月比では、0.9%減が予想されています。コアでのインフレにも注目が集まるでしょう。

ユーロ圏の物価は1月に下落する傾向があるため、今後のECBの方針決定において、市場は重視しない可能性があります。

カナダ1月消費者物価指数は、GMT1330に発表されます。前年比では、前回結果の1.9%増から1.4%増への鈍化が予想されています。カナダ中央銀行の年率2%インフレ目標(目標レンジ1-3%内)を設定しています。インフレとコアでのインフレ結果は、カナダ中央銀行の今後の政策決定時に使用されます。カナダドルの値動きに注目が集まるでしょう。指標結果が予想外に好調な結果となった場合、追加利上げ観測が上昇し、カナダドルを押し上げるでしょう。

メイ英首相と閣僚はEU離脱後の通商関係を巡る協議に入り、市場の注目を集めるでしょう。今まで、ポンドはEU離脱に関する進展に非常に敏感に反応しています。

その他の政治に関するニュースでは、トランプ米大統領とターンブル豪首相の首脳会談も注目されるでしょう。トランプ大統領は、オーストラリアの中国依存型貿易を変えさせ、中国による豪経済への影響を弱める為に、オーストラリアの関係強化に努めることが予想されます。

政策担当者による発言に関しては、GMT1200には、イングランド銀行のラムスデン副総裁が生産性と経済のバランス回復に関する質疑応答に参加予定です。GMT1515には、ニューヨーク連銀のダドリー総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が金融政策について発言します。ダドリー総裁はFOMCでの永続的な投票権を持っていますが、ローゼングレン総裁は2018年度はFOMCでの投票権を持っていません。

ECBのクーレ専務理事が、2019年度米金融政策フォーラムにおいて講演を行う予定です。GMT1830には、クリーヴランド連銀のメスター総裁が、「金融政策の目標における再考察」と題された質疑応答に参加予定です。

GMT2040には、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が、米経済見通しと金融政策についての講演を行う予定です。

オイルトレーダーは、GMT1800に発表される米ベーカーヒューズ社のリグ稼働数に注目するでしょう。

株式市場に関しては、米企業の四半期決算発表が引き続き注目を集めるでしょう。

 

XMテクニカル分析: カナダ消費者物価指数控え、USDCADの強気相場後退気味

昨日、USDCADは2か月ぶり高値1.2755カナダドルまで上昇しました。転換線と基準線はポジティブに推移し、強気相場を示しています。

しかしながら、基準線が平坦化し、短期的な上昇勢いが失いつつある兆しが見られます。RSIも50を上回っているものの、上昇が止まり、横ばい推移していることから、同様の兆しを示しています。

カナダ消費者物価指数が予想を上回る結果となった場合、USDCADは下落するでしょう。現在の所、転換線上の1.2713カナダドルから1.2686ドルにかけてがサポートラインになるでしょう。一段と下落した場合、基準線上の1.2641ドル付近が視野に入るでしょう。

反対に、カナダ消費者物価指数が予想を下回る結果となった場合、USDCADの上昇の勢いは加速するでしょう。この場合、昨日の高値1.2755カナダドル付近がレジスタンスとして機能するでしょう。

 

 

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