XMFX-FOMC議事録後の米ドル上昇継続、英GDPとECB議事録発表

XMFX-FOMC議事録後の米ドル上昇継続、英GDPとECB議事録発表

 

外国為替市場:昨日、FOMC議事録が楽観的な内容となったことにより米ドルインデックスは大きく上昇した後、本日には0.2%上昇しました。米ドルは、議事録発表後に数年ぶり高水準まで上昇した米国債利回りに追随して上昇しました。

株式市場: FOMC議事録発表後、米株式市場は下落しました。

速いペースでの利上げと国債利回り上昇観測がリスク選好ムードを後退させました。ダウ工業株30種は0.7%、S&P総合500種は0.6%下落しました。ナスダック指数の下落は0.2%にとどまりました。現在、ダウ工業株30種、S&P総合500種、及びナスダック指数の先物指数は下落して推移しており、株式市場の荒い値動きは当面の間、継続する模様です。

米株式市場に続き、アジア株式市場も下落しました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ1.1%と0.9%下落しました。香港株式市場は1.3%下落しました。例外は、旧正月休暇明けの中国市場で、大きく上昇しました。

欧州市場に関しては、主要な先物指数が下落して推移しています。

コモディティ: 米ドル回復により、原油価格が下落しました。昨日発表された米石油協会の原油在庫が予想以上に低下したにも関わらず、WTI原油先物が約1.1%下落し、ブレント原油先物が0.9%下落しました。

本日、米エネルギー省が発表する米原油在庫に市場の関心が集まるでしょう。米ドル上昇により、ゴールド価格は0.2%下落し、1オンス1321ドル付近で推移していました。

 

FX主要な動き: FOMC議事録後の米ドル上昇、BOEは賃金上昇予測を示す

昨日発表されたFOMC議事録では、あらゆる面において、より楽観的な見解が示されました。米経済成長に関しては、殆どのFOMCメンバーが、最近の経済指標結果により、想定よりも力強い成長見通しであると判断しました。

インフレに関しては、殆どのFOMCメンバーが本年度には上昇し、中期的に目標である2%付近で安定するとの見方を示しました。しかしながら、インフレ上昇見通しに懸念を示したメンバーもいました。

政策会合が1月平均賃金の大幅な上昇と予想を上回るインフレ結果発表前に開催されたにも関わらず、FOMC議事録では、FRBが米経済に自信を強めていることが浮き彫りになりました。

議事録により、年内4回の利上げの可能性が浮上しました。米経済が堅調な成長を継続する場合、早くも3月利上げの可能性があります。議事録発表時に低調推移していた米ドルは、議事録発表の数時間後には、下げ幅の全てを回復し、一段と上昇しました。

米ドル回復にも関わらず、米財政赤字拡大と米財務増加のリスクにより、米ドル安への懸念は根強く残っています。米ドルの下落基調が転換するには、FOMC議事録での楽観的な見解以上の上昇材料が必要となるでしょう。

そのため、翌週に控えるパウエル新FRB議長の議会証言が注視されるでしょう。新FRB議長の発言は、FRBの今後の方針だけでなく、米ドルの全体的な方向性を示すことになるでしょう。

昨日のポンド/ドルは、経済指標発表とイングランド銀行メンバーの発言により大きく動きました。英失業率が予想外に上昇したことにより、ポンドは一時下落しました。

しかしながら、賃金上昇スピードに改善が見られました。イングランド銀行のカーニー総裁と他のメンバーがインフレレポートに関する質疑応答に参加しました。質疑応答での殆どのコメントは直近の政策会合の内容と重複しましたが、新たな点として、賃金上昇がまもなく3%に到達する見通しが示されました。

本日これからのFX市場:  GDPECB議事録、米週次新規失業保険申請件数、カナダ小売売上高発表

本日は、主要な経済指標発表が多数控えています。

GMT0900には、独2月Ifo景況指数が発表され、前月結果からの鈍化が予想されています。

GMT0930には、英第4四半期GDP・改定値が発表されます。前回結果と同じ前期比0.3%増と前年比1.5%増が予想されています。同時刻には、英第4四半期企業投資も発表されます。

GMT1100には、英2月CBI流通業売上高が発表されます。

GMT1230には、ECBが1月の政策会合時の議事録を公表します。12月政策会合時の議事録は市場の予想よりもタカ派的内容となり、市場を驚かせ、ユーロが急騰しました。本日発表される議事録内容において、タカ派的姿勢を維持され、ユーロ高に繋がるかが注目されるでしょう。

GMT1330には、米週次新規失業保険申請件数が発表されます。労働市場の健全性を示す基準となる30万件数を依然として下回り、前回結果と同じ23万件となる模様です。

GMT1330に発表されるカナダ12月小売売上高は注目されるでしょう。ニュージーランドからもGMT2145に第4四半期小売売上高が発表され、NZドルの値動きが注視されるでしょう。

GMT0930には、フランクフルトで開催される欧州銀行連盟の会合において、ECBのメルシュ理事が講演を行う予定です。GMT1500には、FOMCで永続的な投票権を持つニューヨーク連銀のダドリー総裁が、プエルトリコとヴァージン諸島へのハリケーン、イルマとマリアの経済的影響に関する会議に出席予定です。

GMT1710には、2018年度にFOMCで投票権を持つアトランタ連銀のボスティック総裁が銀行について発言する予定です。GMT2030には、2018年度にFOMCで投票権を持たないダラス連銀のカプラン総裁がNAFTAに関する質疑応答に参加する予定です。

GMT1600には、米エネルギー省が米原油在庫とガソリン在庫を発表します。原油在庫は4週連続の増加が予想されています。

 

XMFXテクニカル分析: WTI原油先物1週間ぶり安値、RSI下げ止まり

現在、WTI原油先物は、本日前半に記録した1週間ぶり安値60.72ドルからさほど遠くない付近で推移しています。しかしながら、RSIは下げ止まり、横ばい推移し、ほぼ保ち合い相場を示しつつあります。

本日発表される米原油在庫に予想よりも少ない増加が見られた場合、WTI原油先物が上昇する可能性があります。この場合、20日平均線上の61.65ドルがレジスタンスとして機能するでしょう。一段と下落した場合、100日MA上の62.11ドルが視野に入るでしょう。

反対に、原油在庫が予想よりも増加した場合、WTI原油先物は下落するでしょう。

50日MA上の60.76ドルがサポートポイントになるでしょう。ボリンジャーバンドの下方線は50日MAと同様の動きをしています。一段と下落した場合、心理的節目となる可能性がある60ドル台が視野に入るでしょう。

 

 

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